革靴

【お客様との会話の中で生まれる喜びと探求心を大切に】株式会社プレステージシューズ 川野 舞さん

靴磨き女子部が様々な職種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。今回は、株式会社プレステージシューズで販売とサービスメンテナンスをご担当されている、川野 舞(かわの まい)さんにご自身のお話と、トレーディングポスト銀座店のご紹介をしていただきました。

株式会社プレステージシューズ 川野舞さん

― まず、トレーディングポストとはどんなお店ですか?

トレーディングポストは、1984年に「日本に知られていない海外の優れた靴を紹介するセレクトショップ」をコンセプトにスタートしました。

「レザーシューズを履く文化を日本に定着させる」「時代と共に進化する革製品の今を積極的にご紹介する」提案型セレクトショップです。 『Crockett&Jones』『Tricker’s』といった、知る人ぞ知るOEMメーカーをいち早く日本にご紹介。その後も『CARMINA』や『GAZIANO&GIRLING』など世界各地の良質なレザーシューズ及び周辺アイテムの展開をおこなっています。さらに、集積されたノウハウを最大限に生かしオリジナルシューズの開発につなげています。

フィッティングの面においては、人に個性があるように足型にも感覚にも個性があります。お客様一人一人と誠実に対話させて頂き、足型のみならずお客様のライフスタイルに合わせた靴選びやフィッティングのお手伝いから、ご購入後のリペア、メンテナンスまで、ご要望に寄り添ったご提案をおこなっています。

そして、レザーシューズや、それにまつわる文化をお伝えすることで、みなさま一人一人の生活をより豊かなものにするよう、「本当に良い靴」を見つけることができるセレクトショップを目指していきます。

― 川野さんが、今のお仕事をするようになった経緯を教えて下さい。

元々は業界紙専門の新聞社で事務職をしていましたが二十代半ばで接客販売の仕事へ転向しました。内向的な性格を変える為の荒療治的な転職でしたが、おかげさまで様々なご縁をいただく機会も増えました。(株)プレステージシューズへ入社してからは、渋谷の路面店や百貨店の紳士靴売り場で革靴の販売を担当させていただいております。

― 路面店や百貨店など売場でのお仕事を通して、川野さんの一番のやりがいは何ですか?

購入後の再来店時や修理後のお磨きをかけた靴に対して、お客様から感謝を伝えられた時にやりがいを感じます。また、接客の中でお客様が徐々に心を開いてくださるのがわかった時も嬉しいです。

都内数店舗に配属経験があるのですが、全部のお店にお買い物に来てくださるお客さまもいらっしゃり、とてもありがたい限りです。

革靴歴の長いお客様のお話を伺えるのは面白いですし、知識欲を刺激されます。革靴は奥が深すぎてまだまだ知らないことが多く、勉強しがいがある点もやりがいに繋がっています。

― トレーディングポストさんではたくさんの靴を取り扱われていますが、川野さんの好きな靴のブランドはありますか?

お客様へ取扱ブランド靴のおススメをするとき、お客様と一緒に靴を選ばせていただいているときなど、次々に良いところばかり見つかるので全部好きと言えます。

トレーディングポストオリジナルやクロケット&ジョーンズ、カルミーナ、オリエンタルもそれぞれ素敵ですが、あえて好きなブランドとして選ぶなら、サンダースアレンエドモンズでしょうか。おおらかでふくよかな作りが個人的に好みです。

履いていて褒められることが多いのはカルミーナなので、もちろんカルミーナも好きです。一見すると女性的な雰囲気があり可愛いのですが、履くと「カッコイイ」と言っていただけるしっかりと作られた靴です。

「カルミーナ」 のダブルモンクストラップシューズ

― 川野さんの一番のお気に入りの靴、レザーアイテムは何ですか?お気に入りの理由や、思い出、またその靴にまつわるエピソードがあれば教えて下さい。

トリッカーズのカントリーブーツです。

トリッカーズのカントリーブーツ

履き始めは固くて痛かったのですが、M.MOWBRAY(エム・モゥブレィ)のリッチデリケートクリームをメンテナンス時や履くたびに塗り込んでいたらすごく柔らかくなり今や手持ちの中でいちばん楽に履ける靴になりました。

趣味の登山で、1000m以下の山ならトリッカーズを履いて割と荒く登っています。しかし革がしなやかになっているせいなのか、目立つキズがあまり付いてないな、と最近気づきました。

― 足元やファッションでこだわりはありますか?

サイズ感など全体のバランスを見ることです。体型的に市販の服のサイズが合わないこともあるので、よくリサイズして着用しています。ミシンの直線縫いだけで出来る範囲の簡単な服は作ることもあります。

深く考えた事はなかったですが、手持ちの服が簡単な刺繍を施したりチャームを足したりと、リサイズ以外にも少し手を加えてから着ているものが多いことに気づきました。このようなところはこだわりと言えるかもしれません。

気を抜くと好きな物を詰め込んでゴチャゴチャしがちなので、なるべく仕上がりがシンプルに見えるように気を付けています。

足元は個人的にボリュームがあった方が見た目にも履き心地的にも安心するので、靴はやや楽なサイズを選んで調整して履くことが多いです。プリンセスハーフレザータンパッドなどのインソール(中敷き)が、とても便利なので活用させていただいております。

― 普段、靴、レザーアイテムのお手入れはしていますか?

自分の靴に対してはもちろんですが、お店でお預かりした修理靴の仕上げにサービスでお磨きをかけてお返ししているので、靴をお手入れする回数は多い方だと思います。

靴の状態を見て最善の方法を選んで磨いていくと、使い込まれた靴が生まれ変わったように綺麗になっていく過程は見ていて楽しいです。磨き終えた修理靴はお渡しの際に喜んでいただけることも多く、嬉しい満足感に繋がる好きな作業のひとつです。

メンテナンスする上で、磨くと綺麗に応えてくれる状態に革が保たれていることは理想的なので基本のケア方法を革靴ご購入の際にお伝えしています。

【好きなケアアイテム】

リッチデリケートクリーム / トレーディングポストオリジナル靴クリーム

M.MOWBRAY プレステージ リッチデリケートクリーム(写真左)

仕上がりの理想により使い分けますが、革靴をより履きやすくし、潤いを持たせるために出番が多いクリームです。

・パーフェクトナチュラルクリーム(写真右)

トレーディングポストオリジナルで作っていただいているクリームです。革に優しく浸透しているのが分かります。香りも良く、気持ち的にもより丁寧に靴磨きが出来るので好きです。艶の出方が上品な点もポイントのためオススメです。

SANOHATA BRUSHブラシ

SANOHATA BRUSH(豚毛)

お店でも使っています。使い込んだものはブラシとしてしっかり育っているので、都度クリームを足さなくてもサッとひと磨きで靴に艶が蘇るのが面白いです。

― おすすめの靴やアイテム、または挑戦したい靴やアイテムを是非ご紹介下さい。

トレーディングポストではメンズシューズをたくさん扱っていますが、選び抜かれたレディースシューズのご用意もあります。

「カルミーナ」 サイドエラスティックシューズ
「カルミーナ」 真っ白なグルカサンダル

「カルミーナ」 レディース限定カラーPOMPEI色のブーツ

「クロケット&ジョーンズ」 リボンレースがアクセントのブローグシューズ〈ALICE〉
「カルミーナ」 リザードとカーフのコンビシューズ

スエードやエキゾチックレザーはケア方法が気になるところですが、そこは定期的にお店で開催させていただいているR&D靴磨きイベントで疑問は解消されると思います!

トレーディングポスト銀座店では次回10月に開催を予定しておりますので、銀座へお越しの際は是非お立ち寄りください。

これら以外にも、トレーディングポストでは展開店舗限定でガジアーノ&ガーリングやエドワードグリーンなど、革靴好きな方に自信を持ってオススメできるブランドのレディースモデルも特別にご案内できます。

とても希少な数量のご用意なのでご興味ある方は是非お問い合わせ・ご来店をお待ちしております!

 ー 川野さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。

ぜひ、レディースの革靴や新作も豊富に揃っているトレーディングポスト銀座店に行ってみてください。


トレーディングポストレディース公式Instagram @tradingpost_ladies
トレーディングポストオフィシャルInstagram @tradingpost_official

2022-09-27 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

【エナメル靴ケア】ツヤをキープするコツは?【Repetto】

お気に入りの靴を大事に、長く履きたい。

靴のお手入れが必要なのは、わかってはいるけど、 実際にどうお手入れしたらいいいんだろう? というご相談を多くいただきます。

“靴や革製品のお手入れ”のお悩みを靴磨き女子部がリアルにお手入れする作業例をご紹介する「シューケアレシピ」シリーズです。



今回お手入れするのは、スタッフ私物のRepetto(レペット)のMary-Jane Rose

靴の素材は、「エナメル」です。部分的に付着した「汚れ」が気になりますが、靴の状態はキレイです。

Repetto(レペット)Mary-Jane Rose
ヒール部分、白い汚れが付着


今回ご紹介するお手入れ方法、こんな方におすすめです◎

・新しく手に入れたエナメル靴をプレメンテしたい。

※プレメンテ(=プレメンテナンス)とは、靴を履きおろす前に行う、お手入れのことです。

・エナメルに付着した汚れをキレイに落としたい。

・エナメルをツヤツヤに仕上げたい


エナメル靴のお手入れ|使用するアイテム

エナメルケアセット


エナメル靴に必要なケア用品がまとまっている「エナメルケアセット」を使用します。

〈セット内容〉

 ├ ブラシ(馬毛)

 ├ 布

 ├ エナメル用ローション(汚れ落とし・ツヤ出し)

 ├ グローブクロス(乾拭き用)

お手入れの手順

その1|ホコリを落とす

ブラシ(馬毛)を使って、靴に付着したホコリや汚れをブラシで払います。ヒール周りや、履きジワの間には、ホコリが溜まりやすい箇所。細かい部分もチェックしてみてください。


その2|エナメル用ローション

柔らかい布に、エナメル専用のローションを取ります。
布にローションを染み込ませるように、馴染ませます。

エナメル靴に、靴全体に塗り広げるように磨いていきます。

汚れている部分を見つけたら、丁寧に拭き取ります。

【汚れている部分】Before

【汚れている部分】After

その3|乾拭き

グローブクロスを使って、表面に残ったエナメルローションを拭き上げます。
靴表面がさらさら、つるつるの状態になりました。

よく乾拭きして、ベタつきが残っていない状態にしておくことが大切。汚れが落ちて綺麗になった後でも、靴の表面にベタつきが残っている場合は、ホコリや汚れが付着しやすくなってしまうからです。

まとめ

いかがだったでしょうか?エナメル靴は、簡単な3ステップでお手入れが可能です。こまめなお手入れで、エナメルの魅力でもあるつやつやな光沢を維持しやすいです!気になった方は、ぜひお試しください。

それでは、次回のシューケアレシピもお楽しみに。

 

 

2022-08-03 | Posted in SHOECARE RECIPEComments Closed 

 

【大好きな靴にかかわる仕事がしたい!想い叶えた】トレーディングポスト大阪店 高橋恵美さん


靴磨き女子部が様々な職種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。
今回は、株式会社プレステージシューズ【 トレーディングポスト大阪店 】でレディースMDと販売をご担当されている、
高橋恵美 さんにお話を伺いました。

高橋恵美さん

― まず、トレーディングポストとはどんなお店ですか?


トレーディングポストは、1984年に「日本に知られていない海外の優れた靴を紹介するセレクトショップ」をコンセプトにスタートしました。

「レザーシューズを履く文化を日本に定着させる」「時代と共に進化する革製品の今を積極的にご紹介する」提案型セレクトショップです。 『Crockett&Jones』『Tricker’s』といった、知る人ぞ知るOEMメーカーをいち早く日本にご紹介。

その後も『CARMINA』や『GAZIANO&GIRLING』など世界各地の良質なレザーシューズ及び周辺アイテムの展開をおこなっています。さらに、集積されたノウハウを最大限に生かしオリジナルシューズの開発につなげています。

フィッティングの面においては、人に個性があるように足型にも感覚にも個性があります。お客様一人一人と誠実に対話させて頂き、足型のみならずお客様のライフスタイルに合わせた靴選びやフィッティングのお手伝いから、ご購入後のリペア、メンテナンスまで、ご要望に寄り添ったご提案をおこなっています。

そして、レザーシューズや、それにまつわる文化をお伝えすることで、みなさま一人一人の生活をより豊かなものにするよう、「本当に良い靴」を見つけることができるセレクトショップを目指していきます。

トレーディングポスト店内

―高橋さんが、今のお仕事をするようになった経緯を教えて下さい。


ファッションが好きなんです。ファッションの中で特に「靴」が自分にとって特別な位置づけで、「靴」の中でも、メンズシューズやメンズライクなタイプが昔から好き。「靴に関わる仕事をしたかった。」 という想いが、今の仕事をするきっかけです。その想いが実現し、現在の仕事に至ります。

― 「好きなことを仕事に」を形にされていらっしゃるんですね!靴が大好きということは、お気に入りの靴もきっとたくさんお持ちですよね?

メンズシューズも履くので、山ほどあります!好きな靴のブランド…いっぱいあります。どのブランドなのか、どのような製法でつくられているかも気になりますが、その靴の革質やバランスが好きかどうかです。

自店で扱っていなくても好きなブランドいっぱいあります。お気に入りの靴は、たくさんありすぎて…それぞれにいいところがあるので、どれにも愛着がわきます。

20年以上前はメンズライクなレディース靴はなかなか見つからなくて、いろいろ探し回りました。それでも、少なかったのでメンズシューズやサイズの合う靴を履いていました。今は、ファッション的にもメンズ・レディースの境が緩く、ユニセックスのブランドも増えてきたので、昔より自由にファッションを楽しめますね。

― 足元やファッションでの“自分らしさ”や“こだわり”はありますか?

言葉にするのは難しいですが、自分の中での「好き」な軸があって、そこにチョイチョイっとその時の気分を足していく感じです。自分らしいスタイリングの〆はなんといっても「靴」!
「靴」がトータルバランスの決め手です!メンズのファッションは参考になります。

― 「靴」がトータルバランスの決め手!納得です。

― 革靴好きな方へ向けた、トレーディングポストでおすすめの靴を教えてください!

おすすめの靴、いっぱいあります!
トレーディングポストでしか手に入らないメーカーや、別注モデルは特におススメ。エドワードグリーンのレディースは、イギリスとパリの直営店と、日本ではトレーディングポストのみの取り扱いです。

エドワードグリーン レディース

クロケット&ジョーンズにも、デザインの別注もお願いしてます

クロケット&ジョーンズ
オリエンタルローファー
左|トリッカーズ モンキーブーツ ・ 右|エシュン

― たくさんの靴をお持ちの高橋さん、靴磨きもお好きですか?

靴磨きは大好きです。革は磨けば応えてくれるので楽しんでお手入れしています。ケア用品も、ブランドによって特徴があるので、靴の状態によって使い分けをしています。

左|M.MOWBRAY シルキーレザーグローブ ・ 右|紗乃織ブラシ 馬毛たてがみ

M.MOWBRAY(エム・モゥブレィ)のアイテムで、シルキーレザーグローブ紗乃織ブラシの馬毛たてがみは、基本のケア用品にプラスして持っておきたいと思います。おすすめです。

― 靴のケアをするにあたって気を付けていることはどんなことでしょう?


「靴を長く履いていくためにお手入れをする」という事です。なので、過剰にケアをして過保護にしないように、革の状態を見ながら適したケアを心掛けています。仕上げも、靴それぞれに合うようにしています。例えば、靴のカテゴリーやTPOに合わせて、ピッカピカにハイシャインしたり、ごくごく自然に仕上げたり…「磨く事」は楽しいですが、やっぱり靴は道具だと思っているので、道具として快適に使えるように付き合っていきたいです。

― 最後に、今後の展望をお聞かせください。

もっと多くの方々に革靴の良さを知って頂いて、好きになってもらえるように…という想いを込めて、今後も色々な商品をメーカーさんと一緒に作っていきたいと思っています。

高橋さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。
.

.

.

.

.


今回高橋さんがお話してくださった中で、印象的だったことは、「お客様と共感できること」が糧になり、そして「“好き”を商品化できること」がやりがいです。という言葉。そして大好きな靴とまっすぐ向き合っている姿です。

ぜひ、レディースの革靴や新作も豊富に揃っているトレーディングポスト大阪店に行ってみてください。


トレーディングポストレディースの公式Instagram  @tradingpost_ladies

トレーディングポストオフィシャルInstagram @tradingpost_official

2022-06-30 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

エナメルがべたべた!そんなことがおきないようにするには? 靴磨き女子部サポーターを募集します!

「エナメルのお手入れ」

と聞くとみなさんどう感じますでしょうか?

・特殊素材でお手入れが複雑そう

・自分でするには難しそう

・・・など、

エナメル革のお手入れにマイナスなイメージを持つ方が多くいらっしゃるように感じます。

しかし、エナメル革の特性さえおさえてしまえば、お手入れは難しいものではないんです!

そもそも、「エナメル」とは何なのか、、、

「パテントレザー」とも呼びます。

革の表面に樹脂等でコーティングを施し、

つややかな光沢感が美しく、手触りはツルっとした状態に仕上げた革のことです。

表面がコーティング加工されているため、光沢・耐水性が強いという特徴があります。

特徴を見るかぎり、頑丈そうなイメージがありますよね。

しかし、

温度、湿度の変化に弱い繊細な革なのです。 温度、湿度が低すぎると、ヒビ割れが起きてしまう可能性があります。

よくエナメルのトラブルで耳にするのが、「ベトつき」です。

ベタベタの原因、それは

高温、多湿による、エナメル表面の樹脂のダメージ、溶解です。

コーティングが解けることによって、ベトつきが生じてしまうのです。

さらに、表面剥離を起こしてしまうことも・・・

一度ヒビ割れ、ベタベタになってしまったエナメルをもとの姿に戻すことは不可能です。

こうならないために!

履いた後のお手入れ、普段の保管方法がとても大切です。

●保管方法

・脱いだらシューキーパーを入れる

・箱に入れず、温度、湿度変化が少ないところで保管

・色移りをしてしまうことがあるため、密着させないように保管

お手入れ方法はいたってシンプルです。

●お手入れ方法

使用するもの

エナメルケアセット

これのみです!

1.ブラシでホコリをおとす

2.ラックパテント(エナメル専用の汚れ落とし、ツヤ出しローション)を付属のコットンにとり、塗布する。

3.グローブクロスで乾拭き

これでお手入れ完了です!

キレイを保つために、ぜひお試しください。

靴磨き女子部サポーターを募集します!

靴磨き女子部サポーターを募集します!

より多くのみなさまにシューケア、レザーケアについて知っていただくために、、、

ぜひご協力をお願いします。

〇インフルエンサー募集内容

・Instagramのアカウントをお持ちの方(フォロワー:1000名~)

・商品提供あり。弊社よりお送りする商品を使用し、月に2投稿 していただきます。

※商品は数種類ご用意しております。その中よりお選びいただきます。

ぜひぜひ、みなさまのご応募お待ちしております!

2022-04-01 | Posted in COLUMNComments Closed 

 

無料で靴磨き知識検定を受けてみませんか?あなたの靴磨き好き度をチェックしてみましょう!

靴磨きや靴に関する啓蒙活動の一環として、
オンラインでの靴磨き知識検定をスタートしました!

 

靴磨き知識検定とは?

株式会社R&Dが理事企業を務める、一般社団法人 日本皮革製品メンテナンス協会による、オンラインで無料で受けることのできる検定です。

靴磨きに関する問題はもちろんのこと、靴の製造や革の種類など幅広い分野からランダムで出題されます。

合格すると靴の用語集や靴紐の通し方など、全5カテゴリーの靴磨き知識テキストをダウンロードすることができます(無料)。

また、会員登録をしてくださった方は「靴磨き知識アドバイザー」として認定され、称号として認定証やオリジナル名刺、携帯型シューホーンから希望の特典が選べます(有料)。

【特典一覧】
・認定証(画像データ):2200円(税込・送料込)
・認定証(証書):2750円(税込・送料込)
・オリジナル名刺:3300円(税込・送料込)
・認定証(画像データ)、オリジナル名刺:4950円(税込・送料込)
・認定証(証書)、オリジナル名刺:5500円(税込・送料込)
・携帯型シューホーン:5500円(税込・送料込)

靴、靴磨きが好きな方や、ファッション、靴について勉強している方、どなたでも検定を受けることができます!

みなさまの靴磨き好き度、チェックしてみませんか?

靴磨き知識検定はこちらから

2022-02-05 | Posted in COLUMNComments Closed 

 

革靴・スニーカー×お気に入り靴下コーデをご紹介-挿し色を取り入れて足元を華やかにー

こんにちは、靴磨き女子部です。
朝、布団から出るまでに時間がかかる季節になりましたね。

寒さ対策は万全に、外に出る時は厚手のアウターが欠かせません。
が、お出かけ前、鏡に映った自分をみると『なんだか暗いかも?』
冬のコーディネートは合わせやすい黒などの重ための色が主役になるため、全体的に暗い印象になってしまうのかもしれません。

そこでオススメなのが『靴下に挿し色』を持ってくるコーディネートです。
靴磨き女子部Instagramでは、おすすめのコーディネートを日々更新中!
今回はその中から”冬に映える”組み合わせをご紹介します。

 

かっちり靴×赤 遊び心たっぷりコーデ
メンズライクな黒の革靴に、パキッと鮮やかな赤い靴下を合わせました。
赤い靴下は後ろから見るとネイビーのハートが縦に並んでいるデザイン。
(※カバー画像の靴下も同じものです!)
後ろ姿にも遊び心を! 

 

かっちり靴×ボルドー ハンサムレディコーデ
こちらもメンズライクな革靴にカラー靴下を合わせたタイプ。
鮮やかな赤と打って変わって、こっくりした深めの色はこの時期ならではの季節感を演出します。

 

スニーカー×黄色
定番のシンプルな黒のハイカットに黄色の靴下を合わせたコーディネート。
ハイカットからチラッと見える絶妙な丈感がポイントです。
このくらいであれば、ビビットな色使いが苦手な方でも挑戦しやすいのではないでしょうか。

 

いかがでしたか?
寒さ厳しい冬ですが、
靴下選びから始める『足元のおしゃれ』を
楽しんでみてはいかがでしょうか。

2021-12-13 | Posted in COLUMNComments Closed 

 

「日本中に足元からハッピーを届ける」元警察官のシューシャイナー 【いとの靴磨き屋さん】伊藤 由里絵さん

靴磨き女子部が様々な職種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。

今回は2020年5月にお店「いとの靴磨き屋さん」をオープン、フリーシューシャイナーとして活躍されている伊藤 由里絵さんにお話を伺いました。

 

伊藤 由里絵さん

警察官、白バイ乗りの経歴を持つ。警察官時代に靴磨きの大切さを教えられ、現在はモデル・役者をしながら「いとの靴磨き屋さん」をオープン。「日本中に足元からハッピーを届ける」をモットーに東京都北区王子に拠点を置きフリーで活動中。 (https://itto.themedia.jp/より引用)

元警察官という異色の経歴をお持ちの伊藤さん。

―シューシャイナーの道に進んだ経緯を教えてください。

警察官をしていた時に靴磨きと出会いました。「いい仕事は整った身だしなみから」という教訓があり、靴磨きや制服のアイロンがけが毎日の習慣でした。その時の教えが退職後も身についていて、靴に限らず大切なものは新品の状態を写真に撮って、劣化や汚れ、型崩れ等がないように日々手入れをします。毎日過ごしていると、ちょっとした型崩れや変化になかなか気づかないですよね。写真に残しておくと変化がわかりやすいのでおすすめです。

「ものを大切に」という心がけのなかで、靴磨きについて勉強し始めたところその奥深さに魅了され、どんどんハマっていきました。他の人にも靴磨きのすばらしさ、大切さをもっともっと広めたい!そう思ったのがきっかけです。

―「靴磨き」についての想いを教えてください。

女性がもっと手軽に行えるようなアイテムが増えると嬉しいですね。パッケージデザインがおしゃれなポーチや袋に入った商品のセットみたいなものがあると、個人的にとっても買いたいです!(笑)

例えば化粧品だとクリスマス時期になると各コスメブランドからコフレ(化粧品の詰め合わせ)が出ますが、そのおしゃれなコフレのポーチやボックスを見るだけで毎年ついつい買ってしまうので…。

まだまだ女性には(靴磨きが)浸透していないと思うんです。私をきっかけに、靴磨きに興味を持ってもらえたらいいなと思います。

―ご自身の靴を磨くときの習慣やこだわりはありますか?

帰宅後には必ずブラッシングをして、良い状態を保てるようにしています。茶靴は好きな色味になるように育てています。もともとはミディアムブランなのですが、オレンジっぽい褐色が好きなので、コニャック系の色で塗り込むのがこだわりです。

―中でもお気に入りの靴はありますか?

ジョンロブのアルフォードです。靴磨き職人として活動をスタートしてから初めて買った靴です。高級な靴が似合う女性になるために購入した思い出の一足です。

―モデルのお仕事もされているとのことですが、革靴との合わせ方やファッションのポイントについてお聞かせください。

ファッションはシルエットを重要視しています。

靴をあえて室内の姿見の隣にインテリアすることでコーディネートを考えるとき足元までトータルコーディネートできるようにしています。モデルという仕事柄いろんなジャンルの服や靴を着用しますが、一番綺麗なシルエットになるよう、全体のバランスをよく見ています。

―挑戦したい、または狙っている革靴はありますか?

トリッカーズのカントリーブーツ黒を考えています!他には、サンダースのミリタリーダービーも狙っています。両方とも好きなブランドなんです。甘めのスカートにもパンツスタイルにも、バイクにも合いそう!

―お仕事の中で一番のやりがいは何ですか?

お客様の喜ぶリアクションを直に感じられるところです。

バイクで日本一周をしたという同い年の女の子のブーツをお手入れしたことがとても思い出に残っています。

日本一周中にどしゃぶりに遭ったり転んだりしたため、ブーツの状態ははっきり言ってよくありませんでした。とても汚れた状態で靴紐も千切れかけていたので。それでも丁寧にクリーニングとお手入れをしてお返ししました。そしたら、「捨てようと思っていたけど思い出だから捨てられなくて…またこの靴で走れます!」と言って喜んでいただけたんです!本当に嬉しかったです。

靴には皆さんそれぞれの思い出がたくさん詰まっていて、それを聞きながら靴磨きをすると皆さんの思い出を少しでも共有できた気持ちになり、とても嬉しくなります。

―お客様の目の前でする靴磨き、喜びや笑顔を見られるのはとてもやりがいを感じられそうですが、緊張してしまうことはありませんか?

一人でも多くの方に笑顔を届けること、私自身が明るい存在であることをモットーにしているので、緊張するときもありますが「楽しい気持ち」をお届けできるようにしています。

いつも友達や周りの皆さんと接するなかでたくさんのパワーをもらっているので、私が会う人みんなにもパワーを送ることができるように心がけています。

―伊藤さんご自身について。休日はどのように過ごしていますか?

大好きなラーメンを食べたり、バイクを走らせて温泉に行ったりしています!ラーメンは豚骨と味噌が大好きです。おすすめのお店があったら教えてほしい(笑)今はコロナ禍ということもありなかなかお出かけできませんが、趣味のバイクに乗って遠出するのはとても良いリフレッシュになります!

―最後に、今後の目標について教えてください。

バイクの業界に靴磨きの文化をもっと広めていきたいです。

バイク乗りはレザーとの関わりがとても強いので、ぜひ皆さんにお手入れの楽しさもお伝えしていきたいと思います。

また若い世代にもアプローチをしていくことで、革靴業界を盛り上げていきたいと思っています。

―私たち靴磨き女子部も一緒に、革靴業界・シューケア業界を盛り上げていきたいと思います。伊藤さん、ありがとうございました!

Twitter @itto_chan_rider

Instagram itto_shoes

HP https://itto.themedia.jp

いとの靴磨き屋さん、イベント情報

2021-12-01 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

革靴入門におすすめのブランド3選 おしゃれは足元から

こんにちは。靴磨き女子部です。

「革靴履いてみたいけど、どれがいいんだろう・・・」

そう思っているみなさん。


今回は、これから革靴に挑戦してみたいと思っている方におすすめのブランドとモデルをご紹介します。

【Paraboot(パラブーツ)】


1908年にフランスにて創業した老舗シューズブランドです。
ブランド独自で開発したレザーやソールを使用しており、履き心地はもちろん、雨などにも強いことから天候を気にせず履けるという点は心強いですね。

パラブーツの数あるモデルの中からご紹介するのは、
「シャンボード」というモデルです。
少しぽってりとしたフォルムがかわいらしいレースアップタイプの靴です。
シューレースの先に小花のようなタッセルが付いていて、このタッセルひとつでシックな黒い靴がフェミニンに見えます。
ソールも柔らかめのラバーなので、スニーカーに近い感覚で履いて頂けると思います。

続いてご紹介するのは、


【G.H.BASS(バス)】


G.H.BASSは1876年にアメリカのメイン州ウィルトンで、ジョージ・ヘンリー・バスによって設立されたブランドです。
マイケルジャクソンが名曲スリラーのMV内で着用していたローファーはこのバスのものです。


もちろんバスからご紹介するのは、このローファー。
通称ペニーローファーと言われるこのモデルは数あるローファーの中でも甲が低めに設計されていて、履いてみるとパンプスなどに近い感覚で履いて頂けると思います。
マイケルジャクソンがMV内で履いたように、白いソックスに合わせるとパンツでもスカートでもバッチリ決まります。

最後にご紹介するのは、


【Church’s(チャーチ)】


1873年にイギリス・ノーザンプトンで創業、正統派なイギリス靴として、あの007のジェームズボンドが着用していることでも有名です。
女性向けの本格的な革靴をいち早く打ち出したことでも有名です。
メンズのデザインをそのまま女性向けにシャープに改変したり、飾り穴にスタッズを打ち込んだモデルは模造品がでるほど話題になりました。

ただスタッズを打ち込んだモデルだと入門編としては、少しハードな気がしたので、今回はウィングチップと呼ばれるデザインが特徴の「バーウッド」というモデルをおすすめします。
この飾り穴が沢山ある羽根のようなデザインを持つ靴を一般的にウィングチップと呼ぶのですが、チャーチのバーウッドは飾り穴が少し大き目で、なんだか女性が履いても無骨にならないのです。
本格的な革靴をイメージしている方にはこちらがおすすめです。

気になる1足は見つかりましたか?

どんなブランドを履くにも、まずは自身の足との相性を調べることが大切です。
しっかり店舗へ行って試着してみてください。
いつものサイズで、とネットで購入するのは絶対おすすめしません!
スニーカーなどとは違ったサイズ感になるのが、革靴です。
しっかりプロに相談して、自分にあった1足を見つけてくださいね。

2021-07-13 | Posted in COLUMNComments Closed 

 

お客様の声も、職人の想いも大切にしたい【株式会社JUCO. design room】龍福 さわこさん

靴磨き女子部が様々な職種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。
今回は株式会社JUCO. design roomで革製品の生産管理から販売まで、幅広く担当されている龍福さんにお話を伺いました。

龍福 さわこさん

“履くと特別な気持ちになる靴”をコンセプトに、デザインと履き心地にこだわり一点、一点、職人が丹精を込めて制作にあたっている靴ブランド「JUCO.」

「いつもより少し特別な日、気分を少し上げたい日、大切な人に会う日、JUCO.の靴を履いてほしい。」


www.jucojuco.com

人の心に寄り添い“何でもない普通の日”にちょっとの勇気とプラスをくれるような、明るくて華やかなデザインが魅力的です。

JUCO.のシューズたち

―現在のお仕事をするようになった経緯とお仕事内容を教えてください。

 もともと靴が好きで、アルバイトで量販店の販売員をしていました。
将来を考えたときに、販売だけでなく、日本の靴づくりの深い部分に携わっていきたいと感じ 職業訓練校で製靴のいろはを学びました。
 訓練校を出てから、ダンスシューズメーカーの工場勤務を経てJUCO.に入社しました。 今は、靴をはじめとする革製品の製造・販売を行なっています。デザイナーのジュコを補助する形で、生産管理をメインにブランドに関わる様々な仕事をしています。
 一つのデザインが生まれる瞬間から、生産工程、お客様への販売、アフターケアと、一連の業務をスタッフと職人さんたちとのチームワークでこなしています。

 

生産工程では職人の想いを、販売ではお客様の感想を直接受け取ることができるからこそよりJUCO.の靴を楽しんでもらえる形を作りたい、と語る龍福さん。
販売員時代に漠然と抱いた「お客様の声を生産元に届けたい」という想いがきっかけになったそうです。

職人こだわりのポイントをしっかりとユーザーに伝えて、ポジティブな感想をフィードバックする橋渡しは、簡単ではないけれどとても大切なことなのではないでしょうか。

次にお仕事のやりがいについて伺いました。

―一番のやりがいは何でしょうか。

 たくさんの職人の手を渡るJUCO.の靴作りは、ほんの少しの作業の違いで、出来上がる靴の雰囲気も変わってきます。 長い生産工程の先に、自分とデザイナーの思い描く靴が出来上がった時にやりがいを感じます。
 と言っても、まだまだそんな経験は少ないのですが… 工程ごとに学びの連続で、この先の仕事に対する意欲に繋がっています。

たくさんの人が関わるからこそ大変なこともある分、より仕上がりが楽しみなお仕事なのかな、と思います。
靴を作る、ということへの憧れや想いが強くなったきっかけはなにかあったのでしょうか?

―一番のお気に入りの靴やそれにまつわる思い出はありますか?

 小学生の頃買ってもらった、ウィングチップのタップシューズ。
ダンスシューズの問屋さんにあったオーダーのキャンセル品で、サイズがぴったりだったので運命を感じてしまいおねだりしました。初めて革靴という文化に触れ、靴職人という存在が憧れになった瞬間で、この出逢いがなければ確実に今の自分は無かったと言えます。それから十数年後、自分も工場でタップシューズを作ることになった時は喜びもひとしおでした。


小学生の頃に抱いた夢をかなえた龍福さん…すごいです。

―現在のお気に入りブランドはありますか?

 やはりJUCO.ですね!
靴に関わり始めた当初は「革靴といえば無骨で頑丈な昔ながらのワークブーツでしょ!」という気持ちがあったのですが、JUCO.の靴にはそんな欲も満たしてくれるボリューム感や品質の良さが詰まっています。
 常に履き心地もアップデートしています。 もちろん、コレクションごとに登場する新鮮なデザインには毎回ワクワクしますし、パンプスなどの女性的な商品もあります。ファッションとして、靴として、思いっきり楽しめるブランドであると自負しています。
 これまでは靴に合わせた無難なスタイルが多かったのですが、 JUCO.を履くようになってファッションが自由になりました。
 例えば「RED WING=アメカジ」といったようなスタイルの固定概念がJUCO.というブランドには存在しないので、毎日服選びが面白いです。

靴は趣味のダンス靴も合わせると現在50足ほど持っているとのこと!
(たくさん持っていらっしゃるのですね・・・!)

 ―収納方法が気になりますが、どのように管理されているのでしょう?

 靴収納のない物件なので、スチールラック丸ごと靴置き場になっています。 おかげで風通しは抜群です!

靴にとって湿気は大敵。
この収納方法は、ぜひ参考にさせていただきたいですね。

―革靴もたくさんお持ちかと思いますが、ケア方法へのこだわりはありますか?

 経年変化を楽しみつつ、手入れをしています。
クリームは厚塗りせず、革本来の良さが出るようなケアを心がけています。 靴は歩んだ分だけ汚れ、変化していくものなのである程度のケアはしますが、その軌跡は無理に消さなくていいかなと思っています。

―お気に入りのケアアイテムはありますか?

 モゥブレイのデリケートクリームは大抵の革に使えるので、様々な革を使用している職場でも大活躍の一品です。個人的には、自分の持ち物とも相性の良いアニリンカーフクリームがお気に入りです。 自然な光沢感が出て、保革の具合が頼もしいクリームです。

デリケートクリームもアニリンカーフクリームも、無色なのでいろいろな色の革に使えるのがうれしいですよね。スッと浸透してくれるので私も靴から小物までよく使っています。
最後にプライベートについて伺いました。

―日々の暮らしの中で心がけていることはありますか?

 ノンストレスで過ごすこと。
ありがたいことに大好きな仕事ができているので、人よりもストレス自体が少ないのかもしれないですが、何か嫌なことがあったら美味しいものを食べたり音楽を聴いたりして解消して、穏やかな自分でいられるようにしています。休日はライブハウスに行くのが好きです。ここ一年はオンラインで楽しんでいます。知らないバンドでも、音が重なり音楽が生まれてくるのを目の前で感じると、胸がいっぱいになって活力が湧きます!

―なにか習慣にしていることはありますか?

 100均での買い物が減りました。気に入った道具を揃えて大切に使うということが、やっと習慣づいてきたと感じます 。

お気に入りのものをできるだけ長く使う、大切にしていきたいですよね。
靴もしっかりとお手入れをすればながく履くことができます。靴も道具も一緒に人生を歩んでいくにつれてさらに思い入れの強いものになるのではないでしょうか。

靴を履いて外に出る機会が減ってしまった2020年
誰かに会いに行くわくわくやときめきを大切にしよう、と心から思えるようになったそんな1年でした。
2021年は、なんてことのない、けれど素敵な「いつも」へJUCO.の靴が連れて行ってくれる、そんな1年になるといいですね。

JUCO.では4月に展示会を予定しているとのことです。

詳細はSNSで告知されるので、お見逃しなく!
[Instagram] https://www.instagram.com/juco.designroom/

―龍福さん、インタビューにお答えいただきありがとうございました!

<会社プロフィール>

自由がはじまる靴。
JUCO.

見て、触れて、履き心地を体感してほしいから、 半年に一度、展示会を開催しています。 その場でオーダーをいただいてから、一足一足、手作業で製作するためお届けまでに4~5ヶ月いただきますが、どうぞ楽しみにお待ちください。(次の展示会は4月を予定。詳細はSNSにて告知)

ジュコ(シューズデザイナー)
2006年、シューズブランドJUCO.を立ち上げる。
半年に一度、展示会を中心に制作・販売。
これからも靴に携わっていきたいという想いを込めて設立8年の記念日に、株式会社JUCO. design roomを設立。
2021年4月に、28回目となるコレクション発表を予定している。
[HP]: www.jucojuco.com
[Mail] info@jucojuco.com

2021-03-15 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

冬でもしっかり靴のカビ予防.すぐにできる防カビとは

冬は乾燥、湿度が低めなので「カビは生えないだろう」と安心してしまいますが、
冬でもカビが生える可能性はあります!

そこで、冬でもしっかりカビ対策、すぐにできる予防方法をご紹介します。

●家に帰宅後そのまま靴をしまいこまない
靴を履いて出ると、ホコリやチリが靴に付着します。
そのままにしておくと、革の水分や油分を奪い乾燥の原因になってしまいます。
それを防ぐためにも
帰宅後ちょっとしたケアを


馬毛ブラシで靴全体をブラッシング表面をきれいにホコリやチリをしっかり掻き出します。
1日履いた靴は、汗による湿気も含んでいるのでいます。
中の湿気が高いままでは、雑菌はどんどん増殖していきます。
雑菌の増殖を防止するために、履いたら乾かす。
しっかりと乾燥させるようにしましょう。
その際ご使用に、おすすめなのが除湿乾燥剤

M.モゥブレィ・プレステージ ヒノキドライ
キーパーのようにカッチリとした形ではないので、色々な靴に使用できます。
袋の中には木曽産の天然ヒノキのチップがぎっしりと入っています。
除湿・消臭効果があり下駄箱や靴箱などに置いておくのもおすすめです。
すぐれているのは、固くなったら、干しながら使い回すことが可能なところ。
乾燥させれば繰り返し使える便利アイテムです。

●靴の保管場所の対策

靴を収納している靴箱、下駄箱の湿度が高いと
雑菌が増殖しやすくなります。
そのため、玄関、下駄箱の風通しをよくすることが大事。
定期的にドアを開け換気が必要になります。

下駄箱内の汚れ(ホコリ、泥)を掃き出し、素材にもよりますが、乾拭きもしくはしっかりしぼったった布で水拭き。
その後、カビ除去+防カビスプレーの使用もおすすめです。

M.モゥブレィ・プレステージ モールドクリーナー
除菌力が高い有機ヨードが主成分で、カビの表面を覆っている細胞膜を壊して除菌するスプレーです。
ちなみにヨードは海藻などに含まれている天然成分で、うがい薬や医療用の消毒剤としても使われていて、
低濃度では塩素系よりも除菌効果が高いとされています。モールドクリーナーは有機ヨードがベースですので、
高い除菌効果と安心して使用できることが最大の特長です。
強いニオイがないのが個人的には、おすすめポイントです。

●靴の中のお手入れも

靴の中にホコリが溜まっていることもあります。
埃は雑菌のエサとなり、それが原因で雑菌が増殖。
定期的に溜まった埃をかき出し、除菌シートで拭いて掃除しましょう。

M.モゥブレィ・プレステージ モールドクリーナーシート
シートタイプで使いやすくおすすめです。

ぜひお試しください。

―今回ご紹介したアイテム―

〇M.モゥブレィ・プレステージ ヒノキドライ 

〇M.モゥブレィ・プレステージ モールドクリーナー 

〇M.モゥブレィ・プレステージ モールドクリーナーシート 

モールドクリーナーとモールドクリーナシートがセットになった商品もあります!

〇M.モゥブレィ・プレステージ モールドクリーナーセット 

2021-02-27 | Posted in COLUMNComments Closed 

 

修理のタイミングについて。靴の構造が分かれば修理のタイミングも分かる。

使い捨てなんてもったいない。

靴は修理できます。
修理をすれば靴の寿命が格段に上がります。
「でも、修理ってどうやるの?」

「修理のタイミングが分からない」

今回はそんな疑問にお答えします。

左側が斜めに削れています。
大抵の人がカカトの外側から地面に着地するので外側から削れていきます。
少し見えにくいかもしれませんが、よく見ると層になってヒールが形成されています。
(靴によっては層になっていないタイプの物もあります。)

この1層目だけを交換するのが修理のタイミングとしてはオススメです。
2層目、3層目まで深く削れてしまっても修理はできますが、継ぎ足しの跡が出たり費用が高くなってしまったりします。

1層目の古いパーツを取り外して新しいパーツを取り付け、ヒール部分を整えるために削っていきます。

ヒール全体にインクを入れワックスでツヤを出したら完成です。
靴の構造が分かれば修理のタイミングも分かってくると思います。

パンプスやピンヒール等も同じです。よく見ると層になっていたりします。

なかなかカカトの形状なんて気にされないかもしれませんが、少し興味を持って見てみると面白いかもしれませんよ。

R&Dではシューケアだけではなく、修理も承っています。

ぜひお気軽にお問い合わせください!

靴修理をご希望のかたはこちら

2021-01-14 | Posted in COLUMNComments Closed 

 

“らしさ”を大切に【株式会社ビームス】足立 真由梨さん

靴磨き女子部が様々な職種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。

今回は株式会社ビームスで「BEAMS BOY」バイヤーの足立さんにお話を伺いました。

1976年株式会社ビームスの創立とともに今年で45年を迎えるメンズカジュアルレーベル「BEAMS」 「BEAMS BOY」は1998年にスタートしました。

メンズ服が持つ強さと背景のあるデザインに憧れを持つ女性のために1998年にスタートし、独自の視点を通して服の魅力や着こなしを提案しています。 (https://www.beams.co.jp/beamsboy/ より引用)

―現在のお仕事内容を教えてください。

服飾雑貨・雑貨のバイイングやOEMの企画を担当しています。  

商品企画では、“BEAMS BOYらしさ”を大切にしています。  どんな雑貨を作りたいかよりも、『BEAMS BOYの服にはどんなアイテムが合うか・合わせたいか』を考えるようにしています。

レーベルが持つ“らしさを第一に考える”というのは、一見当たり前のように思われますが難しいところもあるのではないかなと思います。

BEAMS BOYというレーベルの確固たる軸があるからこそ、ファンの期待に応えられるような新しい商品を常に生み出していけるのではないでしょうか。

バイヤーとしてのお仕事のやりがいについて伺いました。

―一番のやりがいは何でしょうか。

自身で企画した商品がお客様の手に届いて、その商品を街中で見かけた時ですね!

あとは、SNSのメッセージからお客様の喜びの声を直接いただけるのも嬉しいです。

普段から人間観察をするようにしているという足立さん。服飾雑貨を担当されているものあり、街中を歩いている人を無意識に目で追ってしまうそうです。

―そんな足立さんの休日の過ごし方を教えてください。

旅行が好きなので、家族や友人と遠出をすることが多いです。必ずその地域の古着屋を探して足を運ぶことにしています。  

あとは、身体を動かすことが好きなのでランニングを習慣にしています。

―ランニングのほかにも習慣にしていることはありますか?

服の洗濯や靴磨きは丁寧に行っています。あとは、食器(特にやちむん)も好きなので目止めをして長く愛用できるように工夫しています。

お気に入りのものをできるだけ長く使うには丁寧なお手入れを欠かすことができません。

―普段どのように靴のお手入れをされているのでしょうか。

M.MOWBRAYのシューケアキットでシューズの手入れをしています。

必要不可欠なものはすべてそろっているので助かっています。仕上げにオールマイティの撥水・防汚スプレーを欠かさずしています。  

買ったときの新品感を持続させるためには使用後の手入れや保管の仕方が重要ですよね。靴に関しては特に見た目に出やすいので、意識してケアをしています。

好きなブランドはスニーカーだとNIKEやCONVERSE、New Balanceなど、革靴ではParabootだそうです。

そして現在お持ちの靴はなんと60足!(これでも断捨離をしたそう)なかでもParabootのCHAMBORDは入社式で着用した思い入れのある一足で、当時思い切って購入したそうです。

―沢山の靴の中からどのようにコーディネートを考えていますか?

1日のコーディネートを考えるとき、足元は最初か最後に決めます。  

靴を主役にして服のバランスを考える日は最初に、服のバランスやカラーによって履きたい靴を最後に考える日は最後に。どちらかですね。

 ファッションは、TPOを考慮しつつ自分らしいスタイルを最大限に表現できるようこだわっています。

―最後に今シーズンのおすすめの靴を教えてください!

2021年3月上旬に入荷を予定している≪ウエスタンレザーのショートブーツ≫がおすすめです!  

ポルトガル製の本格的なオリジナルブーツで、ソールにはレザーを使用しています。

履きやすいようにサイドはゴムを採用しているので、ぜひタウンユースで着用していただきたいです。

< 商品詳細 >

商品名:ウエスタン ショートブーツ ブランド:BEAMS BOY

商品番号:13-32-0236

価格:¥25,000+税

足立さん、インタビューにお答えいただきありがとうございました!

BEAMS BOY HP: https://www.beams.co.jp/beamsboy/

Instagram: https://www.instagram.com/beams_boy_harajuku/

2021-01-06 | Posted in INTERVIEWComments Closed