修理
実はスニーカーも修理ができるんです!スニーカーの宿命ともいえる加水分解を修理
スニーカー修理で多いのが、ソールの剥がれです。
ソールの剥がれの多くの原因は加水分解によるものです。
加水分解とは化学反応のことで、ソールが水分と反応し、分解成分が得られる反応のことを指します。
簡単に言えば“劣化”です。
こちらの靴はウェッジ部分(白いENCAP部分)の加水分解が発生しており、ソールが剥がれてしまっています。
このような場合は部分的な交換を行います。
できる限りオリジナルに近い形状で、新たにウェッジソールを白いスポンジで作成し、整えていきます。
愛用しているスニーカーが壊れたからといって、捨ててしまうのは、もったいない・・・
諦めて捨てる前にぜひ一度ご相談ください。
シューケアのプロであるシューケアマイスターが駐在する店舗にて、問い合わせいただけます!
修理のタイミングについて。靴の構造が分かれば修理のタイミングも分かる。
使い捨てなんてもったいない。
靴は修理できます。
修理をすれば靴の寿命が格段に上がります。
「でも、修理ってどうやるの?」
「修理のタイミングが分からない」
今回はそんな疑問にお答えします。
左側が斜めに削れています。
大抵の人がカカトの外側から地面に着地するので外側から削れていきます。
少し見えにくいかもしれませんが、よく見ると層になってヒールが形成されています。
(靴によっては層になっていないタイプの物もあります。)
この1層目だけを交換するのが修理のタイミングとしてはオススメです。
2層目、3層目まで深く削れてしまっても修理はできますが、継ぎ足しの跡が出たり費用が高くなってしまったりします。
1層目の古いパーツを取り外して新しいパーツを取り付け、ヒール部分を整えるために削っていきます。
ヒール全体にインクを入れワックスでツヤを出したら完成です。
靴の構造が分かれば修理のタイミングも分かってくると思います。
パンプスやピンヒール等も同じです。よく見ると層になっていたりします。
なかなかカカトの形状なんて気にされないかもしれませんが、少し興味を持って見てみると面白いかもしれませんよ。
R&Dではシューケアだけではなく、修理も承っています。
ぜひお気軽にお問い合わせください!
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