靴の修理
パンプスを長く履くために、やっておきたいこと。
暖かい日が多くなり、パンプスを履くシーズンがついにやってきたなと感じています。
パンプス用の浅めの靴下を履いて、「肌見せ」で履いたり、靴下と合わせて個性を活かした履き方をしたり。
キレイめからカジュアルまで、幅広く活躍するパンプスは長宝される存在なのではないでしょうか。
そんなパンプスを長く履くために、ぜひしていただきたいことがあります。
ハーフラバーソールを装着する
レディースの靴はソール(靴底)が薄めに作られているものが多いです。
薄い分、ソールの減りも早いため、靴のダメージの進みも早いです・・・
パンプスをキレイに長持ちさせるために、ハーフラバーソールを装着することをおすすめします。
ハーフソールラバーとは、ソールの前半部分にラバーを貼る修理のことです。
ソールの上からラバーを貼るため、ソールが減りにくくなります。さらに、貼ったラバーソールがすり減ってきたら張り替えることも可能です。
ハーフラバーソールは滑り止めとしての役割も果たしてくれるため、
「雨の日はツルツル滑る・・・」
とお困りの方の悩みも解決することができてしまいます。
履き下ろす前にハーフラバーソールを貼ることをおすすめしていますが、履いた後でも修理は可能です。
大切な靴を長く履くために、ハーフラバーソールを貼っておきましょう!
修理はシューケアマイスター工房にて承っています。
マルジェラ、タビシューズの修理 普段なかなか見ることのできない、タビシューズの修理工程をお見せします。
メゾンマルジェラのタビシューズ。
最近、街中で履いている方をよく見かけます。
タビシューズの特徴は、名前の通り、「足袋」のようなつま先のデザインです。
こういう特殊な形にもハーフラバーソールが貼れるのか・・・質問をいただくことがあります。
答えは「はい。できます。」
今や定番化した修理なので、焦ることはありませんが、このタビシューズが発売された当初、靴修理の職人は頭を悩ませました。
「さてどのように修理をしよう?」
私もその一人でした。
修理ってどうやってるの?
修理を依頼した後、大切な靴がどのように修理されているか気になったことはございませんか?
今回は実際の修理工程をご覧いただこう思います。
①ハーフラバーを貼る接着面を機械を使って少しだけ削り、表面を荒らしていきます。
②表面が荒れたソール(底面)とハーフラバーに接着剤を塗って乾かし、貼り付けます。
③張り付けた後、コバ(側面)を削って均していきます。
④ならした後は黒いインクも削れ、側面の地の色が出てきます。
⑤黒のインクを塗り直して、ワックス掛けをすれば完成です。
ハーフラバーソールは少し履いてからでも貼ることはできますが、すり減ってしまった所を革で継ぎ足す作業が必要とされます。
その継ぎ足しの跡が気になる方は履き下ろす前のタイミングがおススメです。
大切な靴を長く、キレイに履くために。
ぜひ履き下ろす前にハーフラバーを貼っておきましょう!
靴の修理、FANS.で承ります。
今回ご紹介した、マルジェラ タビシューズはもちろん、あらゆる靴の修理・靴磨きをFANS.にて承っております。
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