シューケア

エナメルがべたべた!そんなことがおきないようにするには? 靴磨き女子部サポーターを募集します!

「エナメルのお手入れ」

と聞くとみなさんどう感じますでしょうか?

・特殊素材でお手入れが複雑そう

・自分でするには難しそう

・・・など、

エナメル革のお手入れにマイナスなイメージを持つ方が多くいらっしゃるように感じます。

しかし、エナメル革の特性さえおさえてしまえば、お手入れは難しいものではないんです!

そもそも、「エナメル」とは何なのか、、、

「パテントレザー」とも呼びます。

革の表面に樹脂等でコーティングを施し、

つややかな光沢感が美しく、手触りはツルっとした状態に仕上げた革のことです。

表面がコーティング加工されているため、光沢・耐水性が強いという特徴があります。

特徴を見るかぎり、頑丈そうなイメージがありますよね。

しかし、

温度、湿度の変化に弱い繊細な革なのです。 温度、湿度が低すぎると、ヒビ割れが起きてしまう可能性があります。

よくエナメルのトラブルで耳にするのが、「ベトつき」です。

ベタベタの原因、それは

高温、多湿による、エナメル表面の樹脂のダメージ、溶解です。

コーティングが解けることによって、ベトつきが生じてしまうのです。

さらに、表面剥離を起こしてしまうことも・・・

一度ヒビ割れ、ベタベタになってしまったエナメルをもとの姿に戻すことは不可能です。

こうならないために!

履いた後のお手入れ、普段の保管方法がとても大切です。

●保管方法

・脱いだらシューキーパーを入れる

・箱に入れず、温度、湿度変化が少ないところで保管

・色移りをしてしまうことがあるため、密着させないように保管

お手入れ方法はいたってシンプルです。

●お手入れ方法

使用するもの

エナメルケアセット

これのみです!

1.ブラシでホコリをおとす

2.ラックパテント(エナメル専用の汚れ落とし、ツヤ出しローション)を付属のコットンにとり、塗布する。

3.グローブクロスで乾拭き

これでお手入れ完了です!

キレイを保つために、ぜひお試しください。

靴磨き女子部サポーターを募集します!

靴磨き女子部サポーターを募集します!

より多くのみなさまにシューケア、レザーケアについて知っていただくために、、、

ぜひご協力をお願いします。

〇インフルエンサー募集内容

・Instagramのアカウントをお持ちの方(フォロワー:1000名~)

・商品提供あり。弊社よりお送りする商品を使用し、月に2投稿 していただきます。

※商品は数種類ご用意しております。その中よりお選びいただきます。

ぜひぜひ、みなさまのご応募お待ちしております!

2022-04-01 | Posted in COLUMNComments Closed 

 

マルジェラ、タビシューズの修理 普段なかなか見ることのできない、タビシューズの修理工程をお見せします。

メゾンマルジェラのタビシューズ。

最近、街中で履いている方をよく見かけます。

タビシューズの特徴は、名前の通り、「足袋」のようなつま先のデザインです。

こういう特殊な形にもハーフラバーソールが貼れるのか・・・質問をいただくことがあります。

答えは「はい。できます。」
今や定番化した修理なので、焦ることはありませんが、このタビシューズが発売された当初、靴修理の職人は頭を悩ませました。

「さてどのように修理をしよう?」
私もその一人でした。

修理ってどうやってるの?

修理を依頼した後、大切な靴がどのように修理されているか気になったことはございませんか?
今回は実際の修理工程をご覧いただこう思います。

①ハーフラバーを貼る接着面を機械を使って少しだけ削り、表面を荒らしていきます。

②表面が荒れたソール(底面)とハーフラバーに接着剤を塗って乾かし、貼り付けます。

③張り付けた後、コバ(側面)を削って均していきます。

④ならした後は黒いインクも削れ、側面の地の色が出てきます。

⑤黒のインクを塗り直して、ワックス掛けをすれば完成です。

ハーフラバーソールは少し履いてからでも貼ることはできますが、すり減ってしまった所を革で継ぎ足す作業が必要とされます。

その継ぎ足しの跡が気になる方は履き下ろす前のタイミングがおススメです。

大切な靴を長く、キレイに履くために。

ぜひ履き下ろす前にハーフラバーを貼っておきましょう!

靴の修理、FANS.で承ります。

今回ご紹介した、マルジェラ タビシューズはもちろん、あらゆる靴の修理・靴磨きをFANS.にて承っております。

FANS.浅草本店

所在地:東京都台東区雷門2-13-4 岡本ビル1F
電話番号:03-5811-1831

FANS.新橋

所在地:〒105-0004
東京都港区新橋2-17-14
JR東日本 新橋駅構内 FANS.新橋
電話番号:03-6228-5155

FANS.京王新宿

所在地:〒160-8321
東京都新宿区西新宿1丁目1−4 5F
電話番号:03-3342-2111(代表)03-5321-5175(直通)

2022-03-15 | Posted in COLUMNComments Closed 

 

無料で靴磨き知識検定を受けてみませんか?あなたの靴磨き好き度をチェックしてみましょう!

靴磨きや靴に関する啓蒙活動の一環として、
オンラインでの靴磨き知識検定をスタートしました!

 

靴磨き知識検定とは?

株式会社R&Dが理事企業を務める、一般社団法人 日本皮革製品メンテナンス協会による、オンラインで無料で受けることのできる検定です。

靴磨きに関する問題はもちろんのこと、靴の製造や革の種類など幅広い分野からランダムで出題されます。

合格すると靴の用語集や靴紐の通し方など、全5カテゴリーの靴磨き知識テキストをダウンロードすることができます(無料)。

また、会員登録をしてくださった方は「靴磨き知識アドバイザー」として認定され、称号として認定証やオリジナル名刺、携帯型シューホーンから希望の特典が選べます(有料)。

【特典一覧】
・認定証(画像データ):2200円(税込・送料込)
・認定証(証書):2750円(税込・送料込)
・オリジナル名刺:3300円(税込・送料込)
・認定証(画像データ)、オリジナル名刺:4950円(税込・送料込)
・認定証(証書)、オリジナル名刺:5500円(税込・送料込)
・携帯型シューホーン:5500円(税込・送料込)

靴、靴磨きが好きな方や、ファッション、靴について勉強している方、どなたでも検定を受けることができます!

みなさまの靴磨き好き度、チェックしてみませんか?

靴磨き知識検定はこちらから

2022-02-05 | Posted in COLUMNComments Closed 

 

ギフトを贈る前に知っておきたいこと -ブラシの種類を知って上手に選ぶ-

皆さま、ギフトを贈りたいのに何を贈ればいいのか困ったことはありませんか?
その人のことを知りきっていれば、何が欲しいのかは推測しやすいとは思いますが、大まかな情報や会った時の印象でギフトを選ばなければならない場面に直面することもあります。
「靴が好き」というワードでギフトを探さなければならない場合、とりあえず思いつくのは靴に関連した何かでしょう。
シューケアセットやシュートリー(シューキーパー)などが候補に上がってくるかもしれません。しかしシュートリーにはサイズがあります。贈る方の靴のサイズを調べる必要があったり、せっかく贈ったものが靴に合わない可能性も出てきます。
そう考えると…何を贈ったらいいんだ!と叫びたくなりますよね。
靴が好きな人に贈るギフトで1番のおすすめは「ブラシ」です。

 

 

ブラシと言っても、靴磨きに使用するブラシは毛の種類が多数あります。
豚毛・馬毛・山羊毛など、用途によって使い分けるのですが、そもそも自分で靴磨きをしない人から見れば、どれが何の毛なのかすら分からない、そんなことも考えられます。
そんな時におすすめなのは…
ずばり「馬毛」です。

 

なぜ馬毛なのか?
〇ホコリ落とし用ブラシ
〇仕上げにも使用可
〇複数本あっても便利
この3つのポイントから馬毛ブラシがおすすめです。
そもそも靴磨きをそこまで熱心にしていない方でも馬毛ブラシをもらえば、ブラッシングぐらいはきっとしてくれるはずです!

 

3つのポイントのうち、複数本持っていても便利という点は、靴磨きや靴が好きな人であれば、馬毛のブラシはマストで持っている可能性が高いです。
ただ靴磨きが好きであれば、馬毛の便利さを理解している方も多いです。馬毛はホコリ落とし以外にもコードバンという素材に適していたり、靴磨きの最後の仕上げに使用したりもできます。

そして馬毛ブラシは価格のバリエーションも豊かです。
予算に合わせて高いものでは¥16000ほどのものもありますし、¥5000前後のギフトに丁度良い価格帯もあります。
差し上げる方によって他の毛の種類と合わせてセットにして贈るのもおしゃれですよ。
何よりも年齢をあまり選ばないという点も良いのではないでしょうか?

 

これでギフト選びに新しい選択肢を増やせて頂けたら幸いです。

 

 

 

2021-12-09 | Posted in COLUMNComments Closed 

 

「日本中に足元からハッピーを届ける」元警察官のシューシャイナー 【いとの靴磨き屋さん】伊藤 由里絵さん

靴磨き女子部が様々な職種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。

今回は2020年5月にお店「いとの靴磨き屋さん」をオープン、フリーシューシャイナーとして活躍されている伊藤 由里絵さんにお話を伺いました。

 

伊藤 由里絵さん

警察官、白バイ乗りの経歴を持つ。警察官時代に靴磨きの大切さを教えられ、現在はモデル・役者をしながら「いとの靴磨き屋さん」をオープン。「日本中に足元からハッピーを届ける」をモットーに東京都北区王子に拠点を置きフリーで活動中。 (https://itto.themedia.jp/より引用)

元警察官という異色の経歴をお持ちの伊藤さん。

―シューシャイナーの道に進んだ経緯を教えてください。

警察官をしていた時に靴磨きと出会いました。「いい仕事は整った身だしなみから」という教訓があり、靴磨きや制服のアイロンがけが毎日の習慣でした。その時の教えが退職後も身についていて、靴に限らず大切なものは新品の状態を写真に撮って、劣化や汚れ、型崩れ等がないように日々手入れをします。毎日過ごしていると、ちょっとした型崩れや変化になかなか気づかないですよね。写真に残しておくと変化がわかりやすいのでおすすめです。

「ものを大切に」という心がけのなかで、靴磨きについて勉強し始めたところその奥深さに魅了され、どんどんハマっていきました。他の人にも靴磨きのすばらしさ、大切さをもっともっと広めたい!そう思ったのがきっかけです。

―「靴磨き」についての想いを教えてください。

女性がもっと手軽に行えるようなアイテムが増えると嬉しいですね。パッケージデザインがおしゃれなポーチや袋に入った商品のセットみたいなものがあると、個人的にとっても買いたいです!(笑)

例えば化粧品だとクリスマス時期になると各コスメブランドからコフレ(化粧品の詰め合わせ)が出ますが、そのおしゃれなコフレのポーチやボックスを見るだけで毎年ついつい買ってしまうので…。

まだまだ女性には(靴磨きが)浸透していないと思うんです。私をきっかけに、靴磨きに興味を持ってもらえたらいいなと思います。

―ご自身の靴を磨くときの習慣やこだわりはありますか?

帰宅後には必ずブラッシングをして、良い状態を保てるようにしています。茶靴は好きな色味になるように育てています。もともとはミディアムブランなのですが、オレンジっぽい褐色が好きなので、コニャック系の色で塗り込むのがこだわりです。

―中でもお気に入りの靴はありますか?

ジョンロブのアルフォードです。靴磨き職人として活動をスタートしてから初めて買った靴です。高級な靴が似合う女性になるために購入した思い出の一足です。

―モデルのお仕事もされているとのことですが、革靴との合わせ方やファッションのポイントについてお聞かせください。

ファッションはシルエットを重要視しています。

靴をあえて室内の姿見の隣にインテリアすることでコーディネートを考えるとき足元までトータルコーディネートできるようにしています。モデルという仕事柄いろんなジャンルの服や靴を着用しますが、一番綺麗なシルエットになるよう、全体のバランスをよく見ています。

―挑戦したい、または狙っている革靴はありますか?

トリッカーズのカントリーブーツ黒を考えています!他には、サンダースのミリタリーダービーも狙っています。両方とも好きなブランドなんです。甘めのスカートにもパンツスタイルにも、バイクにも合いそう!

―お仕事の中で一番のやりがいは何ですか?

お客様の喜ぶリアクションを直に感じられるところです。

バイクで日本一周をしたという同い年の女の子のブーツをお手入れしたことがとても思い出に残っています。

日本一周中にどしゃぶりに遭ったり転んだりしたため、ブーツの状態ははっきり言ってよくありませんでした。とても汚れた状態で靴紐も千切れかけていたので。それでも丁寧にクリーニングとお手入れをしてお返ししました。そしたら、「捨てようと思っていたけど思い出だから捨てられなくて…またこの靴で走れます!」と言って喜んでいただけたんです!本当に嬉しかったです。

靴には皆さんそれぞれの思い出がたくさん詰まっていて、それを聞きながら靴磨きをすると皆さんの思い出を少しでも共有できた気持ちになり、とても嬉しくなります。

―お客様の目の前でする靴磨き、喜びや笑顔を見られるのはとてもやりがいを感じられそうですが、緊張してしまうことはありませんか?

一人でも多くの方に笑顔を届けること、私自身が明るい存在であることをモットーにしているので、緊張するときもありますが「楽しい気持ち」をお届けできるようにしています。

いつも友達や周りの皆さんと接するなかでたくさんのパワーをもらっているので、私が会う人みんなにもパワーを送ることができるように心がけています。

―伊藤さんご自身について。休日はどのように過ごしていますか?

大好きなラーメンを食べたり、バイクを走らせて温泉に行ったりしています!ラーメンは豚骨と味噌が大好きです。おすすめのお店があったら教えてほしい(笑)今はコロナ禍ということもありなかなかお出かけできませんが、趣味のバイクに乗って遠出するのはとても良いリフレッシュになります!

―最後に、今後の目標について教えてください。

バイクの業界に靴磨きの文化をもっと広めていきたいです。

バイク乗りはレザーとの関わりがとても強いので、ぜひ皆さんにお手入れの楽しさもお伝えしていきたいと思います。

また若い世代にもアプローチをしていくことで、革靴業界を盛り上げていきたいと思っています。

―私たち靴磨き女子部も一緒に、革靴業界・シューケア業界を盛り上げていきたいと思います。伊藤さん、ありがとうございました!

Twitter @itto_chan_rider

Instagram itto_shoes

HP https://itto.themedia.jp

いとの靴磨き屋さん、イベント情報

2021-12-01 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

靴磨き女子部おすすめギフト「エコロジーボックスセット」

こんにちは。靴磨き女子部です。

今回は、大切な方へのギフトにはもちろん、
がんばっている自分へのご褒美にも
おすすめのシューケアセットのご紹介です。

それがこちら。

「エコロジーボックスセット(スムースレザーケア)」

 

パルプモールドの箱を麻紐で結んだだけの
シンプルな外装がかわいらしいですよね。

靴磨きセットの外装は、どちらかというと、
かっこよくてスタイリッシュなデザインのものが多いので、
このようなナチュラルテイストなデザインは
珍しいのではないでしょうか。

しかもこの箱、ただの箱ではありません。

まず、原料には古紙100%を使用しており、
また、製造段階で糊や接着剤を使用していないため、
土に埋めると生分解されるのだとか。

その名の通り、「エコロジー」な、箱なんです。


また、こちらの
「エコロジーボックスセット(スムースレザーケア)」は、
内容も充実しております。

靴磨きに必要なアイテムが一通り揃っており、
初心者の方には特におすすめです。

■セット内容
・M.モゥブレィ ステインリムーバー60
・M.モゥブレィ クリームジャー(ブラック)
・ペネトレィトブラシ
・ワークブラシ+ ホース
・ワークブラシ+ 豚毛ホワイト
・リムーバークロスミニ
・グローブクロス

 

 


以上、靴磨き女子部おすすめのギフトでした。

 

2021-08-23 | Posted in COLUMNComments Closed 

 

革靴入門におすすめのブランド3選 おしゃれは足元から

こんにちは。靴磨き女子部です。

「革靴履いてみたいけど、どれがいいんだろう・・・」

そう思っているみなさん。


今回は、これから革靴に挑戦してみたいと思っている方におすすめのブランドとモデルをご紹介します。

【Paraboot(パラブーツ)】


1908年にフランスにて創業した老舗シューズブランドです。
ブランド独自で開発したレザーやソールを使用しており、履き心地はもちろん、雨などにも強いことから天候を気にせず履けるという点は心強いですね。

パラブーツの数あるモデルの中からご紹介するのは、
「シャンボード」というモデルです。
少しぽってりとしたフォルムがかわいらしいレースアップタイプの靴です。
シューレースの先に小花のようなタッセルが付いていて、このタッセルひとつでシックな黒い靴がフェミニンに見えます。
ソールも柔らかめのラバーなので、スニーカーに近い感覚で履いて頂けると思います。

続いてご紹介するのは、


【G.H.BASS(バス)】


G.H.BASSは1876年にアメリカのメイン州ウィルトンで、ジョージ・ヘンリー・バスによって設立されたブランドです。
マイケルジャクソンが名曲スリラーのMV内で着用していたローファーはこのバスのものです。


もちろんバスからご紹介するのは、このローファー。
通称ペニーローファーと言われるこのモデルは数あるローファーの中でも甲が低めに設計されていて、履いてみるとパンプスなどに近い感覚で履いて頂けると思います。
マイケルジャクソンがMV内で履いたように、白いソックスに合わせるとパンツでもスカートでもバッチリ決まります。

最後にご紹介するのは、


【Church’s(チャーチ)】


1873年にイギリス・ノーザンプトンで創業、正統派なイギリス靴として、あの007のジェームズボンドが着用していることでも有名です。
女性向けの本格的な革靴をいち早く打ち出したことでも有名です。
メンズのデザインをそのまま女性向けにシャープに改変したり、飾り穴にスタッズを打ち込んだモデルは模造品がでるほど話題になりました。

ただスタッズを打ち込んだモデルだと入門編としては、少しハードな気がしたので、今回はウィングチップと呼ばれるデザインが特徴の「バーウッド」というモデルをおすすめします。
この飾り穴が沢山ある羽根のようなデザインを持つ靴を一般的にウィングチップと呼ぶのですが、チャーチのバーウッドは飾り穴が少し大き目で、なんだか女性が履いても無骨にならないのです。
本格的な革靴をイメージしている方にはこちらがおすすめです。

気になる1足は見つかりましたか?

どんなブランドを履くにも、まずは自身の足との相性を調べることが大切です。
しっかり店舗へ行って試着してみてください。
いつものサイズで、とネットで購入するのは絶対おすすめしません!
スニーカーなどとは違ったサイズ感になるのが、革靴です。
しっかりプロに相談して、自分にあった1足を見つけてくださいね。

2021-07-13 | Posted in COLUMNComments Closed 

 

「好きなこと」に没頭し続ける【株式会社イースタンスポーツ プロボウラー】本橋優美さん

靴磨き女子部が様々な職種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。

今回は、MOWBRAY SPORTS アンバサダーとしても活動してくださっている、プロボウラー本橋優美さんにお話を伺いました。

―現在のお仕事内容を教えてください。

プロボウラーをしています。大会に出場するのはもちろんですが、所属しているボウリング場、所沢スターレーンにてボウリングの指導をすることもあります。

―現在、プロボウラーとして活躍されていますが、なにかきっかけがあったのでしょうか?

プロボウラーになる前に、実は少しの間、医療事務の仕事をしていました。様々なことを学ぶことができ充実していたのですが、心のどこかではこの現状のままで良いのかなと思うところもありまして・・・

今後何をしたいかをじっくり考えたときに、以前からやっていたボウリングが自分の中で大きく存在しているのだと感じたんです。

改めてボウリングが好きなのだなと気づき、プロボウラーという職業を選びました。

―好きなものを続けていくことは簡単に見えて、意外と難しいものだと思います。「好きなもの」を職業として選択した本橋さん。本橋さんのボウリングに対する愛情をとても感じました。

―プロボウラーとしてのやりがいは何ですか?

所属しているボウリング場で、直接指導をする機会があるのですが、その際に「アドバイスのおかげでストライクやスペアを取ることができた」などの声をいただけることですね。

ボウリング場に来てくださった方々と直接コミュニケーションをとって、その方々の上達ぶりや、楽しんでいる姿をみると私まで嬉しくなります。

ご自身の成長だけではなく、所属するボウリング場で指導にも注力しているのですね。

指導に当たる姿勢をお聞きして、本橋さんのやさしい人柄に触れることができました。

そんな本橋さんにファッションやこだわりについてもお伺いしました。

―靴は何足くらい持っていますか?

正確には分かりませんが、20足以上はあると思います。

特にどのブランドが好きというのは無いのですが、足元は見られることが多いと思うので、少し良いものを履くようにしています。

―一番のお気に入りの靴は何ですか?

両親に私の誕生日の時に、遠征や試合を頑張るようにと買ってもらったスニーカーです!

この靴を履いた時に、より一層「頑張ろう」と思えます。

ご両親にもらったスニーカーを大切に履いているという本橋さん。

―普段の生活の中で、物を大切にするためにしていることをお話していただきました。

靴であったり、アクセサリーであったり、毎回使用した後のお手入れは欠かさず行うようにしています。

やはり、自分の好きなものは長く使いたいと思っているので、忙しい時でも簡単にできるケアだけするようにするなど、その時その時によってお手入れの方法は変わりますが、手入れを怠らないようにしています。

―「好きなものを長く使用する」ためにお手入れは欠かせないとのこと。

シューケア用品を扱う仕事をしている私としては、「長く使用する」という考えにとても共感できますし、本橋さんの強いこだわりを垣間見ることができ、とても嬉しい気持ちになりました。

―読者のみなさまに一言お願いします!

今後も練習に励み、トーナメントで優勝できるように頑張ります。

ぜひ、応援をよろしくお願いします!

本橋さん、ありがとうございました!

【本橋優美】

株式会社イースタンスポーツ 所沢スターレーン 所属

Instagramアカウント:@yumi_1996_

2021-05-18 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

靴紐の通し方の基本 紐で靴の表情が変わる楽しみ

靴紐にはいろいろな通し方があります。
今回はドレスシューズの王道ともいえる通し方をご紹介。


「パラレル」と呼ばれる水平のラインが美しく、左右に均一に力がかかるので緩みにくい通し方です。

最下段の穴と2段目の穴に紐を通します。
ここで左右に出ている長さを同じにすると仕上がりの時に長さがずれにくいです。

右側の最下段に出ている紐を真横の左の穴に通します。
そのまま右側の穴に1段とばして内側から通します。

左側2段目の紐を右側の同じ2段目の穴に外側から内側へと通します。
そのまま左側の4段目の穴に内側から外側へ。

右側の紐を左側3段目の穴に通し、
そのまま右側の5段目の穴に内側から外側へと通します。

左側の紐を右側の4段目の穴に入れ、
反対側の5段目の穴に内側から外側に通したら完成です。

靴紐の通し方や、色を少し変えるだけで靴の表情もぐっと変化します。
みなさまも色々試して楽しんで下さい。

2021-05-11 | Posted in COLUMNComments Closed 

 

【雑誌LS&D】「R&D靴磨き女子部が考える革靴女子的シューケアライフ」

雑誌「LS&D」に靴磨き女子部が掲載されました。

靴磨き女子部が普段行っているデイリーケアについてや、

今欲しい革靴についてなど、さまざまなことについて語っています。

ぜひチェックしてみてください。

2021-05-06 | Posted in PRESSComments Closed 

 

流れに身を任せながら、「いま」を続けていく【GMT FACTORY】相良佳奈さん

靴磨き女子部が様々な職種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。

靴、服、鞄や革小物、ファッションアイテムの リペア・リメイク をトータルで行なっているお店、

GMT FACTORY 店長の相良佳奈(さがら かな)さんにお話を伺いました。

-今日はよろしくお願いいたします。

現在の相良さんのお仕事についてお聞かせいただけますか?

相良さん:GMT FACTORYでの修理の受付や接客がメインの担当です。シューシャイナーの冨樫がメインで靴磨きを担当していますが、私も〝靴磨き〟の接客はサポートしています。

あとは、洋服の直しですね。丈詰めやボタン付けなども行います。お店の看板やロゴ、パンフレットのデザインなどにも携わっています。

ー多岐に渡る店舗業務を担当されている相良さんは、高校は服飾を、大学ではグラフィックデザインを専攻して学ばれてた経験がおありです。その後は受付業(ライブハウス)をしながら、靴作り教室に通ったりしていたそう。

相良さん:たまたまなんですけど、今までの経験が、すべて今の仕事で、店舗で、役に立っているんです。

-GMT FACTORYで働くきっかけになったのは、代々木上原のお店の前をよく通り、素敵なお店があるなという印象で、ホームページを見た時にちょうど求人募集が!「よいタイミングかも」ということで応募し、その後ご縁もあり入社されたそうです。

店舗運営でやりがいを感じることってどんなことですか?

相良さん:やりがいですよね。改めて考えてみたんですが…やっぱりお客様の靴や服に関するお悩みや問題点を、改善できたときですね。なおかつ、それでお客様が喜んでくれたときですね。とても嬉しいです。

―私たちから見たGMT FACTORYさんの印象って、お客さまがお悩みになっているむずかしい修理などにもできるだけ応えているという印象があります。それって店舗としては勇気がいることだと思いますが、いち消費者として悩みに寄り添って解決しようと一緒に考え、提案してくれることはとても嬉しいですよね。

相良さん自身の今後の展望があったら教えてください。

相良さん:私自身は、やりたいと思ってやってきたことってあんまり続いていなくて…でもご縁があってやってみたことが続いているんです。良い意味で流れに身を任せてみることが、きっとこれからも続いていくんだろうなぁ…と思っています。

心に留めている大切な言葉などはありますか?

相良さん:ある本を読んだ時に出会った言葉なのですが、『人間万事塞翁が馬』たとえ言葉です。

人生における幸不幸は予測しがたいということ。 幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ。

相良さん:今起こっている悪いと思われることが、それが後々いいことになるということもあるので、その時は起こったことに対して幸とか不幸とかとは考えず〝スッと〟受け止める感じを心がけています。

ファッションや靴について聞かせてください。

相良さん:靴は好きです。先日まとめて断捨離をしたのですが、それでも40足位自宅にあります。主にフラットな紐靴が多いです。あとはブーツが多いです。ヒールの靴も待っているのですが、地元の福岡に住んでいた頃は平坦な道が多かったのですが、東京に来てからは坂が多い印象で…履く機会がすっかり減ってしまいました。

相良さん:あとは…足元のスタイルのこだわりとしては、靴下は履いたほうが足にも優しく靴も傷みづらいと思うので、靴下やタイツを履いたファッションが中心です。なので、素足でサンダルは履かないんですよ。サンダルに靴下を合わせるスタイルが流行った時は助かりました(笑)

お気に入りの靴のブランドはありますか?

相良さん:持ってはいないのですが、靴磨きをしていて、磨きやすい!と感じるのはJOHN LOBB(ジョンロブ)です。

相良さん自身の靴で思い入れのある靴はありますか?

相良さん:CAMPER(カンペール)がVeronique Branquinho(ヴェロニク・ブランキーノ)とコラボした時のもので、ピンク色をした靴がお気に入りです。

―ご自身も店舗で靴磨きを担当されている相良さん。ご自宅でこれだけはやっておいた方が良い靴磨きのポイントなどはありますか?

相良さん:靴磨きは、皆さんが想像しているよりも簡単にできますし、楽しいです。集中して取り組むと意外とブラッシングの作業などでは、手をよく動かすので若干、汗だくになりますけれども(笑)

普段のお手入れとして、ホコリ落としのブラッシングだけでもやってあげると、革靴の持ちも変わってきますので、ぜひお手入れを習慣にしていただけるとよいと思います。

相良さんがいらっしゃるGMT FACTORYでは、ヒールの修理や靴裏に貼るハーフラバーの修理をお持ちこみにくる女性のお客様も多いそう。

店内には、各シューケアブランドの商品がずらり。靴磨きのことも相談しやすい雰囲気です。

さまざまな商品を取り扱い、皆さん自身が使用して靴磨きをされているからこそ、各靴磨き用品の強みや弱みなども把握されています。

とてもフラットな目線で、最適なアイテム選びのアドバイスをしてもらえるのは安心です。



相良さん:ファッションや靴のリペア、靴磨きのことなど、気になることやお悩みがあったらぜひお気軽にご相談ください。

―相良さん、お話を聞かせていただきどうもありがとうございました。

〈店舗紹介〉

GMT FACTORY アコルデ代々木上原店

東京都渋谷区西原3-8-5 アコルデ代々木上原A-202 

営業時間:11:00~20:00 <不定休>

TEL:03-6416-8703

https://www.gmtfactory.com/

靴修理、靴磨き、鞄・財布修理、洋服のお直し、レザークリーニング、レザー染め直し、 洋服染め直し、アクセサリー修理 など。

幅広いアイテムの修理、お直しを承っております。

シューシャイナー、シューケアアドバイザー、革物修理の職人、洋服のフィッターがおります。レザーケア用品、シューアクセサリー、シューレースも多数取り扱い。

2021-02-18 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

【美人百花】3月号「靴のキレイを保つために おうちでできるシューケア」

「美人百花」3月号にて、靴のキレイを保つために おうちでできるシューケアをご紹介いたしました。

ぜひ お手に取ってご覧くださいませ。

2021-02-15 | Posted in PRESSComments Closed