INTERVIEW
思い立ったら即行動!【株式会社GMT オールコンフォートシステム玉川店】村上 志穂さん
靴磨き女子部が様々な職種で活躍する女性にインタビューするシリーズ。
今回はオールコンフォートシステム玉川店で靴の販売をされている村上 志穂さんにお話を伺いました。
世界各国から選りすぐりの靴ブランド(6地域10か国以上の、文字通り世界各国!)から上質な革靴を輸入・販売している株式会社GMT。
コンセプト別に6店舗を運営しており、オールコンフォートシステム玉川店はお客様一人ひとりに寄り添い革靴を提案しています。
https://www.gmt-tokyo.com/shopsite/
―現在のお仕事をするようになった経緯とお仕事内容を教えてください。
革靴に興味をもったきっかけは学生時代に観た映画「チャーリーとチョコレート工場」です。
世界観が好きだったこともありますが、映画の後半に主人公が靴を磨いているシーンがあり、可愛くて一目惚れしました。
革靴屋で働きたいと思い、地元宮城で靴屋を探しフラフラしていましたが1年経っても求人募集がなかったのでイチかバチか海外ブランドを多く仕入れているGMT(関東)に応募。
運よく雇っていただきました。 笑
現在は、販売員をしつつ、革靴の修理も受けられる二刀流販売員を目指しています。なので、休日には自分の靴を磨いたり、修理工房に通ったりしています。絶賛勉強中です!
「イチかバチかで」関東に来てみたり、修理の勉強をするために工房に通ったり、興味があるものにはすぐ取り組むことをモットーにしているという村上さん。その行動力、見習いたいくらいです・・・
ご自身の靴のお手入れはこまめにするよう心がけているそうで、ご自宅の一角にはシューケアコーナーが!
―靴は何足くらい持っていますか?
革靴が30足、スニーカーが2足。ほとんど革靴ばかりで、Alfred Sargent、Tricker’s、PARABOOT、Trippen、Jalan Sriwijayaが好きです。
Jalan Sriwijaya 5625 ボルドーは入社後初めて購入した靴で、とても思い入れがあります。4年たった今でもガシガシ履いています。
たまに遊び心でつま先だけ黒くポリッシュを入れたり、Tricker’sのキルトを付けたり。しっかりローテションして履くために、ファッションは足元から考えるように心がけています。
―ご自宅の一角にはケア用品コーナーがあると伺いましたがお気に入りのアイテムやケア方法へのこだわりはありますか?
いいなと思うアイテムはサノハタブラシ馬毛。少しお高めのブラシなのですが、使い込むとブラッシングだけで靴にツヤ感を出すことができるので気に入っています。あと、ハイシャインプライマー。通常の鏡面磨きよりも2倍の速さで仕上げることができるので時間がないとき愛用しています。
できるだけ長く綺麗に履きたいのでシューキーパーを中に入れて型崩れしないように、アッパーのケアだけでなくウェルトやソールもしっかりケアするようにしています。じめじめしている季節以外でもカビの発生は油断ができないので、スノコの上に靴を置いたり、モールドクリーナーを吹きかけたり、予防も欠かさないようにしています。
―しっかりケアして手をかければかけるほど長く履けるのが革靴の醍醐味ですよね。
「シューケア」って=男性が行っている、男性の趣味、みたいなイメージがまだまだ強いじゃないですか。当店をご利用される女性のお客様もシューケアをしたことない方がほとんどです。ですが、ケアの手順や、やっていることはお肌のスキンケアと同じ工程なのでその仕組みはわかりやすいと思うんですね。なので、女性こそシューケアに取り組んでみてほしいなと思います。
―最後に、今シーズンおすすめの革靴を教えてください。
おすすめはG.H.BASSです。当店でも人気の商品で、履き心地はもちろんのことですが明るすぎない色味なのでお洋服合わせしやすい商品だと思います。
村上さん、ありがとうございました!
<会社プロフィール>
GMT SHOP SITE | 靴のセレクトショップ (gmt-tokyo.com)
玉川店Instagramアカウント : @acs_tamagawa
村上さんInstagram アカウント:@ mrsh11418