インタビュー

〈バックオフィスキャリアのロールモデルに〉アットオフィス 江川 茉那さん

靴磨き女子部が様々な業種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。
今回は株式会社アットオフィスの江川茉那さんにお話を伺いました。

株式会社アットオフィス

株式会社アットオフィスは、オフィスの仲介事業を行っています。
オフィス移転のコンサルティングや、オフィス物件検索サイト『アットオフィス』の運営など、幅広く展開をされています。

「はたらく」をつなげる。

「はたらく」とは、人が動いて価値を生み、その価値と誰かのニーズがつながること。
直接関わった人・その人に関わっているご家族に至るまで、 「はたらく」がつながることにより、様々な幸せが生まれると考えています。
グループ全体で「はたらく」をつなげることで、変化していく価値観に対応し、 今よりも少し明るい世の中を実現し続ける。 それがアットグループの存在意義です。

(https://recruit.at-office.co.jp/concept より引用)

―現在のお仕事内容を教えてください。

採用業務全般をしています。
新卒、中途、パート等の採用や、入社後の研修等のフォローがメインです。さらに入退社手続きや備品発注、社内イベントの企画・運営等の総務業務も携わっています。

―今のお仕事をするようになった経緯を教えてください

アットオフィスには営業として入社しましたが、学生の頃から「採用の仕事をやってみたい」という思いがありました。
社内で、採用に力を入れていくことになったタイミングで、会長から「採用やるか!」とグータッチをしてもらい、社内で初めて専任の採用担当として業務を開始しました。

―ご自身のお仕事の、一番のやりがいは何ですか?

自身が面接をした方々が、入社後に活躍している姿を見たときに、「この仕事をしていて良かったな」と感じます。また、複数社の内定を持っている人が、他社を断ってアットオフィスの内定を承諾してくれた時も、自分の仕事にとてもやりがいを感じます。

採用や総務というバックオフィスで活躍されている江川さん。
この度、R&Dの新プログラム「法人様向けセミナー・靴磨き研修」を率先して取り組んでくださり、ご一緒することができました!

―なぜ、R&Dの靴磨きセミナーを取り入れていただいたのでしょうか?

「当たり前の基準を揃える」
弊社の社員は、20代前半の若手メンバーが多く、ビジネスマナーを完璧に理解できている人が少ない状態です。しかし、私たちのお客様は、社長や経営者の方がほとんどで、日々基本的なビジネススキルが求められます。
そこで、改めて、研修としてしっかり時間を設けて、「世の中の当たり前の基準はこれだ」というのを示し、全員の認識を揃えるために研修を開催いただこうと思いました。

―実際に研修を行ってみて、いかがでしたでしょうか。

恥ずかしながら、私自身も知らなかった知識が多く、驚く点が多々ありました。
特に、新品の靴や革製品は、新品だからこそ一番良い状態だと思っていましたが、購入した直後にもケアが必要なことを初めて知りました。
また、実技の時間も多くとってくださったので、体験しながら学ぶことができ、楽しかったです。

―研修後なにか変化はございましたでしょうか。

研修で学んだことを実践しようと思った他、会う人の靴や革製品(名刺入れ・財布等)に目が行くタイミングが増えたなと思います。
「この人はしっかりケアをしているな」と感じられると、仕事もしっかりやってくれそうだなと思えます(上から目線かもしれませんが。笑)
だからこそ、私自身も人から見られているということを意識し、ケアの重要性をより感じています。

R&Dの研修を通して、靴磨きについて知るだけではなく、新たな気づきや変化を感じてくださり、とても嬉しいです。
靴磨きを通して様々な方との関わりを生み出すことができるのだと、私たちも新たな気づきを感じられる有意義な時間をいただきました。

ここからは、江川さんのパーソナルな部分について聞いていきたいと思います!

―日々のくらしの中で心がけていることはありますか?

「QUICK&SURE」
会社のポリシーでもありますが、私自身のポリシーでもあり、様々なことに対して「早く、正確に」取り組むことを心がけています。

―ご自身の生活の中で、物を大切にするために習慣としていることがあれば教えてください。

「使いすぎない」ことを心がけています。

毎日同じものを使うとそのものの寿命が短くなってしまう気がするので、気に入ったものを複数個持って、その時の気分にあわせてローテーションで使うようにしています。

―休日の過ごし方を教えてください。

圧倒的インドア派なので、できる限り家で過ごしたい人間です。
家では「推し活」をして、リフレッシュしています。
また、ライブに行くことが日々のモチベーションになっているので、予定が合えば全国どこへでも遠征します!
いつかライブのグッズで革製品の小物が出たら、研修で学んだことを生かして、なによりも丁寧にケアをしようと思います・・・!

―ファッションについての質問です。靴は何足くらい持っていますか?

20足ほど持っています。動きやすさを重視した服装が多いので、歩きやすく、デザインが豊富なオリエンタルトラフィックの靴が多いです。

―一番のお気に入りのレザーアイテムは何ですか?

今、使っている財布です。昨年の誕生日に、両親がプレゼントしてくれました。

―パーソナルな部分まで、たくさんのお話をありがとうございます!最後に、今後の展望について、お聞かせください。

バックオフィスのキャリアのロールモデルになること。
「10年 10社 10人 100億」2030年までに・10の事業会社を設立し・10人の社長を輩出し・100億円の売上を目指すという会社のビジョンを、採用の面から達成することを目標にしています。

江川さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。

株式会社アットオフィス

コーポレートサイト:https://recruit.at-office.co.jp/

採用サイト:https://recruit.at-office.co.jp/

物件検索サイト「アットオフィス」:https://recruit.at-office.co.jp/

X:@at3600office

インスタグラム:atofficesaiyou

note:https://note.at-office.co.jp/

YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCA0Tr4g2gyQyTc5sM1raRPw

2023-12-27 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

~靴磨きでエールを送る~
フリーアナウンサー新谷明美さん

靴磨き女子部が様々な業種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。
今回はフリーアナウンサー新谷明美さんからお話を伺いました。

ー今のお仕事についておしえてください。

18歳からフリーアナウンサーとして活動しています。現場で次のご縁をいただくなど、人のめぐりあわせに生かされ、テレビ番組・セレモニー・イベント・婚礼・ナレーション、トークショー、歌のお姉さんなど、ジャンルもさまざまに、お求めいただける現場で精一杯努めて参りました。

声色に気持ちをのせてその世界観や雰囲気を作ることを大切にしています。

ー夢は【アナウンサーになること】

小学5年生の時に全校放送で喋る機会があり、恩師や友人が褒めてくれたのがきっかけです。
卒業していく6年生に向けた思い出映像を流す、ほんの数分の出来事でした。

「人が喜ぶ情報を伝えて、自身もこんなに幸せになれるなんて!」と嬉しくてたまらなかったことを覚えています。

その瞬間に「言葉は人を動かすものであり、贈り物にもなる」ということを実体験し、
“アナウンサーになりたい”という夢を持ち始めました。


19歳から北海道版のめざましテレビのレギュラーでお世話になったことをきっかけにニュース・天気・交通情報・視聴者さんからのメッセージ紹介など、報道の礎となる経験をさせていただき 、夢である“アナウンサー”としての第一歩を踏み出しました。
20代前半でだんだんとヒールを履く機会が増え、悩み事が多い足に牛革を使用したパンプスを買いました。 ちょっと背伸びした買い物でしたが、だんだんと足に馴染み、公私ともに欠かせない【おでかけの相棒】へ――。 以降4回、かかとの修理をしたり、装飾を直したり…職人さんにも靴で覚えていていただけるほど愛でました。

数年が経過し革製品のすばらしさを最初に教えてくれた相棒とサヨナラするときは、何度もゴミ袋から出し入れし、思わず合掌しました。笑

余談ですが・・・
冬底を貼り(北海道では雪氷上を歩けるように滑り止めのソールをはって冬仕様にします。道外の方にはびっくりされます)真冬でも 支えてくれたことを忘れません。

ーご自身のお仕事の、一番のやりがいは何でしょうか。

人の笑顔がうまれる瞬間に出会えた時。
感情の琴線に触れられたと思える時です。
自分の夢がうまれた日を心の軸に持ち続けたいと思っています。

ー日々の暮らしの中で心がけていることは?

目の前のことを精一杯やることです!
日常の衣食住に幸せのひとさじを加えることも大事にしています。(コーヒーを丁寧にハンドドリップで淹れる、ご褒美甘味を食す、温泉に浸かりにちょっとした小トリップ、ちょっと高級なお醤油を使ってみる、など)

ー休日の過ごし方を教えてください

休日はパン屋さんが大好きな息子と家族でブランチに行き、おいしいコーヒーを飲むことからスタートします。
自宅の防音室にこもり発声練習の一環で1人カラオケ(十八番は平原綾香さんのJupiter) をすることもしばしば。 湯船にゆっくり浸かってスマホテレビ時間を満喫したり、 酵素浴や足裏樹液シート、温灸などを組み合わせたりして、自分の身体を自分で労わります(笑)

ーパン屋めぐり、おいしいコーヒー、一人カラオケなどどれも素敵な休日の過ごし方ですね!

新谷さんのお持ちの靴についてお聞かせください。

現場衣装に合わせて靴も変えるので、50足ほど持っています。
でもそこまで増えた一番の理由は25センチの私の足が入る靴がなく、足が入ったら即買い!の日々をしていたからです。

今はこだわりの一足を大事になじませていく方向にシフトしています。

2人の子供を授かり、最近はもっぱらスニーカーやフラットパンプスですが、「ヒールの高さはプライドの高さと比例する」なんて言われるように、ここぞ!という場面には靴でも気合を入れたいです。 ブランドを語れるほどのこだわりはまだありませんが、第二回北海道靴磨き選手権のMCにむけてCOACHの革パンプスを新調しました。

COACHの革パンプス (新谷さん私物)

磨いて自分好みに育てていくのもいつかしてみたいのですが、女性用の本革靴のデザインが、ローファーやフラットシューズだけでなく、様々な形状やカラーがあったらいいのになぁと妄想します。
育てるパンプスをプロデュースするのが夢の一つです。

ー 一番のお気に入りの靴、レザーアイテムはありますか?

一番のお気に入りのレザーアイテムは名古屋市のレザー作家さんにオーダーしたキーブレスレットです。

キーホルダーとしての役割はもちろん、ワンマイルのお出掛けなら、腕に通してそのまま出掛けられる優れもの! 名前の刻印入りで、最初との色の違いは家族の年輪にも感じられますし、芯のある柔らかさ、質感、どれをとってもやっぱり革って最高だと感じさせてくれるアイテムです。

新谷さん お気に入りのレザーアイテム

ー普段、靴やレザーアイテムのお手入れはしますか? また、ケアをする上でのこだわりなどあれば教えてください。

夫の靴を磨いたり、小物のレザーアイテムは油分を足したりして、ケアを行っています。
靴磨きが大好きになったきっかけが、週に一度、エールを込めて、夫の靴を磨くことでした。
汚れを落として、保湿して…女性のお化粧にも通じる感覚と、磨いた後応えてくれる革靴に「育てている感」を感じ、すっかり虜に。
いろんな方に稀有な方ですね。と言われ、初めて周りの女性が靴磨きと縁遠いことを実感しました。
第一回北海道靴磨き選手権に妊婦で参加し、親にもびっくりされました。

新谷さんが磨いた革靴

選手権がきっかけで出会えた、Mモゥブレイのクリームにはびっくりしました。
どうしても靴クリームって油分の匂いが強い印象があったのですが、ミツロウが香るのでしょうか…アロマのような自然の香りで 靴磨きをしながら心もほぐれるような気がします。何より伸びが良くて、使っていて気持ちが良いです!全シリーズを揃えていきたいなと思っています。
新商品の表面を均一に整えることで一層艶出しをしやすくしてくれるというミラーフィニッシャーが今特に気になっています。

ー新谷さんの考える“靴磨き”とはなんですか?

靴磨きを独学で始めた分、正解がわからないな…と思っているのですが、 お化粧や髪型、ファッションと同様に「正解を決めるのは自分」なのだと最近思うようになりました。
どこをどう光らせたい…!など、理想通りに出来たらいいのですが・・・。

自分の気持ちがのって【うまく出来た!】と思えば合格なのかな…と言い聞かせています。

新谷さん私物のシューケアアイテム 一部

ーご自身の靴の保管や靴箱のレイアウトなど、こだわりをお聞かせください。

靴箱の除湿を行い、保管環境を整えています。また、箱に入れている靴は、箱に入れた状態でも何が入っているかを分かるように表面にイラストでどんなデザインかを書き添えるようにしています。季節に応じて靴箱の中の靴を入れ替えて、季節ごとにあった靴を楽しむようにしています。

ーファッションとして靴はどう捉えていますか?

全体のバランスを最終的に決めるのが、足元だと思っているので靴は私にとって一番重要なポイントです。靴を決めてからお洋服を決めたり、靴下をチラ見させるためにジーンズの丈を変えたりしたこともあります。
ファッションも【その日のテーマ】などを設けて実践できると、自己満足ですが心が満たされますよね!

ーおすすめのアイテム、または挑戦したいアイテムがあればご紹介ください。

靴磨き女子部でも掲載がありますが、キサキシューズさんをはじめ、革靴のオーダーを手掛けていただける作家さんにいつか世界に一足だけの自分の靴をお願いしてみたいです。
また、主要都市とネットにショップがあるear PAPILLONNER(イアパピヨネ)さんは、革をあしらった製品をたくさん扱っているので、今使用しているバッグのほとんどはこちらのものです。

イアパピヨネさんのバッグ

ー今後の展望はありますか? 

mikke niko (笑顔が生まれる瞬間を一緒に見つけに行こう)

幼い頃弾ませた声で放った「みっけ!!」
そのワクワクをいつまでも感じられる世の中にしたいという気持ちから、
上記をコンセプトに屋号をミッケニーコとし、新しい一歩を踏み出したところです。

声を生業とする日々に加え、仲間で絵本プロジェクトを立ち上げたり、イベントを企画したりと、 ワクワクを享受するだけでなく、発信する側にもなっていけたらと思っています。

新谷さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。

公式HP akemi-niiya.com(2023年10月開設予定)
Instagram https://instagram.com/akemi.niiya?igshid=NGVhN2U2NjQ0Yg==

新谷さんがMCをつとめる「第二回札幌靴磨き選手権大会」

インタビューにご協力くださった新谷さんがMCをつとめる、北海道の靴磨き自慢が集まる「北海道靴磨き選手権大会」が開催されます。好評だった前回に引き続き、第2回目の開催です。
ぜひこちらも注目していただけたらと思います。

https://www.daimaru.co.jp/sapporo/topics/2_27.html

2023-09-15 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

思い立ったら即行動!【株式会社GMT オールコンフォートシステム玉川店】村上 志穂さん

靴磨き女子部が様々な職種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。

今回はオールコンフォートシステム玉川店で靴の販売をされている村上 志穂さんにお話を伺いました。

世界各国から選りすぐりの靴ブランド(6地域10か国以上の、文字通り世界各国!)から上質な革靴を輸入・販売している株式会社GMT。

コンセプト別に6店舗を運営しており、オールコンフォートシステム玉川店はお客様一人ひとりに寄り添い革靴を提案しています。


https://www.gmt-tokyo.com/shopsite/

―現在のお仕事をするようになった経緯とお仕事内容を教えてください。

革靴に興味をもったきっかけは学生時代に観た映画「チャーリーとチョコレート工場」です。

世界観が好きだったこともありますが、映画の後半に主人公が靴を磨いているシーンがあり、可愛くて一目惚れしました。

革靴屋で働きたいと思い、地元宮城で靴屋を探しフラフラしていましたが1年経っても求人募集がなかったのでイチかバチか海外ブランドを多く仕入れているGMT(関東)に応募。

運よく雇っていただきました。 笑

現在は、販売員をしつつ、革靴の修理も受けられる二刀流販売員を目指しています。なので、休日には自分の靴を磨いたり、修理工房に通ったりしています。絶賛勉強中です!

「イチかバチかで」関東に来てみたり、修理の勉強をするために工房に通ったり、興味があるものにはすぐ取り組むことをモットーにしているという村上さん。その行動力、見習いたいくらいです・・・

ご自身の靴のお手入れはこまめにするよう心がけているそうで、ご自宅の一角にはシューケアコーナーが!

―靴は何足くらい持っていますか?

革靴が30足、スニーカーが2足。ほとんど革靴ばかりで、Alfred Sargent、Tricker’s、PARABOOT、Trippen、Jalan Sriwijayaが好きです。

Jalan Sriwijaya 5625 ボルドーは入社後初めて購入した靴で、とても思い入れがあります。4年たった今でもガシガシ履いています。

たまに遊び心でつま先だけ黒くポリッシュを入れたり、Tricker’sのキルトを付けたり。しっかりローテションして履くために、ファッションは足元から考えるように心がけています。

―ご自宅の一角にはケア用品コーナーがあると伺いましたがお気に入りのアイテムやケア方法へのこだわりはありますか?

いいなと思うアイテムはサノハタブラシ馬毛。少しお高めのブラシなのですが、使い込むとブラッシングだけで靴にツヤ感を出すことができるので気に入っています。あと、ハイシャインプライマー。通常の鏡面磨きよりも2倍の速さで仕上げることができるので時間がないとき愛用しています。

できるだけ長く綺麗に履きたいのでシューキーパーを中に入れて型崩れしないように、アッパーのケアだけでなくウェルトやソールもしっかりケアするようにしています。じめじめしている季節以外でもカビの発生は油断ができないので、スノコの上に靴を置いたり、モールドクリーナーを吹きかけたり、予防も欠かさないようにしています。

―しっかりケアして手をかければかけるほど長く履けるのが革靴の醍醐味ですよね。

 「シューケア」って=男性が行っている、男性の趣味、みたいなイメージがまだまだ強いじゃないですか。当店をご利用される女性のお客様もシューケアをしたことない方がほとんどです。ですが、ケアの手順や、やっていることはお肌のスキンケアと同じ工程なのでその仕組みはわかりやすいと思うんですね。なので、女性こそシューケアに取り組んでみてほしいなと思います。

―最後に、今シーズンおすすめの革靴を教えてください。

おすすめはG.H.BASSです。当店でも人気の商品で、履き心地はもちろんのことですが明るすぎない色味なのでお洋服合わせしやすい商品だと思います。

Art : BA41010
Color : COGNAC (BLACKとWINEもございます。)
Sole : LEATHER
Price : \22,000(tax in)

村上さん、ありがとうございました!

<会社プロフィール>

GMT SHOP SITE | 靴のセレクトショップ (gmt-tokyo.com)

玉川店Instagramアカウント : @acs_tamagawa

村上さんInstagram アカウント:@ mrsh11418

2021-06-01 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

「好きなこと」に没頭し続ける【株式会社イースタンスポーツ プロボウラー】本橋優美さん

靴磨き女子部が様々な職種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。

今回は、MOWBRAY SPORTS アンバサダーとしても活動してくださっている、プロボウラー本橋優美さんにお話を伺いました。

―現在のお仕事内容を教えてください。

プロボウラーをしています。大会に出場するのはもちろんですが、所属しているボウリング場、所沢スターレーンにてボウリングの指導をすることもあります。

―現在、プロボウラーとして活躍されていますが、なにかきっかけがあったのでしょうか?

プロボウラーになる前に、実は少しの間、医療事務の仕事をしていました。様々なことを学ぶことができ充実していたのですが、心のどこかではこの現状のままで良いのかなと思うところもありまして・・・

今後何をしたいかをじっくり考えたときに、以前からやっていたボウリングが自分の中で大きく存在しているのだと感じたんです。

改めてボウリングが好きなのだなと気づき、プロボウラーという職業を選びました。

―好きなものを続けていくことは簡単に見えて、意外と難しいものだと思います。「好きなもの」を職業として選択した本橋さん。本橋さんのボウリングに対する愛情をとても感じました。

―プロボウラーとしてのやりがいは何ですか?

所属しているボウリング場で、直接指導をする機会があるのですが、その際に「アドバイスのおかげでストライクやスペアを取ることができた」などの声をいただけることですね。

ボウリング場に来てくださった方々と直接コミュニケーションをとって、その方々の上達ぶりや、楽しんでいる姿をみると私まで嬉しくなります。

ご自身の成長だけではなく、所属するボウリング場で指導にも注力しているのですね。

指導に当たる姿勢をお聞きして、本橋さんのやさしい人柄に触れることができました。

そんな本橋さんにファッションやこだわりについてもお伺いしました。

―靴は何足くらい持っていますか?

正確には分かりませんが、20足以上はあると思います。

特にどのブランドが好きというのは無いのですが、足元は見られることが多いと思うので、少し良いものを履くようにしています。

―一番のお気に入りの靴は何ですか?

両親に私の誕生日の時に、遠征や試合を頑張るようにと買ってもらったスニーカーです!

この靴を履いた時に、より一層「頑張ろう」と思えます。

ご両親にもらったスニーカーを大切に履いているという本橋さん。

―普段の生活の中で、物を大切にするためにしていることをお話していただきました。

靴であったり、アクセサリーであったり、毎回使用した後のお手入れは欠かさず行うようにしています。

やはり、自分の好きなものは長く使いたいと思っているので、忙しい時でも簡単にできるケアだけするようにするなど、その時その時によってお手入れの方法は変わりますが、手入れを怠らないようにしています。

―「好きなものを長く使用する」ためにお手入れは欠かせないとのこと。

シューケア用品を扱う仕事をしている私としては、「長く使用する」という考えにとても共感できますし、本橋さんの強いこだわりを垣間見ることができ、とても嬉しい気持ちになりました。

―読者のみなさまに一言お願いします!

今後も練習に励み、トーナメントで優勝できるように頑張ります。

ぜひ、応援をよろしくお願いします!

本橋さん、ありがとうございました!

【本橋優美】

株式会社イースタンスポーツ 所沢スターレーン 所属

Instagramアカウント:@yumi_1996_

2021-05-18 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

お客様の声も、職人の想いも大切にしたい【株式会社JUCO. design room】龍福 さわこさん

靴磨き女子部が様々な職種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。
今回は株式会社JUCO. design roomで革製品の生産管理から販売まで、幅広く担当されている龍福さんにお話を伺いました。

龍福 さわこさん

“履くと特別な気持ちになる靴”をコンセプトに、デザインと履き心地にこだわり一点、一点、職人が丹精を込めて制作にあたっている靴ブランド「JUCO.」

「いつもより少し特別な日、気分を少し上げたい日、大切な人に会う日、JUCO.の靴を履いてほしい。」


www.jucojuco.com

人の心に寄り添い“何でもない普通の日”にちょっとの勇気とプラスをくれるような、明るくて華やかなデザインが魅力的です。

JUCO.のシューズたち

―現在のお仕事をするようになった経緯とお仕事内容を教えてください。

 もともと靴が好きで、アルバイトで量販店の販売員をしていました。
将来を考えたときに、販売だけでなく、日本の靴づくりの深い部分に携わっていきたいと感じ 職業訓練校で製靴のいろはを学びました。
 訓練校を出てから、ダンスシューズメーカーの工場勤務を経てJUCO.に入社しました。 今は、靴をはじめとする革製品の製造・販売を行なっています。デザイナーのジュコを補助する形で、生産管理をメインにブランドに関わる様々な仕事をしています。
 一つのデザインが生まれる瞬間から、生産工程、お客様への販売、アフターケアと、一連の業務をスタッフと職人さんたちとのチームワークでこなしています。

 

生産工程では職人の想いを、販売ではお客様の感想を直接受け取ることができるからこそよりJUCO.の靴を楽しんでもらえる形を作りたい、と語る龍福さん。
販売員時代に漠然と抱いた「お客様の声を生産元に届けたい」という想いがきっかけになったそうです。

職人こだわりのポイントをしっかりとユーザーに伝えて、ポジティブな感想をフィードバックする橋渡しは、簡単ではないけれどとても大切なことなのではないでしょうか。

次にお仕事のやりがいについて伺いました。

―一番のやりがいは何でしょうか。

 たくさんの職人の手を渡るJUCO.の靴作りは、ほんの少しの作業の違いで、出来上がる靴の雰囲気も変わってきます。 長い生産工程の先に、自分とデザイナーの思い描く靴が出来上がった時にやりがいを感じます。
 と言っても、まだまだそんな経験は少ないのですが… 工程ごとに学びの連続で、この先の仕事に対する意欲に繋がっています。

たくさんの人が関わるからこそ大変なこともある分、より仕上がりが楽しみなお仕事なのかな、と思います。
靴を作る、ということへの憧れや想いが強くなったきっかけはなにかあったのでしょうか?

―一番のお気に入りの靴やそれにまつわる思い出はありますか?

 小学生の頃買ってもらった、ウィングチップのタップシューズ。
ダンスシューズの問屋さんにあったオーダーのキャンセル品で、サイズがぴったりだったので運命を感じてしまいおねだりしました。初めて革靴という文化に触れ、靴職人という存在が憧れになった瞬間で、この出逢いがなければ確実に今の自分は無かったと言えます。それから十数年後、自分も工場でタップシューズを作ることになった時は喜びもひとしおでした。


小学生の頃に抱いた夢をかなえた龍福さん…すごいです。

―現在のお気に入りブランドはありますか?

 やはりJUCO.ですね!
靴に関わり始めた当初は「革靴といえば無骨で頑丈な昔ながらのワークブーツでしょ!」という気持ちがあったのですが、JUCO.の靴にはそんな欲も満たしてくれるボリューム感や品質の良さが詰まっています。
 常に履き心地もアップデートしています。 もちろん、コレクションごとに登場する新鮮なデザインには毎回ワクワクしますし、パンプスなどの女性的な商品もあります。ファッションとして、靴として、思いっきり楽しめるブランドであると自負しています。
 これまでは靴に合わせた無難なスタイルが多かったのですが、 JUCO.を履くようになってファッションが自由になりました。
 例えば「RED WING=アメカジ」といったようなスタイルの固定概念がJUCO.というブランドには存在しないので、毎日服選びが面白いです。

靴は趣味のダンス靴も合わせると現在50足ほど持っているとのこと!
(たくさん持っていらっしゃるのですね・・・!)

 ―収納方法が気になりますが、どのように管理されているのでしょう?

 靴収納のない物件なので、スチールラック丸ごと靴置き場になっています。 おかげで風通しは抜群です!

靴にとって湿気は大敵。
この収納方法は、ぜひ参考にさせていただきたいですね。

―革靴もたくさんお持ちかと思いますが、ケア方法へのこだわりはありますか?

 経年変化を楽しみつつ、手入れをしています。
クリームは厚塗りせず、革本来の良さが出るようなケアを心がけています。 靴は歩んだ分だけ汚れ、変化していくものなのである程度のケアはしますが、その軌跡は無理に消さなくていいかなと思っています。

―お気に入りのケアアイテムはありますか?

 モゥブレイのデリケートクリームは大抵の革に使えるので、様々な革を使用している職場でも大活躍の一品です。個人的には、自分の持ち物とも相性の良いアニリンカーフクリームがお気に入りです。 自然な光沢感が出て、保革の具合が頼もしいクリームです。

デリケートクリームもアニリンカーフクリームも、無色なのでいろいろな色の革に使えるのがうれしいですよね。スッと浸透してくれるので私も靴から小物までよく使っています。
最後にプライベートについて伺いました。

―日々の暮らしの中で心がけていることはありますか?

 ノンストレスで過ごすこと。
ありがたいことに大好きな仕事ができているので、人よりもストレス自体が少ないのかもしれないですが、何か嫌なことがあったら美味しいものを食べたり音楽を聴いたりして解消して、穏やかな自分でいられるようにしています。休日はライブハウスに行くのが好きです。ここ一年はオンラインで楽しんでいます。知らないバンドでも、音が重なり音楽が生まれてくるのを目の前で感じると、胸がいっぱいになって活力が湧きます!

―なにか習慣にしていることはありますか?

 100均での買い物が減りました。気に入った道具を揃えて大切に使うということが、やっと習慣づいてきたと感じます 。

お気に入りのものをできるだけ長く使う、大切にしていきたいですよね。
靴もしっかりとお手入れをすればながく履くことができます。靴も道具も一緒に人生を歩んでいくにつれてさらに思い入れの強いものになるのではないでしょうか。

靴を履いて外に出る機会が減ってしまった2020年
誰かに会いに行くわくわくやときめきを大切にしよう、と心から思えるようになったそんな1年でした。
2021年は、なんてことのない、けれど素敵な「いつも」へJUCO.の靴が連れて行ってくれる、そんな1年になるといいですね。

JUCO.では4月に展示会を予定しているとのことです。

詳細はSNSで告知されるので、お見逃しなく!
[Instagram] https://www.instagram.com/juco.designroom/

―龍福さん、インタビューにお答えいただきありがとうございました!

<会社プロフィール>

自由がはじまる靴。
JUCO.

見て、触れて、履き心地を体感してほしいから、 半年に一度、展示会を開催しています。 その場でオーダーをいただいてから、一足一足、手作業で製作するためお届けまでに4~5ヶ月いただきますが、どうぞ楽しみにお待ちください。(次の展示会は4月を予定。詳細はSNSにて告知)

ジュコ(シューズデザイナー)
2006年、シューズブランドJUCO.を立ち上げる。
半年に一度、展示会を中心に制作・販売。
これからも靴に携わっていきたいという想いを込めて設立8年の記念日に、株式会社JUCO. design roomを設立。
2021年4月に、28回目となるコレクション発表を予定している。
[HP]: www.jucojuco.com
[Mail] info@jucojuco.com

2021-03-15 | Posted in INTERVIEWComments Closed 

 

流れに身を任せながら、「いま」を続けていく【GMT FACTORY】相良佳奈さん

靴磨き女子部が様々な職種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。

靴、服、鞄や革小物、ファッションアイテムの リペア・リメイク をトータルで行なっているお店、

GMT FACTORY 店長の相良佳奈(さがら かな)さんにお話を伺いました。

-今日はよろしくお願いいたします。

現在の相良さんのお仕事についてお聞かせいただけますか?

相良さん:GMT FACTORYでの修理の受付や接客がメインの担当です。シューシャイナーの冨樫がメインで靴磨きを担当していますが、私も〝靴磨き〟の接客はサポートしています。

あとは、洋服の直しですね。丈詰めやボタン付けなども行います。お店の看板やロゴ、パンフレットのデザインなどにも携わっています。

ー多岐に渡る店舗業務を担当されている相良さんは、高校は服飾を、大学ではグラフィックデザインを専攻して学ばれてた経験がおありです。その後は受付業(ライブハウス)をしながら、靴作り教室に通ったりしていたそう。

相良さん:たまたまなんですけど、今までの経験が、すべて今の仕事で、店舗で、役に立っているんです。

-GMT FACTORYで働くきっかけになったのは、代々木上原のお店の前をよく通り、素敵なお店があるなという印象で、ホームページを見た時にちょうど求人募集が!「よいタイミングかも」ということで応募し、その後ご縁もあり入社されたそうです。

店舗運営でやりがいを感じることってどんなことですか?

相良さん:やりがいですよね。改めて考えてみたんですが…やっぱりお客様の靴や服に関するお悩みや問題点を、改善できたときですね。なおかつ、それでお客様が喜んでくれたときですね。とても嬉しいです。

―私たちから見たGMT FACTORYさんの印象って、お客さまがお悩みになっているむずかしい修理などにもできるだけ応えているという印象があります。それって店舗としては勇気がいることだと思いますが、いち消費者として悩みに寄り添って解決しようと一緒に考え、提案してくれることはとても嬉しいですよね。

相良さん自身の今後の展望があったら教えてください。

相良さん:私自身は、やりたいと思ってやってきたことってあんまり続いていなくて…でもご縁があってやってみたことが続いているんです。良い意味で流れに身を任せてみることが、きっとこれからも続いていくんだろうなぁ…と思っています。

心に留めている大切な言葉などはありますか?

相良さん:ある本を読んだ時に出会った言葉なのですが、『人間万事塞翁が馬』たとえ言葉です。

人生における幸不幸は予測しがたいということ。 幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ。

相良さん:今起こっている悪いと思われることが、それが後々いいことになるということもあるので、その時は起こったことに対して幸とか不幸とかとは考えず〝スッと〟受け止める感じを心がけています。

ファッションや靴について聞かせてください。

相良さん:靴は好きです。先日まとめて断捨離をしたのですが、それでも40足位自宅にあります。主にフラットな紐靴が多いです。あとはブーツが多いです。ヒールの靴も待っているのですが、地元の福岡に住んでいた頃は平坦な道が多かったのですが、東京に来てからは坂が多い印象で…履く機会がすっかり減ってしまいました。

相良さん:あとは…足元のスタイルのこだわりとしては、靴下は履いたほうが足にも優しく靴も傷みづらいと思うので、靴下やタイツを履いたファッションが中心です。なので、素足でサンダルは履かないんですよ。サンダルに靴下を合わせるスタイルが流行った時は助かりました(笑)

お気に入りの靴のブランドはありますか?

相良さん:持ってはいないのですが、靴磨きをしていて、磨きやすい!と感じるのはJOHN LOBB(ジョンロブ)です。

相良さん自身の靴で思い入れのある靴はありますか?

相良さん:CAMPER(カンペール)がVeronique Branquinho(ヴェロニク・ブランキーノ)とコラボした時のもので、ピンク色をした靴がお気に入りです。

―ご自身も店舗で靴磨きを担当されている相良さん。ご自宅でこれだけはやっておいた方が良い靴磨きのポイントなどはありますか?

相良さん:靴磨きは、皆さんが想像しているよりも簡単にできますし、楽しいです。集中して取り組むと意外とブラッシングの作業などでは、手をよく動かすので若干、汗だくになりますけれども(笑)

普段のお手入れとして、ホコリ落としのブラッシングだけでもやってあげると、革靴の持ちも変わってきますので、ぜひお手入れを習慣にしていただけるとよいと思います。

相良さんがいらっしゃるGMT FACTORYでは、ヒールの修理や靴裏に貼るハーフラバーの修理をお持ちこみにくる女性のお客様も多いそう。

店内には、各シューケアブランドの商品がずらり。靴磨きのことも相談しやすい雰囲気です。

さまざまな商品を取り扱い、皆さん自身が使用して靴磨きをされているからこそ、各靴磨き用品の強みや弱みなども把握されています。

とてもフラットな目線で、最適なアイテム選びのアドバイスをしてもらえるのは安心です。



相良さん:ファッションや靴のリペア、靴磨きのことなど、気になることやお悩みがあったらぜひお気軽にご相談ください。

―相良さん、お話を聞かせていただきどうもありがとうございました。

〈店舗紹介〉

GMT FACTORY アコルデ代々木上原店

東京都渋谷区西原3-8-5 アコルデ代々木上原A-202 

営業時間:11:00~20:00 <不定休>

TEL:03-6416-8703

https://www.gmtfactory.com/

靴修理、靴磨き、鞄・財布修理、洋服のお直し、レザークリーニング、レザー染め直し、 洋服染め直し、アクセサリー修理 など。

幅広いアイテムの修理、お直しを承っております。

シューシャイナー、シューケアアドバイザー、革物修理の職人、洋服のフィッターがおります。レザーケア用品、シューアクセサリー、シューレースも多数取り扱い。

2021-02-18 | Posted in INTERVIEWComments Closed