シューケア

〈憧れを実現 販売員から靴修理職人へ〉
RESH.神戸店 福田 友香さん

靴磨き女子部が様々な業種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。
今回は、RESH.神戸店の福田 友香さんにお話を伺いました。



【RESH.】とは
「靴を修理して履く文化を創る」というテーマを掲げている靴メンテナンスの最上級店です。
全国有数のデパートや商業施設などにある靴修理業態で、確かな技術と修理部材の数が魅力。
常にお客様のご期待に応えられるように、特注の機械を開発、オリジナル商品の開発やイギリスを中心に海外から工具を取り寄せてメンテナンスを行う、他社では真似のできない方法を行うのが強み。
〈RESH. 公式HPより引用〉https://resh.tv/



ー現在のお仕事内容を教えてください。 
靴を修理に出されるお客様の受付や縫い修理、お渡し前の磨きといった作業を行っています。

ー今のお仕事をするようになったきっかけを教えてください。
革製品が好きで、身に着けられて、長く使えるものを集めているうちに、
ケア方法やメンテナンスにも興味がわきました。
長年、アパレルで販売の仕事をしていましたが、職人にあこがれがあり、今の職業に転職いたしました。


ーご自身のお仕事の、一番のやりがいは何ですか?
仕上がりの靴を見たお客様に喜んでいただけるときです。

ーご自身の生活の中で、物を大切にするために習慣にしていることがあれば教えてください。
この仕事をするまでは何気なく「良いなぁ。」と思うものを選んでいましたが、
今は先を見越してケアでどう変化していくかや、
靴の製法を確認しリペアできるかなど先を見越して買い物するようになりました。

普段の買い物からケアやリペアを意識されているとは、、まさに職人の性ですね。


ー休日の過ごし方を教えてください。
美味しいご飯屋さんや喫茶店を探して食べに行くことです。
美味しかった料理を家で再現して作るのも好きです。

~靴やレザーアイテムのケア、ファッションについてお伺いいたします。
ー靴は何足ほど持っていますか?
革靴やスニーカー、パンプス、ブーツ類、全て10足ずつほど持っています。

ー好きな靴のブランドや、レザーグッズのブランドはありますか?
パラブーツ、マルジェラ、サンダースをよく履いています。

ーお気に入りのアイテムを教えてください。
これからの時期は、ユッタニューマンのサンダルが履きやすくてお気に入りです。


さらっと履けるサンダル。
そしてアクセントの利いたメタリックがこの夏にぴったりですね!


―ケアのこだわりや、好きなアイテムはありますか?
モゥブレィのワックスクリーナーを仕事で使用しています。
お客様からお預かりした靴に付いていたワックスをきれいにはがせて、
下地が素早く作れるので好きなアイテムです。

M.MOWBRAY ワックスクリーナー 〈 https://shop.m-mowbray.com/SHOP/2127.html 〉



―ご自身の靴の保管や靴箱のレイアウトなど、こだわりがあれば聞かせてください。
よく履く靴を取りやすい場所に収納しています。
色順に並べて、シューキーパーを入れて保管しています。

―足元やファッションでこだわりはありますか?
靴を主役にコーディネートを組むことと、ベーシックなアイテムに
アメリカンインディアンジュエリーを付けるのが好きです。



―おすすめの靴やアイテム、または挑戦したい靴やアイテムを是非ご紹介ください。
店で期間限定のポップアップを行っております。
ローファーをメインにしたポップアップを開催してから、ローファーが気になっています。
ポップアップ期間中、毎日目にしていたのでローファー熱が高まってきています。
今はジャコメッティのローファーが一番欲しいです。

ー最後にSNSアカウントがございましたら是非ご紹介させてください!
福田さんInstagramアカウント
https://www.instagram.com/__yn_____/

RESH.神戸店 Instagramアカウント
https://www.instagram.com/resh.kobe/

お話の中で、長く使えるものを集めていたり、物を購入するときにリペアができるかを
考えて購入されていて、ものへ対しての愛情を感じました。
今回は貴重なお話をありがとうございました!

2024-07-23 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

スムース、スエード、エナメル、ガラス、etc… 革の名前とおすすめのお手入れアイテム

「この靴って何革でできているのだろう」そんな疑問を持ったことはありませんか?
今回は「革の種類」について大特集!
スムースレザー、スエード、ムートン、エナメルなどなど、一度は聞いたことがあるような革を一挙ご紹介します。

スムースレザー

冠婚葬祭やビジネスシーンに使われることが多いスタンダードな革靴。1足持っているという方も多いのではないでしょうか。なめらかな手触りに控えめなツヤが特長で、革の表面を加工して仕上げることから表革(おもてがわ)と言われることもあります。
あくまで仕上げ方の1つとして「スムースレザー」と呼称され、使用される革は牛、豚、羊など多岐にわたります。

スムースレザーのお手入れにおすすめアイテム

M.モゥブレィ デリケートクリーム

靴、お財布やバッグなどスムースレザー製品全般に使用できる万能商品。
水分を多く含んだクリームのため革をしっとり潤し、保湿力が抜群です。

スエードレザー

革の裏面を紙やすりなどの研磨材を使って毛羽立たせた革です。主に子牛、山羊、羊、豚などの革から作られることがあります。ちなみに、ブーツやコートに使われる「ムートン」は羊の革の裏面を加工したスエードです。
そんなスエードは起毛皮革(きもうひかく)のうちの一つ。
革の表面を毛羽立たせるヌバックや、成牛など大型動物の革の裏面を毛羽立たせるベロアなど、革の表か裏、どちらを毛羽立たせる(起毛させる)かによってその種類が区別されます。

スエードレザーのお手入れにおすすめアイテム

M.モゥブレィ スエードカラーフレッシュ

靴、ジャケットやかばんなどの革製品全般に使える商品。油分を配合しているため、乾燥し色が抜けたスエードの発色をよくしたり、保湿したりすることができます。
また防水効果もあるため、雨の日のお出かけ前にスプレーをするとポロポロと雨を弾きます!

エナメルレザー

革の上からウレタン樹脂をコーティングした素材です。またの名をパテントレザー。
ツルっとした手触りにピカピカの光沢が美しい革。表面がコーティング加工されているため耐水性が強い特長があります。
高級感があり、適切なメンテナンスを行うことで、新品時のような見た目をキープできるメリットも。

エナメルのお手入れにおすすめアイテム

M.モゥブレィ ラックパテント

靴、お財布やポーチなどのエナメル製品全般に使える商品。ホコリや空気に触れることでベタついたり、曇ったりしたエナメルに使用すると光沢が復活します。

ガラスレザー

一見、エナメルレザーにも見えるツヤっとした光沢が特長の素材です。
その名の由来は製造の過程にあります。
①革を鞣す(なめす)。※植物の渋や薬品を使い、動物の皮に防腐性、柔軟性などを与えることです。
②鞣した革を、ガラス板や鉄板に張り付け乾燥させる。
③表面に樹脂加工を施す。

②の工程でガラス板を使用することから、ガラスレザーと言われるようになりました。
表面に樹脂加工を施しているため、光沢があり水に強い特長があります。

ガラスレザーのお手入れにおすすめアイテム

M.モゥブレィ・プレステージ クリームエッセンシャル

靴、お財布やバッグなどのスムースレザー製品用のケア商品ですが、ガラスレザーのお手入れにも使うことができます。履いているうちにできてしまったすり傷や、くすんでしまった部分をお手入れすると光沢がよみがえります。

いかがでしたか?
今回ご紹介した革の種類とおすすめの商品を参考に、ご自宅にある靴や革製品のお手入れをしてみてはいかがでしょうか。

2024-06-14 | Posted in COLUMNComments Closed 

 

落としにくい隙間汚れ ゴツゴツしたスタッズに付いた汚れの落とし方

今回は靴のメンテナンスの中でもピントをしぼったお話です。

その場所とは、ゴツゴツしているスタッズです。
スタッズ同士の間にホコリや汚れが溜まるとなんだかくすんだ印象に。
それならばと布で拭こうにも、スタッズに阻まれて指が入らず…

そんな時に活躍するのが、靴クリームを塗るためのブラシ「ペネトレィトブラシ」です。

どことなくシェービングブラシに似ている、コロンとしたフォルム。
今回はこのペネトレィトブラシを汚れ落としに使用します。
細かな豚毛の毛束がスタッズを包み込み、指では届かない隙間汚れにアプローチします。

そして、スタッズに蓄積した汚れを浮き立たせるクリーナーには
M.モゥブレィ・プレステージ 
ステインクレンジングウォーター

を使用します。オレンジオイルやキャスターオイルを配合した界面活性剤フリーの革用クリーナーです。オイルの力を利用して汚れを浮かせて落とすため、拭きあがりは革がしっとりします。

使用方法はとても簡単です。
ステインクレンジングウォーターを容器に移し、ペネトレィトブラシの先端に付けます。
(水とクレンジングウォーター1対1で薄めて使用しています)

ペネトレィトブラシを持ち、円を描くように優しくスタッズとその隙間をブラッシングします。
泡が立ち、汚れが浮いてきたら水で軽くすすぎます。
その後は、柔らかい布で水分を拭き取ります。

左:アフター  右:ビフォー

スタッズにもいろいろな種類があります。シルバーやゴールド、塗装されたタイプなど様々です。中にはクリーナーを使用すると風合いが変わってしまう可能性も。
「長い期間履いて、汚れが蓄積してきてしまった」
「食事をしていたら、汚れてしまった」
このようなアクシデントがありましたら、一度メーカーにどのようなお手入れをしたらいいかご確認していただくことをお勧めします。
もしも解決が難しければ、ご紹介した方法をお試ししてみてください。
新品のような、元通りにするのは難しいのですがコンデイションがよくなることは多くあります。
※擦れによる塗装剥がれなどは、今回紹介した方法では直りませんのでご注意ください。

また、靴が新しい状態であれば、柔らかい布で定期的に汚れを拭き取ることをお勧めします。

いかがでしたか?
今回はピンポイントのメンテナンス方法をご紹介しました。
ファッションのスパイスにもなるスタッズ付の靴。
少しお手入れをすることですっきり綺麗な印象になります。
気になっている方はぜひお試ししてみてくださいね。

2024-05-02 | Posted in COLUMNComments Closed 

 

Lala Begin 2024年2・3月号にM.Mowbrayアイテムを掲載いただきました。

こだわり派の女性のためのモノ&ファッション誌。商品の魅力やトレンドをわかりやすく、詳しく、楽しく解説するLalaBegin2024年2・3月号 にM.MOWBRAY プレステージ・SANOHATA BRUSHを掲載いただきました。

掲載されたアイテム

M.MOWBRAY プレステージ クリームナチュラーレ
SANOHATA BRUSH
M.MOWBRAY プレステージ クリームエッセンシャル

ぜひご覧ください。

2024-01-11 | Posted in PRESSComments Closed 

 

なんだか難しそうな「革靴の汚れ落とし」じつは身近なあの作業に似てるのです!

こんにちは、靴磨き女子部です。
今回は、革靴の汚れ落としについてのお話。

新しく革靴を買ったときにわたしが注意すること、それはできるだけ汚れないように、汚さないようにと、細心の注意を払うことです。
それでもいつかついてしまう、シャッと入った擦り傷や、なにかの黒い汚れ。
わたしと同じく「こんなところに、いつの間に!?」と、ショックを受けたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

靴はおしゃれの一端を担いつつ、いろいろなものが転がっている地面からわたしたちの足を守り、とてもタフに働いています。
「いつの間にか汚れ」がついてしまうのも納得です。
汚れは時間が経つにつれて蓄積し、靴にダメージを与えてしまいます。
そのため、定期的な汚れ落としをオススメしています。

さて、では”汚れ落とし”とはどのような作業なのか、ご紹介します。

革靴の汚れ落としは、身近な〇〇に似ている!?

革靴の汚れ落としは、実はわたしたちに身近なあることにとても似ています。

それは、化粧落としです。
1日の終わりに、メイクを落として、保湿をする。
革靴も定期的に(月1~2回)汚れを拭き取ってすっぴんにしてから保湿をします。(=靴磨き)

初めての方でもオススメの汚れ落としが、
M.MOWBRAY ステインリムーバーです。
その理由はつぎのような商品の特性にあります。

・革にシミやムラができにくく、安心して使える
・水分量が多いマイルドな汚れ落としのため、革を傷めづらい
・革の表面だけでなく、内側まですーっと浸透して、蓄積した古い汚れもするっと落とせる

使い方も、化粧落としとよく似ています。

1.ボトルを振ってよく混ぜる。

水分と洗浄成分に分離しているため、ドレッシングのようにシャカシャカ振ってよく混ぜ合わせます。

2.コットン(布)を指に巻き、指の腹が湿る程度の量のステインリムーバーを染み込ませます。

たくさん出しすぎないようご注意ください!

3.革の表面をやさしくなでるように、クルクルと円を描きながら汚れを拭き取ります。

ポイント1:色落ちやシミのリスクを回避するため、かかとの内側からスタートするのがオススメです。
ポイント2:肌と同じく、やさし~く拭いてください。
2~3回かけてゆっくり落とすことを心がけましょう。

いかがでしたか?
一見、難しそうな革靴のお手入れ。
肌寒くなり、ブーツなどの革靴の出番が増えてくる季節になりました。

汚れを発見したら、丁寧に汚れ落としをして、いつもの感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。

2023-11-03 | Posted in COLUMNComments Closed 

 

SHOE CARE RECIPE|靴クリーム塗布後のブラッシング、必要?

お気に入りの靴を大事に、長く履きたい。靴のお手入れが必要なのは、わかってはいるけど、 実際にどのようにお手入れしたらよいのだろう? というご相談を多くいただきます。“靴や革製品のお手入れ”のお悩みを元に靴磨き女子部がリアルにお手入れする作業例をご紹介する「シューケアレシピ」シリーズです。

「すこし色がすすけてきたな・・・」「若干、革靴がカサカサしている気がする」こんな時に頼りになるのが靴クリーム。靴クリームを塗りこむことで、革の保湿をすることができ、健やかな状態を保つことができます。

私たちは、靴クリームを塗布後に、ブラシでブラッシングをすることをおすすめしています。

なんでブラッシングをすることがおすすめなのか? 今回は靴磨きをしながら、ブラッシングをおこなうメリットについてお話します。

|まずは汚れ落としから。

毛の柔らかい、馬毛のブラシで全体的にブラッシングを行い、ホコリを払います。
さらにステインリムーバーを使用し、靴に残った古いクリームを除去します。

汚れ落としを完了して、すっぴんの状態になった靴がこちらです。

|靴クリームで革を保湿。

革も人間の肌と同じように、保湿が大事。乾燥した状態で長い間放置してしまうと、ヒビ割れを起こす可能性もあります。靴クリームを塗りこんで、保湿をしてあげましょう。
塗布用のペネトレィトブラシクリームナチュラーレをとり、円を描くように、クルクルと塗り広げていきます。

☞POINT

とる靴クリームの量は、米2~3粒くらいがベスト。
それよりも多いと革に潤いが浸透しきらず、表面に靴クリームが残ってしまいます。

|ここでブラッシング。

靴クリームを塗り広げたら、ブラッシングをおこないます。
なぜ私たちがブラッシングをおすすめするのか?

ズバリ、「革に浸透をしやすくするため」に最適な工程だからです。

靴クリームをしっかり塗り広げられているかな?と思いきや、塗布用のブラシだけでは限度があります。

ところどころでダマになったり、ムラになったりしてしまうことも・・・

ダマやムラを無くすためにおこなうのが、「ブラッシング」。
硬めの毛質のブラシで余分な靴クリームの除去をするのと同時に、クリームを塗り広げて革への潤いの浸透を手助けしてくれます。
人の肌でいうところの、美顔器のような役割を果たしてくれるのがブラッシングです。
その実力は、しっかりと見た目にも表れます。

左は靴クリームを塗布後にコットンで乾拭きをして仕上げた靴、右がブラッシングをおこなった靴です。

コットンで仕上げた靴も余分な靴クリームを除去できていますが、靴クリームの保湿成分が浸透しきらず若干マットな仕上がりに。
一方、ブラッシングをおこなった靴は、ブラシの毛先で革の毛穴までしっかり潤いを浸透させることができるため、ツヤがより出ています。

|革靴をより健やかに育てるために。

靴クリームを塗った後のブラッシングの重要性を感じていただけたでしょうか?

ブラッシングをしなくても、靴磨きを完了させることができますが、お持ちの靴をより健やかに育てるために、ブラッシングがとても重要な役割を果たしてくれるのです。

みなさんの大切な革靴に、ぜひお試しください。

2023-10-23 | Posted in SHOECARE RECIPEComments Closed 

 

〈靴修理やデザインなど多彩な知識を持つ〉RESH. イ ミンジさん

靴磨き女子部が様々な業種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。
今回は、RESH.のイ ミンジさんにお話を伺いました。


【RESH.】 「靴を修理して履く文化を創る」
「RESH.」とは、靴メンテナンスの最上級店です。
全国有数のデパートや商業施設などにある靴集英業態で、確かな技術と修理部材の数が魅力。
常にお客様のご期待に応えられるように、特注の機械を開発、オリジナル商品の開発やイギリスを中心に海外から工具を取り寄せてメンテナンスを行う、他社では真似のできない方法を行うのが強み。
〈RESH. 公式HPより引用〉https://resh.tv/



ー現在のお仕事内容を教えてください。
お客様が来店されたときの靴修理の受付、革靴のオールソール(靴底全体を交換すること)のご相談とお客様が履いている靴のクイック修理作業、最近はスニーカーの修理など、幅広いジャンルの修理依頼を受けています。
※現在は、RESH.本部内でデザインやグラフィックの担当をされています。


ー今のお仕事をするようになった経緯を教えてください。
私は小さいころから「~になりたい!」という夢を多く持っていました。
韓国の大学で視覚デザイン科を専攻して、その時にキャラクターのデザイナーになりたいという夢を持ちました。
大学でデザインを学んでいく中で、小学生のころに抱いていた「靴のデザイナーになりたい」という夢をふと思い出しました。卒業後には、靴のデザイナーになりたいという気持ちが大きくなり、日本への留学を決意しました。
1年間、日本語学校に通い、靴の専門学校にも入学しました。専門学校でデザインや靴のことを学び、日本でデザイナーになることの難しさを感じると同時に、靴の細かいパーツや構成など、靴本体の仕組みに対しての興味を持つようになりました。
もっと靴のパーツや構造、さらに修理の技術も学びたいと思い、現在働いているRESHへ入社いたしました。

イさんの自作ペイントスニーカー①
イさんの自作ペイントスニーカー②

とても綺麗なデザインです。。
スニーカーの色に合わせたデザインの配色が、ぴったりマッチしていて素敵です!!


ーご自身のお仕事で、一番のやりがいは何ですか?
お客様の希望通りに修理ができて、引き取りの際に、「すごい!自分の靴じゃないみたい!きれいに仕上げてくれてありがとう!」と言われた時、そしてお客様の笑顔を見た時にやりがいを感じます。


ーご自身の生活の中で、物を大切にするために習慣としていることがあれば教えてください。
私自身、そこまで細かい性格ではないので特にありませんが、物を決まった場所に戻していたらいつの間にか習慣になっていました。そのおかげで失すことがないので結果的に物を大切にできていると思います。


ー休日の過ごし方を教えてください。
家でシマリスを飼っているので一緒に遊んだりケージの掃除をしたりして、休日を過ごしています。
また、家の近くに映画館があるので、映画を見ておいしい料理を食べに行くこともあります。
天気が良い日だと、公園でバドミントンをしたり、絵をかいたりもしますね。
あとはゲームが好きで、ゲームをして休日を過ごすこともあります。

ペットのシマリス


―靴は何足くらい持っていますか?
40足ほど持っていましたが、引っ越す前に古くなっている靴を捨ててしまったので、現在は20足ほどしか持っていません。靴を捨てた後にRESH.へ入社して、「靴ってこんなものまで修理できるの!?」と知り、捨てたことを後悔しました。


ー1番お気に入りの靴は何ですか?
中学2年生の時、お小遣いを貯めて購入したアディダスのスニーカーです。
紐を結ぶタイプの靴よりも、マジックテープで留める靴が好きだったので、キッズサイズの
ものを買いました。自分の足が21~22㎝で良かったです。


ーご自身の靴の保管や靴箱のレイアウトなど、こだわりをお聞かせください。
あまりこだわりはないのですが、特に夏は湿度に気を付けて除湿剤を靴箱に入れて保管します。

ー足元やファッションでこだわりはありますか?
こだわりは靴下です。
「ファッションの完成は靴」と言う人がいますが、自分はいくらオシャレな靴を履いても靴下が合わなかったらそのファッションはまだ未完成のままだと思っています。
なので私は靴下にこだわっていて、色々なデザインの靴下をコレクションするのが好きです。

靴だけでなく靴下にも意識を向けてファッションを楽しむところに、イさんのおしゃれさと遊び心を感じます


ーおすすめの靴やアイテム、または挑戦したい靴やアイテムをぜひご紹介ください。
韓国では最近、レトロファッションが流行しています。
レッグウォーマーやミドルブーツなどが流行っていますが、まだ挑戦できていません。
リネン素材を使用したブーツが出ているので、それを買ってみたいと思います。


ー今後の展望をお聞かせください。
今の仕事で様々な技術や知識を吸収し、日本で自分の靴のブランドを立ち上げたいです。
35歳までにできたらと考えています。また、店舗には靴に関する作業ができる工房スペースも併設したいです。
作業に使うのはもちろん、カフェとしての活用など、たくさんのお客さんに興味を持ってもらえるような空間を作りたいです。


ーご紹介可能なSNSアカウントがございましたら教えていただきたいです。
Instagramにて自分が行った靴修理を、日記形式で書いています。
ぜひ見ていただけると嬉しいです。(笑)
Instagramアカウント【@1205_ming

靴を理解するために現在のお仕事をこなす真摯な熱意や休日の過ごし方。
今後の展望についても深くお話しいただき、聞いていてワクワクするお話ばかりでした!
イさん、本日は貴重なお話ありがとうございました。


2023-10-20 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

~靴磨きでエールを送る~
フリーアナウンサー新谷明美さん

靴磨き女子部が様々な業種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。
今回はフリーアナウンサー新谷明美さんからお話を伺いました。

ー今のお仕事についておしえてください。

18歳からフリーアナウンサーとして活動しています。現場で次のご縁をいただくなど、人のめぐりあわせに生かされ、テレビ番組・セレモニー・イベント・婚礼・ナレーション、トークショー、歌のお姉さんなど、ジャンルもさまざまに、お求めいただける現場で精一杯努めて参りました。

声色に気持ちをのせてその世界観や雰囲気を作ることを大切にしています。

ー夢は【アナウンサーになること】

小学5年生の時に全校放送で喋る機会があり、恩師や友人が褒めてくれたのがきっかけです。
卒業していく6年生に向けた思い出映像を流す、ほんの数分の出来事でした。

「人が喜ぶ情報を伝えて、自身もこんなに幸せになれるなんて!」と嬉しくてたまらなかったことを覚えています。

その瞬間に「言葉は人を動かすものであり、贈り物にもなる」ということを実体験し、
“アナウンサーになりたい”という夢を持ち始めました。


19歳から北海道版のめざましテレビのレギュラーでお世話になったことをきっかけにニュース・天気・交通情報・視聴者さんからのメッセージ紹介など、報道の礎となる経験をさせていただき 、夢である“アナウンサー”としての第一歩を踏み出しました。
20代前半でだんだんとヒールを履く機会が増え、悩み事が多い足に牛革を使用したパンプスを買いました。 ちょっと背伸びした買い物でしたが、だんだんと足に馴染み、公私ともに欠かせない【おでかけの相棒】へ――。 以降4回、かかとの修理をしたり、装飾を直したり…職人さんにも靴で覚えていていただけるほど愛でました。

数年が経過し革製品のすばらしさを最初に教えてくれた相棒とサヨナラするときは、何度もゴミ袋から出し入れし、思わず合掌しました。笑

余談ですが・・・
冬底を貼り(北海道では雪氷上を歩けるように滑り止めのソールをはって冬仕様にします。道外の方にはびっくりされます)真冬でも 支えてくれたことを忘れません。

ーご自身のお仕事の、一番のやりがいは何でしょうか。

人の笑顔がうまれる瞬間に出会えた時。
感情の琴線に触れられたと思える時です。
自分の夢がうまれた日を心の軸に持ち続けたいと思っています。

ー日々の暮らしの中で心がけていることは?

目の前のことを精一杯やることです!
日常の衣食住に幸せのひとさじを加えることも大事にしています。(コーヒーを丁寧にハンドドリップで淹れる、ご褒美甘味を食す、温泉に浸かりにちょっとした小トリップ、ちょっと高級なお醤油を使ってみる、など)

ー休日の過ごし方を教えてください

休日はパン屋さんが大好きな息子と家族でブランチに行き、おいしいコーヒーを飲むことからスタートします。
自宅の防音室にこもり発声練習の一環で1人カラオケ(十八番は平原綾香さんのJupiter) をすることもしばしば。 湯船にゆっくり浸かってスマホテレビ時間を満喫したり、 酵素浴や足裏樹液シート、温灸などを組み合わせたりして、自分の身体を自分で労わります(笑)

ーパン屋めぐり、おいしいコーヒー、一人カラオケなどどれも素敵な休日の過ごし方ですね!

新谷さんのお持ちの靴についてお聞かせください。

現場衣装に合わせて靴も変えるので、50足ほど持っています。
でもそこまで増えた一番の理由は25センチの私の足が入る靴がなく、足が入ったら即買い!の日々をしていたからです。

今はこだわりの一足を大事になじませていく方向にシフトしています。

2人の子供を授かり、最近はもっぱらスニーカーやフラットパンプスですが、「ヒールの高さはプライドの高さと比例する」なんて言われるように、ここぞ!という場面には靴でも気合を入れたいです。 ブランドを語れるほどのこだわりはまだありませんが、第二回北海道靴磨き選手権のMCにむけてCOACHの革パンプスを新調しました。

COACHの革パンプス (新谷さん私物)

磨いて自分好みに育てていくのもいつかしてみたいのですが、女性用の本革靴のデザインが、ローファーやフラットシューズだけでなく、様々な形状やカラーがあったらいいのになぁと妄想します。
育てるパンプスをプロデュースするのが夢の一つです。

ー 一番のお気に入りの靴、レザーアイテムはありますか?

一番のお気に入りのレザーアイテムは名古屋市のレザー作家さんにオーダーしたキーブレスレットです。

キーホルダーとしての役割はもちろん、ワンマイルのお出掛けなら、腕に通してそのまま出掛けられる優れもの! 名前の刻印入りで、最初との色の違いは家族の年輪にも感じられますし、芯のある柔らかさ、質感、どれをとってもやっぱり革って最高だと感じさせてくれるアイテムです。

新谷さん お気に入りのレザーアイテム

ー普段、靴やレザーアイテムのお手入れはしますか? また、ケアをする上でのこだわりなどあれば教えてください。

夫の靴を磨いたり、小物のレザーアイテムは油分を足したりして、ケアを行っています。
靴磨きが大好きになったきっかけが、週に一度、エールを込めて、夫の靴を磨くことでした。
汚れを落として、保湿して…女性のお化粧にも通じる感覚と、磨いた後応えてくれる革靴に「育てている感」を感じ、すっかり虜に。
いろんな方に稀有な方ですね。と言われ、初めて周りの女性が靴磨きと縁遠いことを実感しました。
第一回北海道靴磨き選手権に妊婦で参加し、親にもびっくりされました。

新谷さんが磨いた革靴

選手権がきっかけで出会えた、Mモゥブレイのクリームにはびっくりしました。
どうしても靴クリームって油分の匂いが強い印象があったのですが、ミツロウが香るのでしょうか…アロマのような自然の香りで 靴磨きをしながら心もほぐれるような気がします。何より伸びが良くて、使っていて気持ちが良いです!全シリーズを揃えていきたいなと思っています。
新商品の表面を均一に整えることで一層艶出しをしやすくしてくれるというミラーフィニッシャーが今特に気になっています。

ー新谷さんの考える“靴磨き”とはなんですか?

靴磨きを独学で始めた分、正解がわからないな…と思っているのですが、 お化粧や髪型、ファッションと同様に「正解を決めるのは自分」なのだと最近思うようになりました。
どこをどう光らせたい…!など、理想通りに出来たらいいのですが・・・。

自分の気持ちがのって【うまく出来た!】と思えば合格なのかな…と言い聞かせています。

新谷さん私物のシューケアアイテム 一部

ーご自身の靴の保管や靴箱のレイアウトなど、こだわりをお聞かせください。

靴箱の除湿を行い、保管環境を整えています。また、箱に入れている靴は、箱に入れた状態でも何が入っているかを分かるように表面にイラストでどんなデザインかを書き添えるようにしています。季節に応じて靴箱の中の靴を入れ替えて、季節ごとにあった靴を楽しむようにしています。

ーファッションとして靴はどう捉えていますか?

全体のバランスを最終的に決めるのが、足元だと思っているので靴は私にとって一番重要なポイントです。靴を決めてからお洋服を決めたり、靴下をチラ見させるためにジーンズの丈を変えたりしたこともあります。
ファッションも【その日のテーマ】などを設けて実践できると、自己満足ですが心が満たされますよね!

ーおすすめのアイテム、または挑戦したいアイテムがあればご紹介ください。

靴磨き女子部でも掲載がありますが、キサキシューズさんをはじめ、革靴のオーダーを手掛けていただける作家さんにいつか世界に一足だけの自分の靴をお願いしてみたいです。
また、主要都市とネットにショップがあるear PAPILLONNER(イアパピヨネ)さんは、革をあしらった製品をたくさん扱っているので、今使用しているバッグのほとんどはこちらのものです。

イアパピヨネさんのバッグ

ー今後の展望はありますか? 

mikke niko (笑顔が生まれる瞬間を一緒に見つけに行こう)

幼い頃弾ませた声で放った「みっけ!!」
そのワクワクをいつまでも感じられる世の中にしたいという気持ちから、
上記をコンセプトに屋号をミッケニーコとし、新しい一歩を踏み出したところです。

声を生業とする日々に加え、仲間で絵本プロジェクトを立ち上げたり、イベントを企画したりと、 ワクワクを享受するだけでなく、発信する側にもなっていけたらと思っています。

新谷さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。

公式HP akemi-niiya.com(2023年10月開設予定)
Instagram https://instagram.com/akemi.niiya?igshid=NGVhN2U2NjQ0Yg==

新谷さんがMCをつとめる「第二回札幌靴磨き選手権大会」

インタビューにご協力くださった新谷さんがMCをつとめる、北海道の靴磨き自慢が集まる「北海道靴磨き選手権大会」が開催されます。好評だった前回に引き続き、第2回目の開催です。
ぜひこちらも注目していただけたらと思います。

https://www.daimaru.co.jp/sapporo/topics/2_27.html

2023-09-15 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

男の靴雑誌「LAST」にて、M.MOWBRAY ミラーフィニッシャーを紹介していただきました。

男の靴雑誌「LAST」にて、

M.MOWBRAY ミラーフィニッシャーを紹介していただきました。

LAST とは

すべての紳士たちに向けた靴の専門メディアです。こだわりを持つ男にとって、装いの要ともいえる靴を取り上げ、国内外の取材を織り交ぜながら、靴そのものの魅力と、靴を軸としたメンズスタイルの奥深い世界を紹介します。(https://lastmagazine.jp/?page_id=503より引用)

2023-06-14 | Posted in PRESSComments Closed 

 

~靴から始まる豊かな人生、夫婦で繋ぐ想い~ 靴修理専門店 乃屋 池田さん


靴磨き女子部が様々な業種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。
今回は靴修理専門店 乃屋(のや)の池田久美さんからお話を伺いました。

靴修理専門店 乃屋 池田久美さん


乃屋のコンセプトとは…
靴から始まる豊かな人生…
屋号『乃屋』は、接続詞の『の』のように、
「私の」「私だけの」「あなたの」「あなただけの」
というような店舗とお客様を繋ぎたいという信念から生まれました。
お仕事の道具としてドレスアップのアクセントとして日常生活の一部として
様々な用途で毎日使うアイテムだからこそ
お客様の大切な靴とその想いに寄り添い可能な限りお応えできる修理をご提供致します。
「引用元」https://noya-repair.com/about


ー今のお仕事をするようになった経緯をおしえてください。
夫婦で乃屋を開業したのがきっかけです。



ーご自身のお仕事の、一番のやりがいは何でしょうか。
お客様の喜ぶお顔を見ることができた時です。


ー日々の暮らしの中で心がけていること、
物を大切にするために習慣にしていることがあれば教えてください。
何を行うにしても自分の気持ち次第でどんな風にも変えられると思っているので、『何事も楽しむ!』ことを大切にしています。
モノを大切にする習慣として、日々のケアや保管方法などそのモノに適した取扱いを心がけています。


ー休日の過ごし方を教えてくださいー
愛犬と過ごしたり、美味しい物を食べることでリフレッシュをしています。

池田さんの愛犬 アルフさん


素敵なワンちゃん、素敵なリフレッシュ方法ですね。見ているだけで癒されます!


ー好きな靴のブランド、また一番お気に入りの靴、レザーアイテムを教えてください。
パターンオーダーで作ったジョージブーツです。
乃屋のお隣にあるTailor Peleon(テーラーペレオン)さんに依頼し、ウェルティングまでの仕上げをヌメのままで納品いただき、主人に乃屋オリジナルのカスタム『ミチヤカスタム』をお願いしました。
アッパーは自身でダークネイビーに染色後シューズクリームのブラックを重ねました。

TAILOR PELEON」 サイトURL 【https://tailor-peleon.com/about-page/


ー普段、靴やレザーアイテムのお手入れはしますか?
 また、ケアをする上でのこだわりなどあれば教えてください。
シューズキーパーを入れること、ブラッシングを行うことをメインにお手入れしています。
簡単なケアでもしっかりと行うことで、愛用期間が長くなります。


ーご自身の靴の保管や靴箱のレイアウトなど、こだわりをお聞かせください。
自宅の収納は、りんご箱やラックを使いオープンな環境に。湿気がこもらないようにしています。


ーおすすめのアイテム、または挑戦したいアイテムがあればご紹介ください。
safuji(サフジ)さんのお財布をオーダーしています。
経年変化を楽しめるカラーを選びましたので、届くのが楽しみです。
「sahuji」サイトURL 【https://safuji.com/


ー今後の展望についてお聞かせください。
ケア方法を店頭でご案内する機会も増えているので、カウンターを活かしてできることを増やしていきたいと思っています。


リペアからカスタムまで行う多彩な面をお持ちの乃屋さん。
大切な一足を是非、「乃屋」さんでリペアしてみてはいかがでしょうか。
池田さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。


靴修理専門店 乃屋 
公式HP https://noya-repair.com/

Instagram https://www.instagram.com/no_ya_0909/
2023-06-07 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

【革の奥深さをお客様にも伝えたい。作製やリメイクなど多彩な技術を併せ持つ。】キソラくずはモール店 長嶺 美有紀さん


靴磨き女子部が様々な業種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。
今回はkissora くずはモール店で接客や販売をご担当されている長嶺 美有紀(ながみね みゆき)さんにお話を伺いました。

kissoraくずはモール店 長嶺 美有紀(ながみね みゆき)さん


【kissora】
環境を考え、無駄のないモノづくり、様々な配慮をし、モノづくりの環境を整える。
革づくりからデザイン、製作まで一貫して「made in JAPAN」にこだわるkissora。
シンプルで飽きのこないデザインが魅力のブランドです。
≪引用≫https://www.kissora.jp/brandstory/professional/


ー今のお仕事をするようになった経緯をおしえてください。
以前はSAC’S BAR(サックスバー)で店長をしていましたが、kissoraが関西に出店するタイミングで今の店舗に異動になりました。
もともと何かを作ることが好きで、お店のミシンでバッグを作ることができる!ということにとても魅力を感じたのも今の仕事をする経緯のひとつです。



ーご自身のお仕事の、一番のやりがいは何でしょうか。
ご来店いただいた方がお帰りの際、笑顔で「ありがとう」と言ってくださることです。
その笑顔で温かい気持ちになれます。


ー日々の暮らしの中で心がけていること、物を大切にするために習慣にしていることがあれば教えてください。
「感謝を忘れない事、人にやさしく」この二つを暮らしの中で心がけています。
物を大切にするために習慣としていることは、直せるものは直して、リメイクできるものはリメイクして長く使うということです。


ー好きな靴のブランド、また一番お気に入りの靴、レザーアイテムを教えてください。
好きな靴のブランドはDr. MARTENS(ドクターマーチン)。
お気に入りはBIRKENSTOCKのララミーというモデルです。普段履く革靴はマーチンが多いのですが、はじめて可愛い感じの革靴を購入したのがララミーなので気に入っています。


BIRKENSTOCK (ビルケンシュトック) ララミー


ー普段、靴やレザーアイテムのお手入れはしますか?
しています。きれいになると心もスッキリします。


ーケアのこだわり、ケアをする上で考えなどあれば教えてください。
こだわりではないのですが、レザーデリケートクリームとクリームエッセンシャルを使っています。
ケアをすることにより、きれいに長く使っていただけるので、購入される方や購入をお考えの方におすすめしています。

kissora レザーデリケートクリーム(左)kissora クリームエッセンシャル(右)


ーご自身の靴の保管や靴箱のレイアウトなど、こだわりをお聞かせください。
大切な靴を守るために一番大事にしていることは、子供の手の届かないところに置くことです!


ーおすすめのアイテム、または挑戦したいアイテムがあればご紹介ください。
Schott(ショット)の革ジャンです。
以前、アメリカンバイクに乗っていて、その時に着ていた革ジャンは安価なものでした。
おばあちゃんになっても着られるような一生ものの革ジャンに憧れていて、いつか挑戦したいと思っています。


ー今後の展望についてお聞かせください。
kissoraに来て革の奥深さを知ったので、売るだけではなく購入して下さった方や、お手入れなどでお困りの方のアフターケアやリペアなどもしていきたいと思います。

長嶺さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。

2023-04-18 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

実はスニーカーも修理ができるんです!スニーカーの宿命ともいえる加水分解を修理

スニーカー修理で多いのが、ソールの剥がれです。
ソールの剥がれの多くの原因は加水分解によるものです。
加水分解とは化学反応のことで、ソールが水分と反応し、分解成分が得られる反応のことを指します。
簡単に言えば“劣化”です。

こちらの靴はウェッジ部分(白いENCAP部分)の加水分解が発生しており、ソールが剥がれてしまっています。
このような場合は部分的な交換を行います。

できる限りオリジナルに近い形状で、新たにウェッジソールを白いスポンジで作成し、整えていきます。

愛用しているスニーカーが壊れたからといって、捨ててしまうのは、もったいない・・・
諦めて捨てる前にぜひ一度ご相談ください。

シューケアのプロであるシューケアマイスターが駐在する店舗にて、問い合わせいただけます!

2023-02-20 | Posted in COLUMNComments Closed