革靴

Lala Begin 2024年2・3月号にM.Mowbrayアイテムを掲載いただきました。

こだわり派の女性のためのモノ&ファッション誌。商品の魅力やトレンドをわかりやすく、詳しく、楽しく解説するLalaBegin2024年2・3月号 にM.MOWBRAY プレステージ・SANOHATA BRUSHを掲載いただきました。

掲載されたアイテム

M.MOWBRAY プレステージ クリームナチュラーレ
SANOHATA BRUSH
M.MOWBRAY プレステージ クリームエッセンシャル

ぜひご覧ください。

2024-01-11 | Posted in PRESSComments Closed 

 

なんだか難しそうな「革靴の汚れ落とし」じつは身近なあの作業に似てるのです!

こんにちは、靴磨き女子部です。
今回は、革靴の汚れ落としについてのお話。

新しく革靴を買ったときにわたしが注意すること、それはできるだけ汚れないように、汚さないようにと、細心の注意を払うことです。
それでもいつかついてしまう、シャッと入った擦り傷や、なにかの黒い汚れ。
わたしと同じく「こんなところに、いつの間に!?」と、ショックを受けたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

靴はおしゃれの一端を担いつつ、いろいろなものが転がっている地面からわたしたちの足を守り、とてもタフに働いています。
「いつの間にか汚れ」がついてしまうのも納得です。
汚れは時間が経つにつれて蓄積し、靴にダメージを与えてしまいます。
そのため、定期的な汚れ落としをオススメしています。

さて、では”汚れ落とし”とはどのような作業なのか、ご紹介します。

革靴の汚れ落としは、身近な〇〇に似ている!?

革靴の汚れ落としは、実はわたしたちに身近なあることにとても似ています。

それは、化粧落としです。
1日の終わりに、メイクを落として、保湿をする。
革靴も定期的に(月1~2回)汚れを拭き取ってすっぴんにしてから保湿をします。(=靴磨き)

初めての方でもオススメの汚れ落としが、
M.MOWBRAY ステインリムーバーです。
その理由はつぎのような商品の特性にあります。

・革にシミやムラができにくく、安心して使える
・水分量が多いマイルドな汚れ落としのため、革を傷めづらい
・革の表面だけでなく、内側まですーっと浸透して、蓄積した古い汚れもするっと落とせる

使い方も、化粧落としとよく似ています。

1.ボトルを振ってよく混ぜる。

水分と洗浄成分に分離しているため、ドレッシングのようにシャカシャカ振ってよく混ぜ合わせます。

2.コットン(布)を指に巻き、指の腹が湿る程度の量のステインリムーバーを染み込ませます。

たくさん出しすぎないようご注意ください!

3.革の表面をやさしくなでるように、クルクルと円を描きながら汚れを拭き取ります。

ポイント1:色落ちやシミのリスクを回避するため、かかとの内側からスタートするのがオススメです。
ポイント2:肌と同じく、やさし~く拭いてください。
2~3回かけてゆっくり落とすことを心がけましょう。

いかがでしたか?
一見、難しそうな革靴のお手入れ。
肌寒くなり、ブーツなどの革靴の出番が増えてくる季節になりました。

汚れを発見したら、丁寧に汚れ落としをして、いつもの感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。

2023-11-03 | Posted in COLUMNComments Closed 

 

SHOE CARE RECIPE|靴クリーム塗布後のブラッシング、必要?

お気に入りの靴を大事に、長く履きたい。靴のお手入れが必要なのは、わかってはいるけど、 実際にどのようにお手入れしたらよいのだろう? というご相談を多くいただきます。“靴や革製品のお手入れ”のお悩みを元に靴磨き女子部がリアルにお手入れする作業例をご紹介する「シューケアレシピ」シリーズです。

「すこし色がすすけてきたな・・・」「若干、革靴がカサカサしている気がする」こんな時に頼りになるのが靴クリーム。靴クリームを塗りこむことで、革の保湿をすることができ、健やかな状態を保つことができます。

私たちは、靴クリームを塗布後に、ブラシでブラッシングをすることをおすすめしています。

なんでブラッシングをすることがおすすめなのか? 今回は靴磨きをしながら、ブラッシングをおこなうメリットについてお話します。

|まずは汚れ落としから。

毛の柔らかい、馬毛のブラシで全体的にブラッシングを行い、ホコリを払います。
さらにステインリムーバーを使用し、靴に残った古いクリームを除去します。

汚れ落としを完了して、すっぴんの状態になった靴がこちらです。

|靴クリームで革を保湿。

革も人間の肌と同じように、保湿が大事。乾燥した状態で長い間放置してしまうと、ヒビ割れを起こす可能性もあります。靴クリームを塗りこんで、保湿をしてあげましょう。
塗布用のペネトレィトブラシクリームナチュラーレをとり、円を描くように、クルクルと塗り広げていきます。

☞POINT

とる靴クリームの量は、米2~3粒くらいがベスト。
それよりも多いと革に潤いが浸透しきらず、表面に靴クリームが残ってしまいます。

|ここでブラッシング。

靴クリームを塗り広げたら、ブラッシングをおこないます。
なぜ私たちがブラッシングをおすすめするのか?

ズバリ、「革に浸透をしやすくするため」に最適な工程だからです。

靴クリームをしっかり塗り広げられているかな?と思いきや、塗布用のブラシだけでは限度があります。

ところどころでダマになったり、ムラになったりしてしまうことも・・・

ダマやムラを無くすためにおこなうのが、「ブラッシング」。
硬めの毛質のブラシで余分な靴クリームの除去をするのと同時に、クリームを塗り広げて革への潤いの浸透を手助けしてくれます。
人の肌でいうところの、美顔器のような役割を果たしてくれるのがブラッシングです。
その実力は、しっかりと見た目にも表れます。

左は靴クリームを塗布後にコットンで乾拭きをして仕上げた靴、右がブラッシングをおこなった靴です。

コットンで仕上げた靴も余分な靴クリームを除去できていますが、靴クリームの保湿成分が浸透しきらず若干マットな仕上がりに。
一方、ブラッシングをおこなった靴は、ブラシの毛先で革の毛穴までしっかり潤いを浸透させることができるため、ツヤがより出ています。

|革靴をより健やかに育てるために。

靴クリームを塗った後のブラッシングの重要性を感じていただけたでしょうか?

ブラッシングをしなくても、靴磨きを完了させることができますが、お持ちの靴をより健やかに育てるために、ブラッシングがとても重要な役割を果たしてくれるのです。

みなさんの大切な革靴に、ぜひお試しください。

2023-10-23 | Posted in SHOECARE RECIPEComments Closed 

 

〈靴修理やデザインなど多彩な知識を持つ〉RESH. イ ミンジさん

靴磨き女子部が様々な業種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。
今回は、RESH.のイ ミンジさんにお話を伺いました。


【RESH.】 「靴を修理して履く文化を創る」
「RESH.」とは、靴メンテナンスの最上級店です。
全国有数のデパートや商業施設などにある靴集英業態で、確かな技術と修理部材の数が魅力。
常にお客様のご期待に応えられるように、特注の機械を開発、オリジナル商品の開発やイギリスを中心に海外から工具を取り寄せてメンテナンスを行う、他社では真似のできない方法を行うのが強み。
〈RESH. 公式HPより引用〉https://resh.tv/



ー現在のお仕事内容を教えてください。
お客様が来店されたときの靴修理の受付、革靴のオールソール(靴底全体を交換すること)のご相談とお客様が履いている靴のクイック修理作業、最近はスニーカーの修理など、幅広いジャンルの修理依頼を受けています。
※現在は、RESH.本部内でデザインやグラフィックの担当をされています。


ー今のお仕事をするようになった経緯を教えてください。
私は小さいころから「~になりたい!」という夢を多く持っていました。
韓国の大学で視覚デザイン科を専攻して、その時にキャラクターのデザイナーになりたいという夢を持ちました。
大学でデザインを学んでいく中で、小学生のころに抱いていた「靴のデザイナーになりたい」という夢をふと思い出しました。卒業後には、靴のデザイナーになりたいという気持ちが大きくなり、日本への留学を決意しました。
1年間、日本語学校に通い、靴の専門学校にも入学しました。専門学校でデザインや靴のことを学び、日本でデザイナーになることの難しさを感じると同時に、靴の細かいパーツや構成など、靴本体の仕組みに対しての興味を持つようになりました。
もっと靴のパーツや構造、さらに修理の技術も学びたいと思い、現在働いているRESHへ入社いたしました。

イさんの自作ペイントスニーカー①
イさんの自作ペイントスニーカー②

とても綺麗なデザインです。。
スニーカーの色に合わせたデザインの配色が、ぴったりマッチしていて素敵です!!


ーご自身のお仕事で、一番のやりがいは何ですか?
お客様の希望通りに修理ができて、引き取りの際に、「すごい!自分の靴じゃないみたい!きれいに仕上げてくれてありがとう!」と言われた時、そしてお客様の笑顔を見た時にやりがいを感じます。


ーご自身の生活の中で、物を大切にするために習慣としていることがあれば教えてください。
私自身、そこまで細かい性格ではないので特にありませんが、物を決まった場所に戻していたらいつの間にか習慣になっていました。そのおかげで失すことがないので結果的に物を大切にできていると思います。


ー休日の過ごし方を教えてください。
家でシマリスを飼っているので一緒に遊んだりケージの掃除をしたりして、休日を過ごしています。
また、家の近くに映画館があるので、映画を見ておいしい料理を食べに行くこともあります。
天気が良い日だと、公園でバドミントンをしたり、絵をかいたりもしますね。
あとはゲームが好きで、ゲームをして休日を過ごすこともあります。

ペットのシマリス


―靴は何足くらい持っていますか?
40足ほど持っていましたが、引っ越す前に古くなっている靴を捨ててしまったので、現在は20足ほどしか持っていません。靴を捨てた後にRESH.へ入社して、「靴ってこんなものまで修理できるの!?」と知り、捨てたことを後悔しました。


ー1番お気に入りの靴は何ですか?
中学2年生の時、お小遣いを貯めて購入したアディダスのスニーカーです。
紐を結ぶタイプの靴よりも、マジックテープで留める靴が好きだったので、キッズサイズの
ものを買いました。自分の足が21~22㎝で良かったです。


ーご自身の靴の保管や靴箱のレイアウトなど、こだわりをお聞かせください。
あまりこだわりはないのですが、特に夏は湿度に気を付けて除湿剤を靴箱に入れて保管します。

ー足元やファッションでこだわりはありますか?
こだわりは靴下です。
「ファッションの完成は靴」と言う人がいますが、自分はいくらオシャレな靴を履いても靴下が合わなかったらそのファッションはまだ未完成のままだと思っています。
なので私は靴下にこだわっていて、色々なデザインの靴下をコレクションするのが好きです。

靴だけでなく靴下にも意識を向けてファッションを楽しむところに、イさんのおしゃれさと遊び心を感じます


ーおすすめの靴やアイテム、または挑戦したい靴やアイテムをぜひご紹介ください。
韓国では最近、レトロファッションが流行しています。
レッグウォーマーやミドルブーツなどが流行っていますが、まだ挑戦できていません。
リネン素材を使用したブーツが出ているので、それを買ってみたいと思います。


ー今後の展望をお聞かせください。
今の仕事で様々な技術や知識を吸収し、日本で自分の靴のブランドを立ち上げたいです。
35歳までにできたらと考えています。また、店舗には靴に関する作業ができる工房スペースも併設したいです。
作業に使うのはもちろん、カフェとしての活用など、たくさんのお客さんに興味を持ってもらえるような空間を作りたいです。


ーご紹介可能なSNSアカウントがございましたら教えていただきたいです。
Instagramにて自分が行った靴修理を、日記形式で書いています。
ぜひ見ていただけると嬉しいです。(笑)
Instagramアカウント【@1205_ming

靴を理解するために現在のお仕事をこなす真摯な熱意や休日の過ごし方。
今後の展望についても深くお話しいただき、聞いていてワクワクするお話ばかりでした!
イさん、本日は貴重なお話ありがとうございました。


2023-10-20 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

【革の奥深さをお客様にも伝えたい。作製やリメイクなど多彩な技術を併せ持つ。】キソラくずはモール店 長嶺 美有紀さん


靴磨き女子部が様々な業種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。
今回はkissora くずはモール店で接客や販売をご担当されている長嶺 美有紀(ながみね みゆき)さんにお話を伺いました。

kissoraくずはモール店 長嶺 美有紀(ながみね みゆき)さん


【kissora】
環境を考え、無駄のないモノづくり、様々な配慮をし、モノづくりの環境を整える。
革づくりからデザイン、製作まで一貫して「made in JAPAN」にこだわるkissora。
シンプルで飽きのこないデザインが魅力のブランドです。
≪引用≫https://www.kissora.jp/brandstory/professional/


ー今のお仕事をするようになった経緯をおしえてください。
以前はSAC’S BAR(サックスバー)で店長をしていましたが、kissoraが関西に出店するタイミングで今の店舗に異動になりました。
もともと何かを作ることが好きで、お店のミシンでバッグを作ることができる!ということにとても魅力を感じたのも今の仕事をする経緯のひとつです。



ーご自身のお仕事の、一番のやりがいは何でしょうか。
ご来店いただいた方がお帰りの際、笑顔で「ありがとう」と言ってくださることです。
その笑顔で温かい気持ちになれます。


ー日々の暮らしの中で心がけていること、物を大切にするために習慣にしていることがあれば教えてください。
「感謝を忘れない事、人にやさしく」この二つを暮らしの中で心がけています。
物を大切にするために習慣としていることは、直せるものは直して、リメイクできるものはリメイクして長く使うということです。


ー好きな靴のブランド、また一番お気に入りの靴、レザーアイテムを教えてください。
好きな靴のブランドはDr. MARTENS(ドクターマーチン)。
お気に入りはBIRKENSTOCKのララミーというモデルです。普段履く革靴はマーチンが多いのですが、はじめて可愛い感じの革靴を購入したのがララミーなので気に入っています。


BIRKENSTOCK (ビルケンシュトック) ララミー


ー普段、靴やレザーアイテムのお手入れはしますか?
しています。きれいになると心もスッキリします。


ーケアのこだわり、ケアをする上で考えなどあれば教えてください。
こだわりではないのですが、レザーデリケートクリームとクリームエッセンシャルを使っています。
ケアをすることにより、きれいに長く使っていただけるので、購入される方や購入をお考えの方におすすめしています。

kissora レザーデリケートクリーム(左)kissora クリームエッセンシャル(右)


ーご自身の靴の保管や靴箱のレイアウトなど、こだわりをお聞かせください。
大切な靴を守るために一番大事にしていることは、子供の手の届かないところに置くことです!


ーおすすめのアイテム、または挑戦したいアイテムがあればご紹介ください。
Schott(ショット)の革ジャンです。
以前、アメリカンバイクに乗っていて、その時に着ていた革ジャンは安価なものでした。
おばあちゃんになっても着られるような一生ものの革ジャンに憧れていて、いつか挑戦したいと思っています。


ー今後の展望についてお聞かせください。
kissoraに来て革の奥深さを知ったので、売るだけではなく購入して下さった方や、お手入れなどでお困りの方のアフターケアやリペアなどもしていきたいと思います。

長嶺さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。

2023-04-18 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

お客様に喜んでいただくこと、感謝していただくことが何よりのやりがい【サックスバー泉南店】日根野谷 育代さん

靴磨き女子部が様々な業種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。
今回は、サックスバー泉南店の日根野谷 育代(ひねのや いくよ)さんにお話を伺いました。

サックスバーは、職人たちの揺るぎない思いが伝わる、MADE IN JAPAN の鞄・小物を幅広く展開しているブランドです。時代に左右されることのない永遠のマスターピースを取り揃え、一方では、オリジナルブランドと国内外から集められたスペシャルアイテムにより、常に斬新な商品と情報を提案しています。(https://www.sacs-bar.jp/shops/sacs-bar/ より引用)

サックスバー泉南店 日根野谷 育代さん

—-現在のお仕事内容を教えてください。

カバン、革小物、スーツケースなどの販売及び仕入れ業務などを行っています。

—-今のお仕事に至った経緯を教えてください。

もともとバッグが好きで、今の仕事を選んだのですが、バッグの知識はあまりなかったので、最初は不安でした。
でも、人と関わることが好きなこともあって、接客に慣れるにつれて販売がとても楽しくなってきたのを覚えています。

—-一番のやりがいは何ですか?

お客様に喜んでいただけることです。
よい買い物ができたと何度もお礼を言っていただけることも多く、感謝するのはこちらなのに、と恐縮いたします。

「いい店員さんから買い物できて良かったわ!ありがとう!」と逆に感謝されるときは販売冥利につきますね。

—-今後の展望はありますか?

一般社団法人日本皮革製品メンテナンス協会の「レザーケアマイスター」試験に合格し、レザーケアマイスターに認定を受けましたが、今後もこのような専門分野の資格を取得していきたいです。

ご購入を検討されているお客様に革の特徴やお手入れの方法など的確にアドバイスできれば良いなと思います。

—-ご自身の生活のなかで、物を大切にするために習慣としていることはありますか?

「一寸の虫にも五分の魂」という言葉を大切にしています。
何にでも魂が宿っていると考えていて、扉1つでもそっと閉める、商品なども丁寧に扱うなど、ほんの細かな習慣です。

—-お忙しい毎日だと思いますが、日々の暮らしで、リフレッシュ方法や心がけていることはありますか?

「早く起床して、有意義に」とかっこつけたいところですがゆっくり起きています。
スーパー銭湯が好きなので、アロママッサージを受けたりして、たまの贅沢を満喫しています。

—-靴は何足くらい持っていますか?また、好きな靴のブランドはありますか?

30足ぐらいでしょうか?
スニーカーですと、New Balance(ニューバランス)やle coq sportif(ルコックスポルティフ)が履きやすくて好きです。

(左) le coq sportif(ルコックスポルティフ) / (右) New Balance(ニューバランス)

パンプスはマルイのオリジナルブランドがお気に入りです。
お気に入りのポイントは、私の足に合っているのかとてもラクなことと、シューズの飾りが取り外しできるので、
シーンを選ばず履きやすいんです。

マルイのオリジナルブランドのパンプス

—-日根野谷さんの1番お気に入りの靴、レザーアイテムは何ですか?
お気に入りの理由や、思い出、またその靴にまつわるエピソードがあれば教えてください。

CIMABUE(チマブエ)のシュリンクレザーの名称入れです。
初めて名刺をもらったということと、大切な人からいただいたということもあり。大切にしています。

CIMABUE(チマブエ)のシュリンクレザーの名刺入れ

CIMABUE(チマブエ)のシュリンクレザーの名刺入れ

—-普段、靴、レザーアイテムのお手入れはしていますか?

気になったときにブラッシングするくらいなのですが、この機会にお手入れを頑張ろうと思います。

—-靴やレザーアイテムについてお悩みなどはございますか?

何年も履かずに靴箱に眠ったままの靴を久々に出したら、革が完全に劣化していました。
そのときに定期的なお手入れの必要性を実感しました。

—-日根野谷さんの靴の保管や靴箱のレイアウトなど、こだわりをお聞かせください。

保管場所に困ることもある、靴の外箱からすべて出しています。靴箱のレイアウト模索中です。

—-足元やファッションでこだわりはありますか?

特にこだわりはなく、好きなものを着用することが多いです。
あえて一つ挙げるとしたら、靴とバッグの色は合わせるようにしています。

日根野谷さん、本日は貴重なお話ありがとうございました。

サックスバー泉南店公式Instagram @sacsbar_sennan

2023-02-15 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

先輩に磨いてもらった靴がシューケアの原点(ハンズ新宿店 阿部真生さん)


靴磨き女子部が様々な職種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。
今回はハンズ新宿店6階フロアにあるシューケア用品のご担当をされている阿部 真生(あべ まお)さんにお話を伺いました。

ハンズ新宿店 阿部 真生 さん


阿部さんはハンズ新宿店で、シューケア含め革製品の全般のお手入れ方法のご相談、ご提案や実演を交えた接客をされています。


このお仕事をするようになった経緯を教えてください。
(ターニングポイントとなった出来事や、影響を受けた物などがあれば教えてください。)


お給料で初めて自分で買った革靴を当時の先輩がきれいに磨いてくれて、それをきっかけに自分でもやってみたいと思って勉強を始めました。
そのあと担当商品の入れ替えのタイミングがあり、シューケアの担当になりました。


ーご自身のお仕事の、一番のやりがいは何ですか?


革靴が好きな方や、これからお手入れを始めてみたい方とお話をした後に「ありがとうございます!」と言って自分が紹介した商品を選んでいただけるとやはり嬉しいです。


ー日々のくらしの中で心がけていることはありますか?


今まで考えたことがあまり無かったのですが…『無理をしない』でしょうか..

ー靴は何足くらい持っていますか?また、好きな靴のブランドはありますか?


15足ほどで、一番持っているのはBIRKENSTOCKです。
「LALAMIE」が一番好きで、色違いで3足持っています。
Parabootも丸みのある形が可愛らしく、革靴でもカジュアルに使えるのが良いと思います。
甲に飾りのあるデザインが好きなので「VOGUE」や「NYONS」、「ORSAY」は心惹かれます。


ー1番のお気に入りの靴、レザーアイテムは何ですか?
お気に入りの理由や、思い出、またその靴にまつわるエピソードがあれば教えてください。



BIRKENSTOCKのLARAMIEライトブラウンです。先ほどの質問でもお話しした初めて買った革靴です。まさに「シューケア、革靴人生の始まりの靴」です。
それとJOSEPHCHEANEYのKISDONGVバーガンディ。ずっと同メーカーのCAIRNGORM2Rが好きでウィメンズモデルを出してほしいなと思っていたら発売され、即決で買いました。色合いも革の表情も大好きで、手持ちの中で唯一名前を付けました。笑

ー「シューケア、革靴人生の始まりの靴」 、良い響きですね。
初めて買った革靴がBIRKENSTOCKのLALAMIEライトブラウンと思い入れの一足になられたと思うのですが、この革靴の購入の決め手になったことや、まつわるエピソードがありましたら教えてください。



昔からBIRKENSTOCKのサンダルは愛用していたのですが、
たまたまショップに行ったときに見かけた「LALAMIE」のデザインに一目惚れして買いました。
なので買った当時はお手入れの知識などは全くなく、周りの人たちに色々教わりながら育てた一足です。

BIRKENSTOCK LARAMIE ライトブラウン


ー普段、靴、レザーアイテムのお手入れはしていますか?
 また、ケアのこだわりがあれば教えてください。


お手入れしています。
プライベートでケアをするときのこだわりは、クリームを塗るときに、布やブラシを使うのではなく「手」で塗っていることです。革の感想状態に合わせて、手で塗り加減を調整しています。
また、 靴であれば豚毛ブラシ・乾拭きは一番入念にかけるのがお手入れのこだわりです。


ー阿部さんのおすすめのクリームなどがありましたら教えてください。


ハンズ×M.モゥブレィ シューシャインクリームがおすすめです。
今までの靴クリームの「固い」、「溶剤臭い」などといった靴クリームの概念を払拭するようなクリームだと感じています。
傾けると流れるぐらいの柔らかいクリームは革の上でもとても伸ばしやすいんです。また、化粧品でも使用されるオイルが入っているので、しっかりと革の保湿ができることに加え、磨きあがりのツヤがばっちり出る「いいとこどり」ができる商品です。


ーご自身の靴の保管や靴箱のレイアウトなど、こだわりをお聞かせください。


これといったこだわりはないのですが保管方法として、帰宅後はすぐにシューキーパーを入れます。
革は湿気・水分が抜ける時に形が決まるので、私は帰宅後すぐに入れて履きシワを伸ばした状態で湿気を飛ばせるように、その習慣が身につきました。


ー足元やファッションでこだわりはありますか?


最近は柄物や単色でも編み目があるような靴下を選ぶことが増えました。


ーおすすめの靴やアイテム、または挑戦したい靴やアイテムを是非ご紹介ください。


コードバンはやっぱり永遠の憧れですが、ヌメ革の小物を自分でアメ色に育てるのもやってみたいです。色々な事に挑戦してこれからも知識の引き出しを増やしていきたいです。

ー阿部さんのコードバンに対する印象やどのような部分に憧れがあるのかを教えてください。


しっとりとしたコードバン特有のツヤは「革のダイヤモンド」と言われているように、繊細な素材なので本当にケアが好きな人じゃないと持てない印象があります。
また、近年の原皮の価格高騰の影響で金額的に手が届きにくいのもあり、一度は履いてみたい憧れの靴です。


ーコードバンはやはり革靴好きには避けては通れない憧れですね。
 最後に阿部さんの今後の展望についてお聞かせください。



「ここのお店の方と話したい!」と思ってお越し頂けるようにこれからも日々、シューケアの勉強をしていき、お客様のご要望やお悩みに寄り添える販売員でいられるようにしたいです。


ーシューケアのこだわりや、おすすめのクリームなど参考にしやすい情報をありがとうございました。
「シューケア、革靴人生の始まりの靴」、とてもいい言葉です。
初めて購入された革靴をケアして、大切にされている阿部さんの革靴に対する思いが伝わりました。

阿部さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。



2022-12-27 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

手でしか出来ない靴作りの「意味」を感じ取れたときが、喜びの瞬間【kisakishoes】木佐木 愛さん

靴磨き女子部が様々な職種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。

今回は神奈川県横浜市にある手製靴工房kisakishoes (キサキシューズ)の木佐木 愛(きさき めぐむ)さんにお話を伺いました。

kisakishoes 木佐木 愛さん


—- 現在のお仕事内容を教えて下さい。 

小さな靴工房の製靴業を一人で行っています。
お客様の足に合わせ、左右それぞれの木型からお作りする注文靴のほかに、靴作り教室、個展、革を使った小物や履物やベビーシューズのワークショップ、など手作り靴に関するさまざまな活動をしています。

— キサキシューズさんのInstagram @shoe_poetry(https://www.instagram.com/shoe_poetry/)も拝見していると、色彩豊で唯一無二なデザインの靴たち、とても心が踊りますね。

—- 今のお仕事に至った経緯を教えて下さい。

大学を出て、突然「そうだ靴職人になろう!」と閃きました。
教えることにも興味があったので、学び始めた当初から、お教室の開催も視野に入れていました。
大学時代は三原康弘さんやパトリックコックスなど、洋服のデザイナーと同じように、若い靴デザイナーが脚光を浴びていて、そういった気配を捉えた雑誌なども面白かったし、無意識に影響されていたかもしれないですね。
靴の世界は自分にとって全くの未知で、ワクワクする分野でした。製作する上で影響を受けたのは、靴そのものよりも 絵画や映画など、別の文化圏な気がします。



—- 靴工房を運営されているなかで、一番の「やりがい」や「喜び」を感じする瞬間はどんなときですか?

手でしか出来ない靴作りの「意味」を感じ取れた時はうれしいですね。

例えば、注文靴の場合、お客様がご自身の足の形を受け入れ、ご自身の足の木型からできた靴を、日々に必要な当たり前の存在として過ごして下さっているとき。靴づくりの教室では、生徒さんがご本人に一番似合う靴を作って、笑って履いていらっしゃるとき。そして、自分の時間の中では、作ろうとイメージしたものの、「斜め先の物体」が出来上がったときです。

—- 「斜め先の物体」が出来上がったときとは?

靴というのは構造上、その場のヒラメキや思いつきをデザインに乗せて行くのは難しいのですが、自分の創作の過程でずっと思っていたのは、制作気分や勢いを乗せた靴、なおかつ歩ける靴、が作りたい、ということです。

頭の中にあるイメージに向かって手を動かしているとたまに、思っていたのとは違うけれど思いがけない面白さが出てくることがあり、それが楽しいです。デザイン画を描いてそこに向かう、という靴作りはオーダー靴では必要な制作過程です。しかし、到達地点がデザイン画を超えることはありませんが、一方でそのような靴作りの面白さとはまた違った、靴作りもあると思っています。

—- 足元やファッションについて。どのような靴やファッションが好きですか?

心地よさにプラスして、ふと下を向いた時に楽しい気持ちになる服や靴が好きです。
靴は、分からないくらい沢山所持していますが、ちゃんと履き回しているのは15足くらいですかね!
古着屋やミュージアムなどで見る古い靴、古今東西の手製靴にドキドキします。

—- 革靴にまつわる思い出深いエピソードはありますか?

幼少期に母に買ってもらった黒い革のワンストラップシューズは、自分にとって靴が特別になった原点の1足だと思います。いまだ、ワンストラップシューズには強い憧れがあります。大切な思い出です。

—- 靴やレザーアイテムのお手入れについては、どのように感じていますか?

靴はブラッシングとクリームでケアして、ワックスで光らせ過ぎないお手入れが好きです。M.MOWBRAYのクリームは工房にも常備していて、お客様にもオススメしています。

お客様や生徒さんのお話を伺うと、女性は特に靴磨きのお手入れをする習慣がない方が多いと感じているので、ビジネスシューズ以外の革靴でもいかに簡単に自分でお手入れできるかを、難しくならないように、道具を含めてお手入れ習慣の入り口を作りたいです。

あと、靴を保管するときは、服の衣替えと同じく、シーズンごとに履く靴はしまいこまないで、目に入るように並べるようにしています。靴をすぐに履けるので、新しい組み合わせなどを試しやすいです!


—- ご自身の生活の中で、物を大切にするために習慣としていることはありますか?

断捨離ブームに惑わされないことです。自分の”好き”を信じるようにしています。


— おすすめの靴やアイテム、または挑戦したい靴やアイテムを是非ご紹介下さい。

夏の毎年の楽しみに、賑やかで新しいサンダルシリーズを製作しています。
自分自身も、革の心地よい感触を感じながら、明るい足元をとっかえひっかえ楽しみたいです!

— 靴作りをとおしてさまざまな活動をされている kisakishoesさん。その中で、ベビーシューズ制作のワークショップ、個人的にもとても興味があります。自身の子ども用にはもちろんですが、知人や家族へ想いをこめた贈り物ができそうですよね。


— 今後の活動もInstagramなどから楽しみに拝見させていただきます。木佐木さん、貴重なお話の機会をありがとうございました。

—-下記HP掲載情報

Kisakishoes HP

https://www.kisakishoes.com/

Instagram

教室&オーダー@kisakishoes_kisaki

https://www.instagram.com/kisakishoes_kisaki/

日々の創作@shoe_poetry

https://www.instagram.com/shoe_poetry/


2022-11-22 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

【革靴】奈良の靴|KOTOKA【お手入れ方法】

お気に入りの靴を大事に、長く履きたい。靴のお手入れが必要なのは、わかってはいるけど、 実際にどのようにお手入れしたらよいいのだろう? というご相談を多くいただきます。“靴や革製品のお手入れ”のお悩みを靴磨き女子部がリアルにお手入れする作業例をご紹介する「シューケアレシピ」シリーズです。

今回お手入れするのは、奈良の靴「KOTOKA」です。

KOTOKA(コトカ)とは?

奈良は日本有数の革靴産地。紳士靴向けの革靴においては東京、浅草地区に次ぐ国内第二の生産規模を誇っています。その、奈良県の革靴メーカー7社で共同開発した新しいタイプの革靴がKOTOKAです。すべてメイドイン奈良です。

奈良の靴 KOTOKA詳細については、下記HPよりご覧ください。
https://nara-shoes.jp/

KOTOKAの魅力とは?

素材はよりすぐりの一枚革を使って、シンプルなデザインで作られています。一枚革がやさしく足を包んでくれるので、履き心地もよい革靴です。自然な肌目の日本の革をセレクトし、素朴で味わい深い表情を生かしています。奈良のような落ち着きと安らぎを感じる靴ですね。

靴磨き女子部スタッフが履いて実感した、“5つの魅力”はこちら。

1|厚手の、しかししなやかな革で、アンライニングで作られているので、足への馴染みがとてもよい

2|履き続けることで革に自然なシワやキズが刻まれ、馴染んだ革が味わいのある表情に育つ

3|厚手の革なので耐久性も高い

4|汗を吸ってくれるので、裸足で履いても快適

5|足に吸い付くようなフィット感。革靴でありながら、スニーカーのような履き心地

そして、履くほどに、革の表情が深く、変化していくところも魅力です。革の経年変化(エイジング)を楽しめる革靴です。

KOTOKAの革靴のケア方法

KOTOKAに使用されている日本の革はオイルがたっぷりと含まれた「栃木レザー」、蝋を芯まで染み込ませた「たつの蝋引きレザー」、茶芯の「姫路丘染めレザー」といった個性的な革です。

オイルやワックス分が長い間革に留まっているのが特長で、頻繁に靴クリームやオイルを塗ったりする必要はありませんが、汚れた場合や革の表面に艶がなくなってきたら都度お手入れをすることをおすすめいたします。



【使用するアイテム】

M.MOWBRAYシュークリームジャー(ニュートラル)

サノハタブラシ(馬毛)

サノハタブラシ(豚毛) 黒毛または白毛

ペネトレィトブラシ

お手入れ方法

▢履いたあとには、ブラッシングを


日々のお手入れでは、ブラシを使ったお手入れをしましょう。馬毛の靴ブラシを使用して、靴に付着したホコリを払っておきます。

▢靴クリームで栄養補給・艶出し


革の表面の艶がなくなってきたら、靴クリームを塗りましょう。
靴クリーム、M.MOWBRAYシュークリームジャー(無色)を、ペネトレィトブラシで塗ります。使用するクリームの量は、片足米粒2-3粒目安です。

▢ブラシで磨く

サノハタブラシ(豚毛) で、全体を磨きます。ブラシで使用している豚毛は、コシのある毛質。豚毛のブラシでブラッシングすると、靴クリームが革への浸透していき、艶も出ます。

KOTOKAの革靴は、防水スプレーは不要です。
オイルやワックス分がたっぷり浸透している革なので、水濡れにも強いくて、少しの雨でも、大丈夫なのはとても心強いです。特に「たつの蝋引きレザー」は蝋を芯まで染み込ませた革なので、水にとても強く、雨の日にも安心して履いていただける革靴です。

ただし、「栃木レザー」の、ナチュラル、キャメルといった明るい色のものに限っては、びしょびしょになってしまいそうな雨模様の日に履くのは、部分的にシミができてしまう可能性もありますので、避けるのがよいと思います。

まとめ


いかがだったでしょうか?
KOTOKAの革靴は、他の革靴ではなかなか使われない、個性的で耐久性のある良質なレザーが採用されているので、お手入れしすぎずとも長く履いて、経年変化が楽しめることもKOTOKAの魅力のひとつです。

FANS.エキュートエディション新橋店では、KOTOKAの革靴の試着体験ができるサンプルをご用意しております。ご興味ある方はぜひ、ご来店ください。


それでは、次回のシューケアレシピもお楽しみに。

2022-10-24 | Posted in SHOECARE RECIPEComments Closed 

 

【お客様との会話の中で生まれる喜びと探求心を大切に】株式会社プレステージシューズ 川野 舞さん

靴磨き女子部が様々な職種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。今回は、株式会社プレステージシューズで販売とサービスメンテナンスをご担当されている、川野 舞(かわの まい)さんにご自身のお話と、トレーディングポスト銀座店のご紹介をしていただきました。

株式会社プレステージシューズ 川野舞さん

― まず、トレーディングポストとはどんなお店ですか?

トレーディングポストは、1984年に「日本に知られていない海外の優れた靴を紹介するセレクトショップ」をコンセプトにスタートしました。

「レザーシューズを履く文化を日本に定着させる」「時代と共に進化する革製品の今を積極的にご紹介する」提案型セレクトショップです。 『Crockett&Jones』『Tricker’s』といった、知る人ぞ知るOEMメーカーをいち早く日本にご紹介。その後も『CARMINA』や『GAZIANO&GIRLING』など世界各地の良質なレザーシューズ及び周辺アイテムの展開をおこなっています。さらに、集積されたノウハウを最大限に生かしオリジナルシューズの開発につなげています。

フィッティングの面においては、人に個性があるように足型にも感覚にも個性があります。お客様一人一人と誠実に対話させて頂き、足型のみならずお客様のライフスタイルに合わせた靴選びやフィッティングのお手伝いから、ご購入後のリペア、メンテナンスまで、ご要望に寄り添ったご提案をおこなっています。

そして、レザーシューズや、それにまつわる文化をお伝えすることで、みなさま一人一人の生活をより豊かなものにするよう、「本当に良い靴」を見つけることができるセレクトショップを目指していきます。

― 川野さんが、今のお仕事をするようになった経緯を教えて下さい。

元々は業界紙専門の新聞社で事務職をしていましたが二十代半ばで接客販売の仕事へ転向しました。内向的な性格を変える為の荒療治的な転職でしたが、おかげさまで様々なご縁をいただく機会も増えました。(株)プレステージシューズへ入社してからは、渋谷の路面店や百貨店の紳士靴売り場で革靴の販売を担当させていただいております。

― 路面店や百貨店など売場でのお仕事を通して、川野さんの一番のやりがいは何ですか?

購入後の再来店時や修理後のお磨きをかけた靴に対して、お客様から感謝を伝えられた時にやりがいを感じます。また、接客の中でお客様が徐々に心を開いてくださるのがわかった時も嬉しいです。

都内数店舗に配属経験があるのですが、全部のお店にお買い物に来てくださるお客さまもいらっしゃり、とてもありがたい限りです。

革靴歴の長いお客様のお話を伺えるのは面白いですし、知識欲を刺激されます。革靴は奥が深すぎてまだまだ知らないことが多く、勉強しがいがある点もやりがいに繋がっています。

― トレーディングポストさんではたくさんの靴を取り扱われていますが、川野さんの好きな靴のブランドはありますか?

お客様へ取扱ブランド靴のおススメをするとき、お客様と一緒に靴を選ばせていただいているときなど、次々に良いところばかり見つかるので全部好きと言えます。

トレーディングポストオリジナルやクロケット&ジョーンズ、カルミーナ、オリエンタルもそれぞれ素敵ですが、あえて好きなブランドとして選ぶなら、サンダースアレンエドモンズでしょうか。おおらかでふくよかな作りが個人的に好みです。

履いていて褒められることが多いのはカルミーナなので、もちろんカルミーナも好きです。一見すると女性的な雰囲気があり可愛いのですが、履くと「カッコイイ」と言っていただけるしっかりと作られた靴です。

「カルミーナ」 のダブルモンクストラップシューズ

― 川野さんの一番のお気に入りの靴、レザーアイテムは何ですか?お気に入りの理由や、思い出、またその靴にまつわるエピソードがあれば教えて下さい。

トリッカーズのカントリーブーツです。

トリッカーズのカントリーブーツ

履き始めは固くて痛かったのですが、M.MOWBRAY(エム・モゥブレィ)のリッチデリケートクリームをメンテナンス時や履くたびに塗り込んでいたらすごく柔らかくなり今や手持ちの中でいちばん楽に履ける靴になりました。

趣味の登山で、1000m以下の山ならトリッカーズを履いて割と荒く登っています。しかし革がしなやかになっているせいなのか、目立つキズがあまり付いてないな、と最近気づきました。

― 足元やファッションでこだわりはありますか?

サイズ感など全体のバランスを見ることです。体型的に市販の服のサイズが合わないこともあるので、よくリサイズして着用しています。ミシンの直線縫いだけで出来る範囲の簡単な服は作ることもあります。

深く考えた事はなかったですが、手持ちの服が簡単な刺繍を施したりチャームを足したりと、リサイズ以外にも少し手を加えてから着ているものが多いことに気づきました。このようなところはこだわりと言えるかもしれません。

気を抜くと好きな物を詰め込んでゴチャゴチャしがちなので、なるべく仕上がりがシンプルに見えるように気を付けています。

足元は個人的にボリュームがあった方が見た目にも履き心地的にも安心するので、靴はやや楽なサイズを選んで調整して履くことが多いです。プリンセスハーフレザータンパッドなどのインソール(中敷き)が、とても便利なので活用させていただいております。

― 普段、靴、レザーアイテムのお手入れはしていますか?

自分の靴に対してはもちろんですが、お店でお預かりした修理靴の仕上げにサービスでお磨きをかけてお返ししているので、靴をお手入れする回数は多い方だと思います。

靴の状態を見て最善の方法を選んで磨いていくと、使い込まれた靴が生まれ変わったように綺麗になっていく過程は見ていて楽しいです。磨き終えた修理靴はお渡しの際に喜んでいただけることも多く、嬉しい満足感に繋がる好きな作業のひとつです。

メンテナンスする上で、磨くと綺麗に応えてくれる状態に革が保たれていることは理想的なので基本のケア方法を革靴ご購入の際にお伝えしています。

【好きなケアアイテム】

リッチデリケートクリーム / トレーディングポストオリジナル靴クリーム

M.MOWBRAY プレステージ リッチデリケートクリーム(写真左)

仕上がりの理想により使い分けますが、革靴をより履きやすくし、潤いを持たせるために出番が多いクリームです。

・パーフェクトナチュラルクリーム(写真右)

トレーディングポストオリジナルで作っていただいているクリームです。革に優しく浸透しているのが分かります。香りも良く、気持ち的にもより丁寧に靴磨きが出来るので好きです。艶の出方が上品な点もポイントのためオススメです。

SANOHATA BRUSHブラシ

SANOHATA BRUSH(豚毛)

お店でも使っています。使い込んだものはブラシとしてしっかり育っているので、都度クリームを足さなくてもサッとひと磨きで靴に艶が蘇るのが面白いです。

― おすすめの靴やアイテム、または挑戦したい靴やアイテムを是非ご紹介下さい。

トレーディングポストではメンズシューズをたくさん扱っていますが、選び抜かれたレディースシューズのご用意もあります。

「カルミーナ」 サイドエラスティックシューズ
「カルミーナ」 真っ白なグルカサンダル

「カルミーナ」 レディース限定カラーPOMPEI色のブーツ

「クロケット&ジョーンズ」 リボンレースがアクセントのブローグシューズ〈ALICE〉
「カルミーナ」 リザードとカーフのコンビシューズ

スエードやエキゾチックレザーはケア方法が気になるところですが、そこは定期的にお店で開催させていただいているR&D靴磨きイベントで疑問は解消されると思います!

トレーディングポスト銀座店では次回10月に開催を予定しておりますので、銀座へお越しの際は是非お立ち寄りください。

これら以外にも、トレーディングポストでは展開店舗限定でガジアーノ&ガーリングやエドワードグリーンなど、革靴好きな方に自信を持ってオススメできるブランドのレディースモデルも特別にご案内できます。

とても希少な数量のご用意なのでご興味ある方は是非お問い合わせ・ご来店をお待ちしております!

 ー 川野さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。

ぜひ、レディースの革靴や新作も豊富に揃っているトレーディングポスト銀座店に行ってみてください。


トレーディングポストレディース公式Instagram @tradingpost_ladies
トレーディングポストオフィシャルInstagram @tradingpost_official

2022-09-27 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

【エナメル靴ケア】ツヤをキープするコツは?【Repetto】

お気に入りの靴を大事に、長く履きたい。

靴のお手入れが必要なのは、わかってはいるけど、 実際にどうお手入れしたらいいいんだろう? というご相談を多くいただきます。

“靴や革製品のお手入れ”のお悩みを靴磨き女子部がリアルにお手入れする作業例をご紹介する「シューケアレシピ」シリーズです。



今回お手入れするのは、スタッフ私物のRepetto(レペット)のMary-Jane Rose

靴の素材は、「エナメル」です。部分的に付着した「汚れ」が気になりますが、靴の状態はキレイです。

Repetto(レペット)Mary-Jane Rose
ヒール部分、白い汚れが付着


今回ご紹介するお手入れ方法、こんな方におすすめです◎

・新しく手に入れたエナメル靴をプレメンテしたい。

※プレメンテ(=プレメンテナンス)とは、靴を履きおろす前に行う、お手入れのことです。

・エナメルに付着した汚れをキレイに落としたい。

・エナメルをツヤツヤに仕上げたい


エナメル靴のお手入れ|使用するアイテム

エナメルケアセット


エナメル靴に必要なケア用品がまとまっている「エナメルケアセット」を使用します。

〈セット内容〉

 ├ ブラシ(馬毛)

 ├ 布

 ├ エナメル用ローション(汚れ落とし・ツヤ出し)

 ├ グローブクロス(乾拭き用)

お手入れの手順

その1|ホコリを落とす

ブラシ(馬毛)を使って、靴に付着したホコリや汚れをブラシで払います。ヒール周りや、履きジワの間には、ホコリが溜まりやすい箇所。細かい部分もチェックしてみてください。


その2|エナメル用ローション

柔らかい布に、エナメル専用のローションを取ります。
布にローションを染み込ませるように、馴染ませます。

エナメル靴に、靴全体に塗り広げるように磨いていきます。

汚れている部分を見つけたら、丁寧に拭き取ります。

【汚れている部分】Before

【汚れている部分】After

その3|乾拭き

グローブクロスを使って、表面に残ったエナメルローションを拭き上げます。
靴表面がさらさら、つるつるの状態になりました。

よく乾拭きして、ベタつきが残っていない状態にしておくことが大切。汚れが落ちて綺麗になった後でも、靴の表面にベタつきが残っている場合は、ホコリや汚れが付着しやすくなってしまうからです。

まとめ

いかがだったでしょうか?エナメル靴は、簡単な3ステップでお手入れが可能です。こまめなお手入れで、エナメルの魅力でもあるつやつやな光沢を維持しやすいです!気になった方は、ぜひお試しください。

それでは、次回のシューケアレシピもお楽しみに。

 

 

2022-08-03 | Posted in SHOECARE RECIPEComments Closed 

 

【大好きな靴にかかわる仕事がしたい!想い叶えた】トレーディングポスト大阪店 高橋恵美さん


靴磨き女子部が様々な職種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。
今回は、株式会社プレステージシューズ【 トレーディングポスト大阪店 】でレディースMDと販売をご担当されている、
高橋恵美 さんにお話を伺いました。

高橋恵美さん

― まず、トレーディングポストとはどんなお店ですか?


トレーディングポストは、1984年に「日本に知られていない海外の優れた靴を紹介するセレクトショップ」をコンセプトにスタートしました。

「レザーシューズを履く文化を日本に定着させる」「時代と共に進化する革製品の今を積極的にご紹介する」提案型セレクトショップです。 『Crockett&Jones』『Tricker’s』といった、知る人ぞ知るOEMメーカーをいち早く日本にご紹介。

その後も『CARMINA』や『GAZIANO&GIRLING』など世界各地の良質なレザーシューズ及び周辺アイテムの展開をおこなっています。さらに、集積されたノウハウを最大限に生かしオリジナルシューズの開発につなげています。

フィッティングの面においては、人に個性があるように足型にも感覚にも個性があります。お客様一人一人と誠実に対話させて頂き、足型のみならずお客様のライフスタイルに合わせた靴選びやフィッティングのお手伝いから、ご購入後のリペア、メンテナンスまで、ご要望に寄り添ったご提案をおこなっています。

そして、レザーシューズや、それにまつわる文化をお伝えすることで、みなさま一人一人の生活をより豊かなものにするよう、「本当に良い靴」を見つけることができるセレクトショップを目指していきます。

トレーディングポスト店内

―高橋さんが、今のお仕事をするようになった経緯を教えて下さい。


ファッションが好きなんです。ファッションの中で特に「靴」が自分にとって特別な位置づけで、「靴」の中でも、メンズシューズやメンズライクなタイプが昔から好き。「靴に関わる仕事をしたかった。」 という想いが、今の仕事をするきっかけです。その想いが実現し、現在の仕事に至ります。

― 「好きなことを仕事に」を形にされていらっしゃるんですね!靴が大好きということは、お気に入りの靴もきっとたくさんお持ちですよね?

メンズシューズも履くので、山ほどあります!好きな靴のブランド…いっぱいあります。どのブランドなのか、どのような製法でつくられているかも気になりますが、その靴の革質やバランスが好きかどうかです。

自店で扱っていなくても好きなブランドいっぱいあります。お気に入りの靴は、たくさんありすぎて…それぞれにいいところがあるので、どれにも愛着がわきます。

20年以上前はメンズライクなレディース靴はなかなか見つからなくて、いろいろ探し回りました。それでも、少なかったのでメンズシューズやサイズの合う靴を履いていました。今は、ファッション的にもメンズ・レディースの境が緩く、ユニセックスのブランドも増えてきたので、昔より自由にファッションを楽しめますね。

― 足元やファッションでの“自分らしさ”や“こだわり”はありますか?

言葉にするのは難しいですが、自分の中での「好き」な軸があって、そこにチョイチョイっとその時の気分を足していく感じです。自分らしいスタイリングの〆はなんといっても「靴」!
「靴」がトータルバランスの決め手です!メンズのファッションは参考になります。

― 「靴」がトータルバランスの決め手!納得です。

― 革靴好きな方へ向けた、トレーディングポストでおすすめの靴を教えてください!

おすすめの靴、いっぱいあります!
トレーディングポストでしか手に入らないメーカーや、別注モデルは特におススメ。エドワードグリーンのレディースは、イギリスとパリの直営店と、日本ではトレーディングポストのみの取り扱いです。

エドワードグリーン レディース

クロケット&ジョーンズにも、デザインの別注もお願いしてます

クロケット&ジョーンズ
オリエンタルローファー
左|トリッカーズ モンキーブーツ ・ 右|エシュン

― たくさんの靴をお持ちの高橋さん、靴磨きもお好きですか?

靴磨きは大好きです。革は磨けば応えてくれるので楽しんでお手入れしています。ケア用品も、ブランドによって特徴があるので、靴の状態によって使い分けをしています。

左|M.MOWBRAY シルキーレザーグローブ ・ 右|紗乃織ブラシ 馬毛たてがみ

M.MOWBRAY(エム・モゥブレィ)のアイテムで、シルキーレザーグローブ紗乃織ブラシの馬毛たてがみは、基本のケア用品にプラスして持っておきたいと思います。おすすめです。

― 靴のケアをするにあたって気を付けていることはどんなことでしょう?


「靴を長く履いていくためにお手入れをする」という事です。なので、過剰にケアをして過保護にしないように、革の状態を見ながら適したケアを心掛けています。仕上げも、靴それぞれに合うようにしています。例えば、靴のカテゴリーやTPOに合わせて、ピッカピカにハイシャインしたり、ごくごく自然に仕上げたり…「磨く事」は楽しいですが、やっぱり靴は道具だと思っているので、道具として快適に使えるように付き合っていきたいです。

― 最後に、今後の展望をお聞かせください。

もっと多くの方々に革靴の良さを知って頂いて、好きになってもらえるように…という想いを込めて、今後も色々な商品をメーカーさんと一緒に作っていきたいと思っています。

高橋さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。
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今回高橋さんがお話してくださった中で、印象的だったことは、「お客様と共感できること」が糧になり、そして「“好き”を商品化できること」がやりがいです。という言葉。そして大好きな靴とまっすぐ向き合っている姿です。

ぜひ、レディースの革靴や新作も豊富に揃っているトレーディングポスト大阪店に行ってみてください。


トレーディングポストレディースの公式Instagram  @tradingpost_ladies

トレーディングポストオフィシャルInstagram @tradingpost_official

2022-06-30 | Posted in INTERVIEWComments Closed