COLUMN
靴紐の基本的な結び方～実は靴にとって紐は大切なパーツです～
靴紐は靴にとって見た目でも機能としても実はとても大切なパーツです。
購入した状態のままの状態で履き続ける・・・なんてこと当たり前ですよね。
ですが、紐も定期的に変えてあげるとこれまでの印象からガラッと変わるのは、変えたときにわかるものです。そこで、今回は靴紐を変えたときの結び方についてご紹介いたします。
一度紐をほどいてしまうと、買ったときのきれいな状態の結び方に戻すのはなかなか面倒に感じてしまいます。基本的な結び方を覚えておくと、靴紐を変えるときにも便利です。
【パラレル】
ドレスシューズの最も一般的な結び方で、水平ラインがスッキリとした見た目が特徴です。
別の名は“ストレート”
左右統一に圧力がかかるため、緩みにくく、締まりもよいです。
＊フォーマルなシューズには金属セルが高級感を漂わせる「紗乃織靴紐」がおススメ
①1段目の穴に上から通し、紐の長さを左右揃えます。
②2段目の穴に、上から下に通します。
③左右の紐のクロスする順番に気をつけながら②と同じ要領で上まで通します。
④クロスする順番を揃えて通すと、見た目がきれいになります。
⑤5段目の穴だけ下から紐を通します。紐を結わいて完成です。
【オーバーラップ】
緩みにくく、締りがよいので、スニーカーやスポーツシューズによく使われる方法です。
甲の低い人にもおすすめです。
＊定番のスニーカーにはアンナティーク風になる「スニーカー用 平ヒモ 生成り」がおススメ
①1段目の穴に上から通し、紐の長さを左右揃えます。
②片方を2段目の下から上に通します。
③もう片方は一段飛ばして3段目の穴の下から通します。
④2段目の下から通した紐を水平に反対側の2段目の上から下に通します。
⑤2段目の上から通した紐を反対側の4段目の下から上に通します。
⑥②～⑤の工程を繰り返していき、4段目の上から通した紐を反対側の5段目の下から上に通します。紐を結わいて完成です。
【パラレル】と【オーバーラップ】は靴の種類やシーンによって変えてみるのがおススメです。
長年愛用している靴こそ紐で新しい表情を出してあげてください♪
